五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2023・11・29

2023-11-30 10:44:25 | 日記
朝は夕べの豚汁の残りに焼き鯖with大根おろし、おくら入り納豆、きゅうりとなすのぬか漬け、梅干し。血圧は自分で計ったら130を切っていたのに、午後来訪した訪問看護婦のMさんの測定では158/74と高め。お酒はあまり飲んでいないけど、冒頭のメニューを見てみると塩分過多だ。要注意。この間の検査?で要介護2から要支援1に格下げ?になったので担当者がK氏からSさんに交代することになり挨拶に来る。要介護から要支援に移行すると受けられるサービスが少なくなったりするし、都バスもただじゃなくなるみたいだけど、「介護」が必要だと言われなくなったみたいで「元気」を取り戻す。午後はファミリーヒストリー的小説の加筆訂正削除作業を本格的に始める。去年第一稿は600枚強でとりあえずのエンドマークを打ったけど、今日から年末にかけて第二稿にかかる。多分それからも第三稿、四稿…と続くだろうけど、諦めてはいけない。俺の人生最後の仕事だ。夕方散歩兼買い物に出て、帰りに大阪餃子で餃子とラーメンと炒飯のセットにハイボール。何か今日一日の仕事に区切りをつけたみたいでいい気分だ。
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2023・11・28

2023-11-29 10:43:30 | 日記
俺の家のファミリーヒストリーを小説にする上で、母親が五才の時に長崎から祖母と上京してきて最初に住んだ青山の家やそれから結婚するまでに住んで俺を産んだ下北沢(池ノ上)の家の近所はそれとなく歩き回ったことがあるし、近くに住んだこともある。でも、その前に母親が生まれた神戸、引越し先の長崎については出向いたことはないし、書籍などで想像するしかない。父親についても生まれた鎌倉の佐助と云う町には、自分が鎌倉に住んだりそれからも時々出向いたりするのに馴染み薄だ。おまけに父の生まれた1923年の9月には関東大震災が起こり津波の被害にもあった可能性があるのにその詳細は不明だ。その後の父の人生を描く上でこの佐助と云う町が当時どんな処だったか、津波の被害はどの程度だったのか知る必要に迫られて、ちゃんと歩ける様になったら鎌倉中央図書館に出向くついでに佐助まで足を延ばそうと思っている。でも今日は鎌倉中央図書館の代わりに広尾にある都立中央図書館に行ってみようとしたのだが、図書館は広尾駅から坂道を登り切った処にある為、途中で歩けなくなってダウン。こんなことじゃ鎌倉はおろか、その後父が住んだ松本、そして母に縁の有る神戸や長崎も歩き回るのは難しい。帰りに銀行で今月末の振込をしてからいつもの駅前の本屋に立ち寄る。別に求めていた本ではないけど、「鬼の筆/戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折」(春日太一著)を買い求める。伊丹万作に師事した後黒沢明の「羅生門」から「七人の侍」、そして「砂の器」「八甲田山」に至るまでの傑作がどのように生まれたかを検証した470頁超えのハードカバーの大作。近くのカフェで読み始めたら止まらなくなって、部屋に帰ってからも読み続け、遂には深夜二時には完読。こんな経験、久しぶりだ。
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2023・11・27

2023-11-28 09:55:43 | 日記
後期高齢者だって恋心の渦に巻き込まれることがある。でも前期高齢者やそれ以前の年齢の時みたいに巻き込まれっぱなしにはならずに、目に入った岩礁に何とかしがみついて難を逃れようとする。今の年齢からの恋心は身を滅ぼす。うまく恋が成就したからって相手に介護を押しつけることになる。相続問題その他で息子に迷惑をかけることにもなる。そうなったら地獄だ。それまで見せていた恋する女性の愛しい顔が鬼に代わる。おいおい、何を言おうとしているのか自分でも分からないぞ。そんなことをふと思っただけなんだからくどくど書くな。そんなことよりベルトが止まらなくてなってしまったお腹回りを何とかしなくてはならない。まだ暑い頃までは太らないといけないと毎日甘いものを過剰摂取し、夜には必ず肉類を食べていたお蔭で、最低で50キロ台になった体重が現在75キロ。去年の入院前に最大80キロあった体重に次第に近づきつつある。これ以上の体重増加はNGだとドクターストップがかかっているけど、甘いものをセーブした反動とお米が美味しく炊けるようになったことでやたらとご飯粒が食べたくなって五キロの米がすぐになくなってしまう。これじゃ甘いものの代わりにお米でやられる。要注意だ、とか言っておきながら朝は焼き鮭、ワサビ菜入り納豆、ナスのぬか漬け、海苔の佃煮、そしてしじみの味噌汁でご飯を一膳ながら大盛りの一膳。昼はロースハムのサンドイッチ。夜はとんかつを中止して湯豆腐だけにしておいたのに残りのしじみの味噌汁とぬか漬けでこれまたご飯は大盛りの一膳。やっぱりご飯が喉を通らなくなるような恋をしなくては駄目だろうか
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2023・11・26

