ムラサキツメクサは「アカツメクサ」とも呼ばれ、シロツメクサの赤花と考えてしまうこともあるが、単に花の色の違いだけではない。
ムラサキツメクサとシロツメクサの群落です。
ムラサキツメクサとシロツメクサの一番の違い。シロツメクサが匍匐枝(ランナー)を出して横に広がっていくのに対して、ムラサキツメクサは横に這わず、茎立ちする。
シロツメクサは横に這う茎から長い柄のある葉と花序を立ち上げるが、ムラサキツメクサの場合は立ち上げた茎に柄の短い葉と花序をつける。
シロツメクサが踏みつけが強い場所に多く、ムラサキツメクサは左程強くないところに生育するというのはそのためである。
ムラサキツメクサの花序です。
蝶形花から球状の花序を作る点はシロツメクサと一緒だが、ムラサキツメクサの花序の直ぐ下に葉(3出複葉)をつける。シロツメクサの場合は地表を這う茎から長い柄のついた花序をだすから、これを首飾りに編むことが出来るが、ムラサキツメクサでは出来ない。
シロツメクサの葉とムラサキツメクサの葉です。
同じ3出複葉ですが、小葉の形が少し違う。シロツメクサの方が丸っこく一般に小型、ムラサキツメクサは長楕円で全体的に大型である。
シロツメクサは茎が横に這って、先端の成長点が踏まれて傷つき「四つ葉のクローバー」が生じるが、茎を立ち上げるムラサキツメクサの場合、「四つ葉」は普通出来ない。
ムラサキツメクサとシロツメクサの群落です。
ムラサキツメクサとシロツメクサの一番の違い。シロツメクサが匍匐枝(ランナー)を出して横に広がっていくのに対して、ムラサキツメクサは横に這わず、茎立ちする。
シロツメクサは横に這う茎から長い柄のある葉と花序を立ち上げるが、ムラサキツメクサの場合は立ち上げた茎に柄の短い葉と花序をつける。
シロツメクサが踏みつけが強い場所に多く、ムラサキツメクサは左程強くないところに生育するというのはそのためである。
ムラサキツメクサの花序です。
蝶形花から球状の花序を作る点はシロツメクサと一緒だが、ムラサキツメクサの花序の直ぐ下に葉(3出複葉)をつける。シロツメクサの場合は地表を這う茎から長い柄のついた花序をだすから、これを首飾りに編むことが出来るが、ムラサキツメクサでは出来ない。
シロツメクサの葉とムラサキツメクサの葉です。
同じ3出複葉ですが、小葉の形が少し違う。シロツメクサの方が丸っこく一般に小型、ムラサキツメクサは長楕円で全体的に大型である。
シロツメクサは茎が横に這って、先端の成長点が踏まれて傷つき「四つ葉のクローバー」が生じるが、茎を立ち上げるムラサキツメクサの場合、「四つ葉」は普通出来ない。