五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2019・5・20

2019-05-21 10:10:05 | 日記
一日の内、幸せな時間は朝起きて、シャワーを浴びた後、朝刊を読みながら母が風呂から出て来るのを待って、出てきたら老老ブレックファーストの準備をして、陽光が差し込むベランダを見ながら母といただく、三時間ほどの時間だ。因みに今日のメニューは……駄目だ。忘れた。この日記を書き終わるまでに思い出すことが出来たらいいんだけど、今俺の頭の中は次回公演「待ってる。」のことで一杯で、食事のことがすっかりなおざりになっている。同情人物たちが勝手に行動したり、余計なことを喋ったりして、頭の中が苛立ちっ放しなのだ。こんな時は歩くしかないと、今日もまた北里通りから三光坂を通って目黒通りに抜け、プラチナ通りを下って恵比寿三丁目に戻ると、今度は広尾病院を抜けて聖心女子大へ、更に広尾商店街からフランス大使館に抜けて明治通りへ。その間中ずっと頭の中は登場人物が右往左往するだけで、俺に微笑み掛けてくれない。さすがに疲れる。今日もまた天現寺橋傍の亀カフェで女主人をいれてくれた珈琲を飲みながら亀見物。70を過ぎた髭面の男が亀を見ながら珈琲を飲む光景は気持ち悪くて店にとってはいい迷惑だろうけど、殆どあの亀は自分の亀と思う程に仮想ペット化している。老老ディナーは昨日買ったのに食べ損ねたマクロと鯛のお刺身。茗荷とカイワレと紫蘇とネギを一杯散りばめると豪華で満足。他に安売りしていた椎茸をバター焼きしてレモンを垂らして食べる。食後「鶴瓶の家族に乾杯・近藤春菜篇」を見ている内に、テレビが作り物だと分かっているのに、二人が出会う地方都市(今日は岡山県井原市)の人々との触れ合いに涙したりしている。私には蔵書趣味がないので読んだ本が殆ど残ってないのだけど、残存していた僅かな本の中に「昭和史七つの謎」(保阪正康著)があって、何気なく取り出して読んでいる内に、日本の領土をめぐるポツダム宣言以後のソビエト(現ロシア)の動きを検証した『「東日本社会主義人民共和国」は、誕生したか?』を再読し始める。今、某国会議員が北方領土は戦争するしか戻ってこないのではないかと発言して問題になっているけど、日露戦争で日本領になった南樺太をロシアが取り返したのも戦争だったことを考えると、一概に馬鹿な代議士だと言えないんじゃないかなんて、自分の登場人物が余計なことばかり云っているもんだから作者も余計なことばかり考えてしまう。で、問題は老老ブレックファーストのメニューだけど、やっぱり思い出せない★テアトロジャージャン第16回公演「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章)/出演・桑原なお、荒木真樹彦、岸本敏伸、茂木英治/日時・7/10(水)~7/15(月祭)開演時間は10日11日は19時のみ。12日13日は14時&19時、14日15時は14時のみ。/料金3000円/お問い合わせは090ー9964ー2231まで
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