2023-11-27 10:01:18 | 日記
今年の最低気温だと肌感。雨が冷たく降っている。表に出ない、出たくない、出ないだろうの三段活用。朝食は先日取り寄せたカゴメの野菜と豆のスープにベーコンエッグご飯で済ませ、昼は鮭のフレークとクレソンのパスタ、夜はお気に入りのタイのグリーンカレーで、部屋で三段活用の徹底を図る。映画や芝居は今日も本当だったら招待を受けていた芝居があったのだけど、「絶対的称賛」は絶対あり得ないとの直感が働いてパス。木曜日と土曜日で懲りて、しばらくは知り合いが出演したり演出する映画や芝居は見ないことにする。見るとしたら隠密行動だ。よかったら褒めたたえよう。酷かったら無視してあげよう。その点テレビは楽だ。朝は五時半からTBSのジャニーズ問題検証番組、サンデーモーニング、クィーンズ駅伝とTBSが続いて、駅伝の途中でテレ東「開運なんでも鑑定団」、4時ごろから大相撲中継をチラチラ、モンゴル勢の一番になると興味がないのでNHKオンデマンドで「カーネーション」、7時半から「ダーウィンが来た」「どうする家康」(脚本・古沢良太)までNHKで通して、9時以降は昨日録画しておいたタモリステーション「富士山噴火その時日本は?」でテレ朝。一日を通じて日テレとフジはナッシングだったけど、映画と舞台に裏切られたからってよくもまぁ一日中テレビを見ていたものよ。
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2023・11・25

2023-11-26 10:26:28 | 日記
お昼に部屋を出て、新宿の居酒屋Mで催される「こだわりのない朗読劇『変化と不変』&『ブロッコリー』」(作演出・滝本祥生)を見に行く。出演はテアトロジャージャンにも二度出演したことのある小松杏と末廣和也。朗読って難しい。特に狭い空間での朗読は簡単に出来そうだけど、よほどの実力がないと入場料3000円はとれない。終演後、久しぶりに紀伊國屋書店へ。6時から見る予定になっている映画「花腐れ」を特集してある映画芸術を買う。編集長が脚本監督の作品だから貶す文章は載ってないだろうと予想はしていたけど、見事に全編身内褒め。九月に試写会で見た時の感想とあまりに違うので、俺の鑑賞眼が劣っているのかと反省し、テアトロ新宿へ。8時過ぎに見終わって表に出る。寒い。いつもなら以前監督の荒井晴彦が根城にしていた二丁目のバーBに向かっていただろうけど、精神状態がよくないのでそのまま新宿駅へ。帰宅後お腹が空いたので養生麺と明太子のおにぎりを食べる。因みに朝食はスクランブルエッグWITHサラダ、オクラとカイワレ大根入りの納豆、鮭のフレーク+ワサビ昆布+ごまチリメン、なすときゅうりのぬか漬け、大根ともずくの味噌汁。お昼はラーメン。1100円もする高いラーメンだったけど、気がついてみたら汁がクリーニングからおろしたばかりのジャンパーに掛かってしまっていて、染みになっていた。大損!
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2023・11・24

