ルームメイトが帰ると、絨毯に赤い染がついていた。ふと見上げると…
同じくルームメイトのティサ・ゴードンが天井にくくりつけられ、殺されていた。
キャッスルの娘・アレクシスは家には戻って来るものの洗濯をしたり、アイスを食べたり、オレンジシューすを飲んだり…いわゆるお腹を満たし用事を片づけに帰ってきている。
キャッスルが戻ると、勉強があるからと、友だちのところへさっさと出かけてしまう。
そこへケイトから、殺人事件が起きたと電話だ。
何故天井に縛り付けたのか?
下ろして見ると、額には何やら模様が書きこまれている。カミソリで刻まれた模様だ。
室内には指紋はない。そしてドアにもない。マンションには監視カメラもない。
ケイトは顔見知りの可能性があると言った。
テッサは不動産会社に勤めていた。カーツマン会社だ。
ルームメイトはテッサのことを人見知りするタイプで、あまり人づきあいがいいとは言えない。恨まれる要素はないという。
しかし、最近恋人ができたようで、食事に誘われたり、宝石を買ってもらったりしていたらしい。
リッチで格好いい人だったようだ。…既婚者ではないか。テッサはそれ以上は言わないことから、ルームメイトはそう感じていた。
FBIが額の模様に着いて調べていた。
キャッスルは犯人は楽しんでいるという。
テッサのスカーフで首を絞め、抵抗のあともない。クロロホルムで眠らせ犯行は行われていた。
犯人はテッサとの連絡にプリペイドカードを使っていた。
キャッスルはお得意の推理で古代の儀式殺人じゃないかと言いだすし。
しかし、メールはしょっちゅうやりとりしていたようだ。
しかし、何故かドアからキャッスルの指紋が出たというのだ。
そんなはずない、何かの間違いだというケイトに、ラニは艦識が調べたのは、あなたたちが来る前だ。
ケイトはうっかり手袋をしないで触ったのよとかばう。
キャッスルも心覚えがないから。そうかもしれないという。
次からは気を付けてということで、一件落着に思われたが…。
エスポジートからは知り合いだったのかと聞かれる。行ったことがあるのか、と。
キャッスルは双子の兄貴がいたのかなとジョークを飛ばすが、双子でも指紋は違うと否定される。
ライアンはテッサがもらったと言っていた宝石が消えている。そして、事件のあった日の金曜日の19:45に誰かが訪ねていると聞きこんできた。
外見の特徴からロイド・カーツマンの名が挙がる。
カーツマンはテッサとは他の写真と同様に金曜日の朝、会議で会っただけだという。
夜に訪ねているかという質問にはいないと答えた。
じゃ、どこにいた?と尋ねると、弁護士を呼びたいと言いだした。
妻は残業で家にはいなかったという。
ケイトは納得がいない。カーツマンは徐々にうろたえ始めた。
ケイトが納得がいかないというのは、犯人は綿密に準備をしていた行きづりで殺したようなものじゃない。
そんなとき、ソファの隙間からイヤリングが出た。これがテッサに贈られたものだろう。
ライアンはジェニー(妻)に指輪を買ったことから詳しい。ユリカ・コートニーの高級もののようだ。
代金は自己当て小切手で支払われていた。
宝石屋に行くと、テッサと男が買い物をしている姿が監視カメラにあった。
その男は…キャッスルだった。
ケイトは違うというが、喋らないことには何も判らないという。
ライアンはハンプトンズでのいきさつでキャッスルとケイトが付き合っていることを知っている。エスポジートにそれを話し、この犯人がキャッスルでないことを願った。
ケイトも2人に知られたことを知り、覚悟を決めた。
キャッスルは1万780千ドル近くを下ろしている。
NY市警が揃って訪ねてきたことを最初は「あれ、今日パーティーだっけ?」と行ってみるが、家が家宅捜査に遭う。
ケイトは説明してというが、キャッスルは自分じゃないとしか言えない。
しかし1つのバックが見つかる。中にはワイヤー、金具、テッサの血のついた衣類があった。
キャッスルが逮捕された。
ケイトはキャッスルじゃないという、ベイツ警部ですら、嫌っていてもそこまでするとは思えないという。
本当はあの日、ケイトと会うことになっていたらしいが、原稿を書くからと断られた。
母もいない。PCには完全犯罪の仕方という消されたものが復活できた俺じゃないとキャッスルはいうがキャッスルなら、警察内部の動きも判る。
あの日は母のマーサもおらず、キャッスル1人だった。
全てがキャッスルを犯人と差していた。
ベイツ警部が取り調べをした。
カーツマンはあの日、テッサからメールをもらい、夜に家を訪ねていたが、出していないと言われ、追い返されていた。
そのあと、女を買った、だから本当のことがいえなかったとライアンとエスポジートが調べてきた。
もしテッサと付き合っていたなら、ケイトと付き合い始めて数週間後のことになる。
テッサには恋人がいるから秘密にしてくれと言われたらしい。
家族が心配して駆けつけてくるが、ケイトは説明ができない。
鍵を持っていた人物はいないかと言うが、お手伝いさんのアリシアは15年は通っている。セキュリティーがあるから、鍵だけでは入れないと警報機が鳴るとアレクシスはいう。
それ以外に配達人などこそこそ調べ回っていた人に覚えがないかと聞かれても家族はないとしか、言いようがない。
キャッスルは拘留された。
復元したPCのデーターからは2人がキャッスルのサイン会で知り合い、そのあと、お茶にキャッスルが誘ったのが始まりだったとあった。
キャッスルが別れてほしいと言ったら、テッサが怒ったのが原因らしい。
ケイトは涙が止まらなかった。
キャッスルの怯えた顔…人を殺したりしないと…
キャッスルの所へケイトが行くと信じてほしいという。誰かの策略だという。
ケイトもそれは疑っていなかった。
しかし、それが誰なのか…
キャッスルが1人になった頃、その男は現れた。
ジェリー・タイソン
3XKだ。最悪の殺人鬼だ。殺すことを楽しんでいる。本人にすれば、殺すまでの準備を楽しんでいる。
キャッスルは助けてくれと叫ぶが、3XKが簡単に人に見つかるような侵入のしないことは判っていた。
監視カメラの死角も狙い、キャッスルの所へ来たのだ。明日キャッスルがいくら彼のことを主張してもいたことを確認できないだろう。
3XKの好みは金髪だ。今回はキャッスルを陥れようと作戦を練ったのだ。
刑務所まで入って、やっとまた殺人ができると思ったのに、キャッスルに潰された。その復讐だ。
3XKは小説の中で人を殺して来た、だから、一線を越えたと思うだろうという。
ケイトはキャッスルを救えなかったことで苦しむ。
死ねるキャッスルは幸せだという。
翌日3XKが来たとケイトに言うと、初めて納得が言ったという。
キャッスルはこのままでは殺される、どうしたら良いんだ?というが、ケイトも判らない。
2人は手を握った。
検事局はキャッスルの移送するという。ゲイツはなんとかそれを引きのばそうとするが、路頭に迷う。
保護拘置になるから大丈夫だというが、ケイトはそんなもの3XKには何の役にも立たないという。
しかし、それを止めるだけの証拠もない。
そこへ、ついに検事局の人間がキャッスルを迎えに来る。
キャッスルはその人間に連れて行かれる。
キャッスルはケイトに君と初めて会ったのは公共図書館だったなという。またあそこで会いたいという。
去っていくキャッスル…。
そこへ検事局の人間が迎えに来た。
じゃ…今のは…慌てるケイトは思うことがあって、飛びだす。