五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2014・10・30

2014-10-31 02:12:31 | 日記
本当は葬式に出るつもりでいたのだけど、予約がキャンセルになったので、桐ヶ谷斎場でいとなまれていた故吉野洋さんの通夜に出向く。一緒に何か特別な仕事をした訳ではない。20代の新人脚本家の時代に吉野さんが演出していた「熱中時代」など幾つかのドラマシリーズの中の何本の脚本を書かせて貰っただけだ。それも締め切りを大幅に遅れたり、書かないで逃げたり、迷惑ばかりかけていた。それなのに彼は優しかった。決して怒鳴ったり、いやな顔をしたりしなかった。一緒に仕事をしてない時に他の仕事で日本テレビに行ったりすると、必ず笑顔で迎えてくれて、お茶を奢ってくれたりした。一緒に「オーケストラリハーサル」という映画を見に行ったこともある。勿論酒も飲みに行った。当時彼と私は同じショートピースを吸っていたから親近感を持ってくれたのだろうか?もう煙草を吸わなくなって三年以上経つけど、今日は吉野さんを偲んでショートピースをたまらなく吸ってみたくなって、斎場から出てコンビニに入ると、ショートピースを買って、路上喫煙をしてみたけど、哀しいことにもう私の体は煙草を受け付けなくなっていた。ごめん、吉野さん。本当に心からご冥福をお祈りします。
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2014・10・29

2014-10-30 10:48:13 | 日記
先日亡くなった元日本テレビの演出家吉野洋さんの葬儀についての知らせがメールで届く。葬式には勿論参列するつもりだが、供花もしたくて、指定されている店に電話しようとするが、ガラ携の画面に小さく書かれてある電話番号が視力が弱っていて読み取れない。[7]と[9]、「1」と「7」の区別がつかない。仕方なく順列組み合わせで電話してみる。幸い二度目で的中。親しい人の死を悼む筈なのにホッとしてしまう。年取るのが悲しい。12時に恵比寿のタイ料理店へ。女優の水沢有美さんと制作のCさんに会って、ランチしながら来年の4月に公演する予定の芝居「closed」(仮題)について打ち合わせ。11月中に台本を書くことを約束。少し早いけど誕生日も祝って貰う。色々な意味で幸せな67歳未満。話は尽きず、近所のケーキ屋に移動。話題は「closed」から「女子トーク」へ。4時過ぎ二人と別れて店へ。お腹は一杯だったが、はらわたを使ったイカのにんにくオリーブ炒め、近所の豆腐屋で買った絹ごしの冷や奴、市販のひじきの煮つけ、漬け物、きのこの味噌汁を用意して、6時に老老ディナー。お客さんの予約はなし。11時過ぎまで「closed」の構成を考えて過ごす。45分歩いて帰宅。スーパーで買った半値(290円)のにぎり寿司を食べながら毎週録画してあったドラマ「××」を見る。このシリーズ、どうしてここまでひどくなってしまったんだろ?プロデューサーが変わったからか?脚本家に問題があるのか?毎週予約を取り消す。
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2014・10・28

2014-10-29 08:42:57 | 日記
今日は朝から胃袋が刺激を求めていたもんだから、豆板醤がたっぷり効いたチリメンジャコとニラの炒飯、マスタードを塗りたくった極太ソーセージと小松菜のオイスターソース和え、チリペッパーを加えたミネストローネを食卓に並べる。結果的に満足するけど、この刺激渇望の意味する処はよく分からない。後数日で11月だ。月が変わったら、あること(まだ秘密)を始めようとしているのだけど、資金的目処が立たないので計画を中断いたら、今日S公庫から先日申し込んでいた500万の融資の内、300万だったらOKとの回答があって、だとしたらいよいよGOという覚悟を決める。3時半に駅前の整形外科へ。これまでは痛風なんて発作が出た時に何とかすればいいさといい加減な気持ちだったもんだから、尿酸値を下げる薬がなくなっても通院をさぼっていたのに、どうした風の吹き回しか、昨日で薬がなくなって今日出向くという優等生ぶり。先日の血液検査と尿検査の結果も尿酸が11から9・9に下がり、蛋白その他の数値も良好とのこと。とりあえず67歳を前にして私の身体的問題は痛風のみということになる。5時に店へ。今日の老老ディナーはぶり大根を作るつもりだったのだけど、昨日ぶりの切り身をお客さんのKさんに出してしまって、二人分にしては少し足りない気がしたので、急遽残っていたゆで卵、糸こんにゃく、イカのげそを加えてオデン風にする。付け合わせは昨日の残りのしめサバと頂き物の秋田漬をあわせたもの、それに市販のコロッケ。母は私が作ったものよりコロッケを久しぶりだと言って美味しそうに食べる。お客さんは法律事務所勤務のNさんのみ。11時過ぎに閉店して歩いて帰宅。Nさんから今日も土産に貰った稲荷寿司を食べつつリアルタイムで「深夜食堂」(脚本・小嶋健作)を見る。ドラマにでて来る豚バラトマト焼きがひどく美味しそうだった。
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2014・10・27