2023-11-25 11:14:39 | 日記
10年前に公開された荒井晴彦脚本、青山真治監督の「共食い」(原作・田中慎弥)は凄い映画だった、とまず記しておく。10年前に見たことは見たが、薄暗い映画だと云う感想しか持たなかった作品だったけど、今日プライムビデオで何気なく見直してみたらとんでもない傑作だと認識した。登場人物全員がそれぞれの役割で映画的空間にぶち当たり跳ね回っている。特に空襲で片手をなくして義手で魚を調理する田中裕子や最近刑事ドラマ「A」にちょい役でレギュラー出演している篠原ゆき子が最高にいい。原作を読んでないので田中裕子が「あの人には死なないでほしい」というセリフがあるかないか分からないけど、「あの人」と云うだけでどんな時代だったかわかる。「あの人」が死にそうだった時代、全編魚臭い、どぶ川沿いの地方都市は、薄暗くて当たり前だった。それにつけても映画に限らず作品の評価は難しい。今日も挨拶に来た桑原なおに昨日の舞台の感想を聞かれ、いろいろ気になったことを喋っていたら不機嫌になられてしまった。確かに懸命に作り上げた作品への評価は「絶賛」以外あってはならないのだ。そんなこともあると知り合いの舞台や映画は見に行けなくなってしまうけど、いろいろな経緯から明日もう一度荒井晴彦が監督した映画「花腐し」を見てみよう。試写会で一度見たけど、俺は二度見ないとその作品の評価が出来ないみたいだ。朝食は明太子の紫蘇合え、オクラとカイワレ大根入りの納豆、鮭のフレーク、梅干し、きゅうりとなすのぬか漬け、大根と油あげの味噌汁。昼食はコロッケパン、夕食は大根とがんもどきの煮つけと豚軟骨の醤油煮。豚軟骨の醤油は失敗作。今度作る時はうまくできるだろうか?
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2023・11・23

2023-11-24 11:02:36 | 日記
女優Nこと桑原なおさんが名取(若柳吉莉尚)になった莉利の会の公演?がお昼から日本橋劇場であるので、彼女が踊るのは3時頃と聞いていたけど、歩くのに不安を覚えて部屋を早くでてしまったので、1時前には劇場についてしまう。彼女以外に興味はなかったけど、それから二時間あまり三味線の音が聞こえる中、二階席の端っこに陣取って舞台で繰り広げられる優雅な舞の世界に浸る。ボンヤリと見ていただけだけど、ストーリーのわかる「京人形」は思わず引きつけられた。桑原なおの踊る「鷺娘」もストーリーをある程度聞いていたこともあって楽しむことが出来たけど、事前に踊りはストーリーより体の動きや仕種を見てほしいと言われていたので初心者ながら努力するが、どうしてもストーリーを追ってしまう。踊りにはセリフがないのに物語が進んでいくことに、下手なセリフしか書けなかった元プロの脚本家のジェラシーが籠もっている。終演後、桑原なおさんとウチの芝居(凸♂♀凹)で共演したことのある 女優のHさんと、次回作(白金五丁目の洗濯女)で共演予定だった同じく女優のTさんと人形町の甘味処に入る。本当は俺もあんみつとかお汁粉を注文したかったけど、魅力的な女優二人の前で見栄を張ってブラック珈琲。その後Hさんはバイトに行ってしまったけど、一人取り残される後期高齢者を哀れに思ったのかTさんは次の予定を取りやめて俺につきあってくれる。年の差51才、孫と二才しか違わない彼女と人形町をそぞろ歩きし、裏町の居酒屋で濁り酒を飲み交わし、最後には〆のたい焼きまでたべ、その間殆ど対等な会話の出来る俺って、本当に果報者なり。
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2023・11・22

2023-11-23 08:24:09 | 日記
朝食はYさんが贈ってくれた三匹入り明太子入り鰯の最後の一匹WITH大根おろしときゅうりのぬか漬け、梅干し、海苔、しめじの味噌汁。食後、散歩兼買い物に出る。昨日一日外に出ないで歩かなかった為か今日は足どりが重く、スーパーに行くまでにフラフラになる。このまま買い物をせずに一区間だけどバスに乗って帰ってしまおうかと思ったが、納豆や卵など必需品を買って何とか帰る。帰宅後一緒に買ったピザで昼食。夜はドライカレーに昨日の残りのポトフ風和風おでん(茹卵とベーコンの塊一つのみ)。月曜日にリハビリのTさんが計ってくれた血圧は二度とも上が160~150だったのに、今日の夕方来た訪問看護師のMさんが計ってくれた血圧は134/68とホボ正常。日にちに依って血圧は変わることは分かっているけど、毎回こんなに差があるとTさんとMさんの血圧計で同時に計って貰いたくなる。五時、久しぶりに映画プロデューサーのKさんが来店。荒井晴彦の新作「花腐し」を見てきたそうで、ロマンポルノと昭和の匂いを堪能したと絶賛するKさんに、たった一回りちょっとしか違わないのに世代間格差を覚えてしまう。いや、たった「一回りちょっとしか」と書いたけど、「一回りちょっと」はあの時代(70年代)を描く上ではかなりの世代間格差になってしまうのか?土曜日に新宿に出る用事があるのでテアトロ新宿でもう一度「花腐し」を見直してみよう。
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2023・11・21

