ギンドロの樹形。ヤナギ科ヤマナラシ属。
ヤマナラシ属はポプラの仲間だが、ギンドロの樹形は枝を拡げてドロノキに近い。
「銀ドロ」の名もそこからだという。
ギンドロの冬芽。
ギンドロの冬芽は長卵形で、形的にはドロノキとヤマナラシの中間といえる。
ギンドロの一番の特色は、銀白色の毛が冬芽にも1年生枝にも密生しているところ。
ギンドロの樹皮。
全体的に平滑な印象で菱形の皮目もあって、ドロノキやヤマナラシによく似る。
樹皮はどんな樹でも、幼木~成木~老木と印象を変えるものだが、ギンドロは上部(平滑型)と下部(縦裂け型で黒っぽい)とで大きな違いがある。