2014-10-28 12:23:14 | 日記
エボラ熱患者が国内でも発生か?とマスコミが騒ぐ裏で、私が今日ひどく興味を惹かれてしまったニュースは、京浜東北線の車内で女子高生に痴漢したと廻りの乗客に取り押さえられた中年のサラリーマンが、王子駅で乗客の手を振りほどいてホーム反対側の線路に飛び下りて、そのまま逃げ去ったという事件だ。このことで朝の通勤時間帯に6万人の足に影響が出たという。このニュースを聞いて一番先に思ったのは、この中年男が咄嗟に線路に飛び下りて電車に轢かれて死んだらどうなったかということだった。この男に家族がいたとしたら、遺族はこのニュースを知ってパニックに陥るだろう。痴漢して死んだ男の遺体なんか引き取らないかも知れない。もしも結婚間近の娘がいたとしたら当然結婚は取りやめになっただろうし、折角決まった息子の就職も内定が取り消されるかも知れない。それなのに自殺扱いになったら、損害賠償金を含めて家族に大きな負担が課せられる。それに痴漢された女子高生だって大きなトラウマを抱えてしまうに違いない。つまり,一人の男が満員電車の中で女子高生のスカートに手が伸ばしたことで、大勢の人の人生が狂うのだけど、私が興味を惹かれてしまったのは、そういう顛末記ではなくて、人間の死は全て厳粛な筈だけど、この中年男の死は当然厳粛でもなく滑稽でもなく無残でもなく悲惨でもなく、形容することが不可能だということ。そんな死がある。そして私がこれほどまでにこの事件に拘るのは?それはひょっとして自分の死がそんな形になるのではないかと内心恐れているからか、と書いて、その男は線路の果てに逃げてしまって、その夜だって家族団欒をやっているかも知れないと思いなおす。でも、私の妄想の中で検視を終えた引き取り手のないその遺体は、今頃荼毘にふされている。、
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2014・10・26

2014-10-27 12:13:37 | 日記
午後、来年芝居をやる予定になっているYさんに誘われて、彼女の知り合いが出演する××座公演「▲▲ 」をに見にいく。出演していた一人の老優が台詞を棒読みにするので、それが演出家の狙いなのかと興味を持ったけど、しばらくしてどうも本当の棒読みらしいと気づいた時に、それが俳優としての訓練不足だとしたらどうしてそんな俳優を舞台に上げたのか疑問をもつ。?そうじゃなくて、俳優が棒読みすることでキャラクター作りを勝手にやっているのだとしたら、とんでもない間違いだし、それを演出家はどうして注意しないのか?更なる疑問を抱く。よくわからない。5時に店へ。母との老老ディナーは、昨日買っておいた安売りしていたステーキ、じゃがいもとキャベツのマヨネーズサラダ、入り豆腐ごはん、きのこのバター炒めの味噌汁。食後、お客さんの電話を待ちつつ「closed」のプランを練る。10時半、お客さんからの電話がないので、店を閉めて部屋に帰る。録画しておいた「ごめんね青春」(脚本・宮藤官九郎)、を見る。「株価暴落」(脚本・吉本昌弘)も見る。二本ともそれなりに面白いが来週からの毎週予約は解除する。その後、ノンフィクションW「前田敦子 もっとも危険な芸術 蜷川幸雄への挑戦」を見る。数年前「情熱大陸」で彼女の特集を見て凄い女の子がいると思っていたけど、それはその後映画「苦役列車」での熱演で実証されたし、今度の蜷川幸雄の舞台で更に飛躍しそうな雰囲気は、このドキュメンタリーを見るとよく分かる。因みにこの後WOWOWでその舞台「太陽2068」を録画したものを放送していたけと、舞台はテレビで見るものではないので、録画はしてない。台詞を棒読みする老人俳優と必死に戯曲の台詞の意味を考えるアイドル出身の新人女優。今日は対照的な二人を見かけた。、
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2014・10・25