2023-11-22 09:44:41 | 日記
先週通販で買った魚調理器を「酷使」している。魚を器において電子レンジを作動させるだけ。皮に焦げ目が付くのに煙が出ない。短時間で焼ける。IHIが一台しかなく、これまではカセットボンベを使って魚を焼いていた我が家には願ったり叶ったりの助っ人だ。昨日は息子と明太子入り鰯を食べたけど、今日は鮭を焼く。大根おろしを添える。随分前から俺は大根を下ろしたら、残った大根のかけらを千切りにして、おろしを絞って皿においた後の大根の汁と一緒に味噌汁に入れるようにしている。この大根汁、味噌汁にいい出汁を加味する。今日の具材はもずくと春菊。他にシソ入り玉子焼き、ナスのぬか漬け、梅干し、海苔でご飯を一膳。食後、昨日買い求めたベーコンの塊を大きめに切り、ゆで卵と殆ど洗っただけのじゃがいもでポトフ風和風おでんを作りだす。味付けは胡椒のみ。後はベーコンから出る塩気のみ。お店で出していた時はこれに人参と豆キャベツを加えて彩りをつけていたが、今日は一人で食べるので色気も媚態も必要なし。二時間程煮込む為付き添っていなくてはいけないので、その間に数日前には全く才能のかけらもなく魅力もないと断罪した600枚の小説を再び読み返す。すると又だ。以前にも同じ気持ちになったことがあったけど、今日もよく書けていると思い直す。捨ててしまうには勿体ない。とにかくもう一度補筆加筆してとりあえず納得の行くエンドマークを付け直そう。そしてこの小説を原作にした芝居を作ってもいい。抜け落ちてしまったエピソードを膨らまして短篇を書いてもいい。俺の中で創作意欲が漲ってきた。夕飯は俺の「生存確認」を兼ねて踊りの稽古にきたNと彼女がバイトしているモスバーガー。普段滅多に食べないけど、ハンバーガーの中ではモスバーガーがダントツ。でも夕飯にハンバーガーだけでは物足りなく、朝に煮込んだポトフ風和風おでん、それに白ワインで稽古終了のお疲れ会。彼女がこの数日忙しくて見損ねている「ブギウギ」(脚本・足立紳)の金曜日放送分をオンデマンドで見せてあげて、俺ってなんて親切なんだろうと悦に入る。
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2023・11・20

2023-11-21 10:41:30 | 日記
午前中息子のAが仕事の帰りに寄ってくれた。本当はそんなに空腹ではなかったみたいだったけど、薬を飲みたいので何か胃に入れたいと言われ、食事は薬を飲む為にするんじゃないぞ、食事は楽しくお喋りをする為にあるのだ 、なんて偉そうに諫めてから炊きたてのご飯に、美人照明技師のYさんが博多から送ってくれた鰯の明太子詰め、きゅうりのぬか漬け、海苔、オクラと舞茸の味噌汁なんてメニューで朝ご飯を共にする。結婚して早々と離婚してしまった為、Aと朝食を共にするのはわずかしかなかったので、Aには迷惑だろうけど、父親としての自己満足か?食後、Aには粗大ゴミの処理を区役所に掛け合ってもらったり、俺が死んだ後の遺産相続問題を確認したり、それはそれなりに親子の風景。午後、木曜日に発表会を控えて踊りの稽古にきた女優のNさん、四時にはリハビリに来てくれた新妻のTさん、六時前には広尾まで来たのでフラっと寄ってくれたOLのFさんと女性模様だったけど、最後のFさんもワイン一杯だけで帰ってしまったので、夕食は一人でニンニク四粒入り、牡蠣と菠薐草のペペロンチーノ。能力もないくせに何故か精力を求めている。
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