浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

民間企業って、すごい!!

2013-10-29 22:41:12 | メディア
 『読売新聞』の記事。

 儲けのためなら、消費者をだますことなんか、朝飯前だ。民間企業に任せれば、効率的な経営をしてくれるからっていうことで、自治体がおこなってきた事業を民間企業にやらせているが、民間企業って本当に信用できるの?

3811円ステーキ膳に牛脂注入肉…JR系の店
2013年10月29日(火)20:35

 JR四国の子会社「徳島ターミナルビル」は29日、運営する「ホテルクレメント徳島」(徳島市)の和食レストランで昨年11月から提供していた「和風ステーキ膳」(3811円)に牛脂を注入した肉を使っていたと発表した。

 同ホテルは、虚偽表示が問題化した阪急阪神ホテルズ(大阪市)のチェーンホテルでもあり、今月23日に自主調査を行ったところ問題が発覚。同日までに1229食を提供しており、返金する。

 28日に消費者庁へ問い合わせると、景品表示法に抵触する恐れがあると指摘されたという。
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秘密保護法に関して

2013-10-29 22:37:39 | メディア
 秘密保護法が、おそらく制定されてしまう。それにつき、森達也氏が鋭い指摘をしている。メディアと国民の現状を撃ちながら、しかしある種の絶望を語る。

http://diamond.jp/articles/-/43483
 
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だって、日本は自分から言ってくれるもの

2013-10-29 21:23:27 | 読書
 スパイ国家アメリカがメルケル独首相らの電話を盗聴していたことがわかった、ヨーロッパは大騒ぎだ。しかしなぜか日本は落ち着いたもの。

 そしたら次の記事。

日本、米傍受対象に含まれず 独誌が拠点80都市名
2013年10月29日 20時38分

 【ベルリン共同】ドイツ週刊誌シュピーゲル(電子版)は29日までに、米情報機関が大使館などの在外公館から通信や通話を傍受している80以上の都市名を報道、その中に日本の都市は含まれていなかった。事実なら、日本が米国の重点的な監視対象から外れている可能性がある。

 シュピーゲルは、メルケル首相に対する盗聴疑惑を取り上げたニュース動画をホームページに掲載。この中で「スペシャル・コレクション・サービス」と呼ばれる組織が、各国にある米大使館などでの通信傍受を担っていると指摘し、拠点都市の一覧を報じた。


 日本は盗聴する必要なんてまったくない。だって、官僚が自分から話しに来てくれるから。もと首相の鳩山由紀夫が関係した普天間基地の移転問題で、辺野古移転に執着する官僚たちが鳩山の考えを潰すために、米大使などに話した内容が明らかになったのは、そんなに昔のことではない。

 日本政府は、アメリカ政府の、アメリカ政府による、アメリカ政府ための政府なのだから、盗聴なんて必要ないんだ!!

 
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2013-10-29 16:22:27 | 日記
 昨日畑を耕していたら、蛙が飛び出てきた。蛙はもう冬眠を始めていたようだ。たしかに、日中を除き、朝夕寒さを感じるようになってきた。

 蛙といえば、我が家の入口には、蛙の置物がある。全部で6匹である。「6かえる」=「迎える」という意味で、置いてある。当初は、何の意図もなく蛙を置いていたのだが、誰かから置くなら6匹にせよといわれたのでそうしている。

 先日近所の子どもたちがボール遊びをしていてその一つを割ってしまった。弁償をという申し入れを断り、「迎える」ということで6匹にしている関係から、何としてでももう1匹探さなければならないと思い、通販でポルトガル製の蛙を購入した。蛙はどこの国のものでも、蛙である。

 さて蛙というと、もう亡くなられた林竹二という学者がいた。林さんは教育学者でもあり、大学の教員でありながら、小中高で、「人間とは何か」という授業をされ、その記録が出版されていた。

 その授業内容はとても深く、人間の本質について考えさせるすばらしいテキストであった。その最初のところに、「蛙の子は蛙」ということばがあるが、「人間の子は人間」といえるかどうか、という問いがあった。「蛙の子」であるオタマジャクシは、放っておいても必ず生きていれば蛙になるが、しかし人間は人間のかたちこそ維持されはするが、放っておかれては人間にはなれない。人間は、愛情を持った人間たちの環境がなければ人間にはならない、人間はみずからそうした環境から学びながら成長していくのだ、という内容だったと思う。

 身近な題材から、深い深い哲学的なテーマに発展させていく林さんの授業には、ほんとうに感服した。

 今、そうした授業が行われているのだろうか。そうした授業をつくるためには、厖大な資料の準備と、深い深い思考がなければならない。

 明日、ボクの歴史講座がある。そうした内容を話すことができるだろうか。明日のテーマは、遠州報国隊である。そのために、たくさんの時間を投入した。結果は明日出る。

 ああそれにしても、他の本が読みたい!!
 
 
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