2014-10-26 09:54:43 | 日記
しめじとまいたけ、椎茸をいれた炊き込みご飯を作る。たらこ、佃煮、漬け物、わかめの味噌汁と一緒に賞味。美味。2時に元スタッフで女優のTと六本木で待ち合わせてお茶。近況報告を受けて来年への決意を聞く。5時に店へ。母との老老ディナーは朝に続いて炊き込みご飯に鶏レバーのオイスターソース炒めに浅蜊の味噌汁。今日は予約もなかったので8時に店を出て、品川プリンスシネマで「まほろ駅前狂想曲」(大森立嗣、黒住光脚本)を見る。映画館で会ったSさんとホテルのラウンジでバーボン飲みながら映画談義。彼女は「普通に」見ることが出来たとのこと。それはそれでよしか?12時過ぎ歩いて帰宅。録画しておいた「ぐーぐーだって猫である第二話」(脚本・高田亮)を見る。酒に酔っているのに更に映像に酔う。何で宮沢りえはこんなに魅力的になってしまったんだろう?
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2014・10・24

2014-10-25 10:31:31 | 日記
寒くなったからかお酒も飲まず薬も飲んでいないのによく眠れる。今日なんか冬用の厚手の毛布を抱いて六時間ノンストップで眠っていた。風呂も心地いい。この処のトイレから風呂に続く愛読書は「しっかり学ぶポルトガル語」(カレイラ松崎順子)。これで何十回目の再読?だろう。今日は所有形容詞と代名詞の使い方。風呂や歩きながら読んだりするもんだからもう表紙がボロボロなのに、ポルトガル語は全く進歩しない。多分このままポルトガル人と会って喋ったら自己嫌悪になるに違いない。朝食はネバネバ(納豆とろろオクラ)丼、たらこ、ひじきの煮つけ、漬け物、きゃべつの味噌汁。録画しておいた「NODAMAP『MIWA』」(作演出・野田秀樹)を見る。今日もまた宮沢りえだけど、例え野田秀樹でも宮沢りえでもやっぱりテレビ画面で芝居を見てはいけない。舞台のダイジェスト版を見ているみたいだ。ついでにいうと飛行機の中で新作映画を見てはいけない。見た気になるが、あれは映画を見ている内には入らない。だからと言ってもう一度映画館で見ることはなく、結局その映画は見たのか見なかったのか、ちゃんとした評価が出来ないままで終わってしまう。私にとってクリントイーストウッドの「グラントリノ」はそんな映画。朝は寒かったけど、午後は暖か。五反田と大崎と品川のちょうど真ん中の自宅から広尾商店街にある美容室Pまで一時間かけて歩く。途中にある天麩羅屋で漸く念願の?天カスを手に入れてご満悦。Pでは、三つある椅子の内、真ん中に私が座って、両脇の椅子には一人はセーラー服、一人はブレザー服姿の双子の女子高生が坐るという一生に一度しかないだろうシュチエーションを体験する。ただ残念なことに眼鏡を取っていると、視力が殆どなくなってしまって、きっと可愛くて魅力的な筈の彼女たちの顔を見ることが出来なかったのは悔やんでも悔やみきれない。老老ディナーは朝のひじきの煮つけの残りで作った稲荷寿司、ふかしたじゃがいもとソーセージの盛り合わせにサラダ。六時過ぎ、図書館に勤めるM女が来店。映画「リスボンに誘われて」と原作の「リスボンへの夜行列車」について話そうというふれこみだったが、私と彼女の会話はいつもそこから発展してとんでもない処に着地している。今日降り立った処は、80代と70代の男女の愛と性について。そんな関係は異次元みたいに遠くにあるものだとばかり思っていたけと、30代半ばの彼女はともかくもうすぐ67歳の私にはすぐそこにある世界だ。プロデューサーのSさんから電話で元日本テレビの演出家の吉野洋さんが今朝亡くなったとの訃報。テレビ局の社員として最近では珍しく管理職になることを拒否して最後の最後まで一演出家であり続けた、穏やかで、本当にいい人だった。ご冥福をお祈りします。
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2014・10・23

