井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

樹木ウォッチング冬から夏へ417ギンドロ1

2018年02月04日 | 日記


ギンドロの樹形。ヤナギ科ヤマナラシ属。
ヤマナラシ属はポプラの仲間だが、ギンドロの樹形は枝を拡げてドロノキに近い。
「銀ドロ」の名もそこからだという。



ギンドロの冬芽。
ギンドロの冬芽は長卵形で、形的にはドロノキとヤマナラシの中間といえる。
ギンドロの一番の特色は、銀白色の毛が冬芽にも1年生枝にも密生しているところ。



ギンドロの樹皮。
全体的に平滑な印象で菱形の皮目もあって、ドロノキやヤマナラシによく似る。
樹皮はどんな樹でも、幼木~成木~老木と印象を変えるものだが、ギンドロは上部(平滑型)と下部(縦裂け型で黒っぽい)とで大きな違いがある。
コメント
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