2014-10-24 12:16:56 | 日記
母に頼まれていた来年の手帳を買う為に五反田駅の本屋に行こうと玄関のドアを開けたら、ちょうど隣の部屋のKさんの奥さんも出て来る。どちらへ?駅の近くまで。あ、私も……といいかけて、だとすると一緒に行くことになってしまう。本当はお喋りしながら行きたかったが、隣近所の目もあるし、チャーミングな奥さんと道行は不味いと咄嗟に判断?して、行き先を五反田駅から高輪台に変えて、マンションの表で別れる意識過剰。それなのに、近所のコンビニで時間を潰して五反田駅に向かい、駅ビルの本屋で来年の手帳を選んでいたら、またまたKさんの奥さんに会ってしまう。あら?どうしたの?と聞かれて、いや、心変わり?しちゃってと意味不明な返答をする午前11時の五反田駅前。地下鉄浅草線で12時に東銀座の松竹の試写室へ。前の店のお客さんでもあった吉田大八監督の新作「紙の月」(原作・角田光代、脚本・早船歌江子)の試写を見る。「グーグーだって……」「ヨルタモリ」に続いてまた宮沢りえだ。彼女の目元の弛みがいい。池松壮亮演じる軽い感じの若者に理由もなく惹かれていく気持ちがよく分かる。でも、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「クヒオ大佐」「パーマネント野ばら」「桐島、部活やめるってよ」と続いてきたある意味過激な吉田監督の作品としては、とても穏やかな常識的な作品だ。3時に茅場町の政策金融公庫へ。ついに会社の通帳の残額が四桁になってしまったので去年6月に融資を受けたのに追加融資500万円の申し込み。正式に審議してみなくては断定できませんが、少なくとも全額は無理でしょうとのつれない応対。せめて去年中に返済した300万円だけでもと哀願して、今度は道路を挟んだT歯科クリニックへ。12%金バラ前装冠とやらをやって貰う。歯抜けが歯有りに。だからって女の人にもてるようになるとは思えない。帰りに東京法務局に寄って融資手続きのために会社の謄本を取ってから店へ。母との老老ディナーは寒かったので今年初めての湯豆腐、それに昨日作っておいたやりいかとじゃがいもの煮つけ。母、買ってきた手帳を、あなたとお揃いねと喜んでくれる。食後、お客さんを待ちながら来年のGWに公演する予定の水沢有美ひとり芝居「closed」(仮題)の構想を練る。当初の構想を思いついた時には楽勝だと思っていたが、それじゃつまらなく思えてきた。これから地獄へ突入か?お客さんからの電話はない。途中で眠気に襲われる。今日はいくつものことをしたので疲れた。
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2014・10・22

2014-10-23 09:10:59 | 日記
午前中に軽い食事(野菜の洋風雑炊、ソーセージどゆで卵とサラダ)をしてから2時に中野にある劇場「MOMO」に出向いて「男〆天魚」公演「Blue fish」(作・演出ニシオカ・ト・リール)を見る。客席が100以下の小劇場で出演者が13人。私のポリシーとして、100以下の劇場で5人以上の出演者がいる芝居は見に行かないことになっているのだけど、この芝居には五年前にやった私の二人芝居「幽霊を待っている 幽霊が待っている」に出た橋本亜紀さんが出演していたので出かけてみる気になったのだ。でも、やっぱり13人の出演者の中のワンオブゼムじゃ彼女は悲しすぎる。私の芝居に出て貰った時は、本当に上手な女優さんだと思ったけど、今回は彼女の実力が発揮されてなかった。今度は彼女が主役、若しくは5人以下の出演者の芝居を見に行くと約束して劇場を後にする。街は雨。普通だってお客さんがいないのに、こんな日は間違っても一人もお客さんがいないだろうとタカをくくって、母と老老ディナー(カキカレーにツナキャベツサラダ)を食べていたら、有名女優のTさんが遅い時間になるけど行くとの電話。しばらくして名古屋のテレビ局のプロデューサーOさんが脚本家のHさんと俳優事務所社長のAさんと来店。この二組は同じ業界だけと時間的にバッティンクしないと思って予約を受けたけど、その後で電話してきたIさんとはモロにバッティンク。特に女優のTさんはちょっと秘密ありげだったのでIさんをお断りすることになってしまった。席は余っているのに勿体ないけど、原則先約優先、一人貸切りの店だから仕方ない。
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2014・10・21

2014-10-22 01:38:07 | 日記
朝、突然思い立ったことがあってIに電話。お昼に麻布十番の蕎麦屋Sで食事しながら、その後広尾まで歩きながら、広尾のオープンカフェでエスプレッソを飲みながら「思い立った」ことを話す。それは二十代初めに作家になった時から抱えているライフワークというべき作品をここでなんとしても仕上げたいという欲求。その為の協力を編集者であるIに頼む。それは恐らく後二週間もすると私に67歳の誕生日が訪れることと関係があるのだろう。70歳になるまてに後三年しかないという体内時計が今異様に動きだしている。一カ月前に「デンティスト」が終わったばかりだし、これまで年に一本の芝居を上演するだけでやっとだったのに、来年春には「デンティスト」の続編を、夏には女優競作シリーズ「リテイク」の二人バージョンを、そして秋には浜田晃さんのポルトガル三部作を上演することを決めたというのに、更にライフワークに本格的にかかろうというのだ。67歳になるのを前にして「思い立った」ことを今やらないと結局出来ないままで生命の終わりを迎えてしまうだろうという危機意識がそうさせているのだろう。きっとそれは正しい。私の人生は70までだ。後三年しかない。そう強く意識して文字を刻みたい、なんて少しシリアスでいた今日だけど、旧知の映画プロデューサーのOさんとSミュージックの関連会社社長のTさんが数日前のYさんみたいにウチの店を探し出してわざわざ来店してくれて、共通の知り合いの噂話に興じてくれたもんだから、気分は一転してご気楽モード。それはそれでよし。。
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