五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2020・3・30

2020-03-31 11:24:22 | 日記
本当だったら今日からテアトロジャージャン第18回公演「雀色時に炎立ち」が上演される筈だった。でも、コロナウイルスの蔓延を前に2月25日の時点で、俺としては観客が一人でも(つまりそれは大赤字)公演を強行したかったけど、みんなとの協議の結果、公演の延期を決定。それから今日までの一カ月余り。忸怩たる思いで過ごしてきた。「原作」を書くと言うことがなかったら精神的に荒れまくっていたことだろう。それ故、この時期芝居を公演する劇団やユニットの「生活と意見」がとても気になる。昨日から小さなホールで予定通り公演している某劇団の芝居を見に行く。座席数は80か?その半分程度が埋まっている。皆マスクをしているが、出演者たちは当然してない。最前列の席では唾や汗が飛んでくるのだろうとヒヤヒヤしながら見る。終演後、座長のAさんに延期することは考えなかたっのか?と聞くと、そんなことしたらホールのキャンセル料、チラシなどの宣伝費、出演者はともかく拘束しちゃったスタッフに対するギャラなどの支払で劇団は解散するしかなくなるから公演は何としてもやる必要があったのだと、何をバカなこと聞いて来るんだとばかりに俺の問いかけを撥ね除ける。ちょっとカチンと来たもんだから、別れ際に志村けんさんがコロナウィルスで亡くなったそうですよ。もしも今日の観客の中にコロナウイルスが陽性な人がいたら、劇団は解散する処じゃ済みませんねとバカなことを聞いたんじゃないことを突きつけてホールを後にする。帰宅後鯖の味噌煮を作る。今までいい加減に作ってきたけど、今日はレシピ通り調味料の分量も正確にやってみたらとてもうまく出来た。でも、それを作っている間に美人脚本家のNさんから焼き肉を一緒に食べませんかと言うお誘いがあったので、老老ディナーでは鯖の味噌煮(と若布のサラダ)は前菜程度にしておいて、7時に戸越銀座商店街に出向く。Nさんの師匠である有名な映画の脚本家Tさんも同席して三人の焼き肉会談?上等な牛肉をお腹一杯食べて且つ泡盛をロックで何杯もお代わりして大満足だったけど、俺たちの周りにコロナウィルスは飛び交っていなかったか?★「お詫びとお願い]今般新型コロナウィルスの蔓延により去年より企画し、リハーサルに入っていたテアトロジャージャン第18回公演「雀色時に炎立ち~小野田家の人々Ⅰ~」の3月30日からの公演を延期せざるをえなくなりました。この後、ウイルスの終焉状況をみて公演時期を決めたいと思っております。既にご予約をいれて下さった方々には誠に申し訳なく存じますが、こちらの苦渋の決断を受け入れて下さいますようお願いする次第です。公演時期が決まりましたら、この日記で発表いたします。その折りは何卒よろしくお願いする申し上げます。シアターカンパニー代表・桃井章。。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020・3・29

2020-03-30 05:26:34 | 日記
洗濯機の周りに水がこぼれ出ていると母が電話してくる。行ってみると、確かに床が濡れている。おまけに細かい紙片が混じっている。どうやらポケットに紙屑が入ったまま洗濯した為排水管が詰まってしまったのか?普通の洗濯機なら俺でも修理は出来るだろうが、備え付けの大型洗濯機となると排水管をチェックする為に移動させることはキャンノットだ。月曜日になったら業者を頼むしかないのか?と、念のために自分の部屋から洗濯物を持ってきてやってみると正常に稼働して水もこぼれてない。母は元々この洗濯機との相性が悪くて時々動かないと電話をかけてきたが、日一日と機械音痴ぶりがひどくなる。。朝から雪。通りの向こうに見える桜の木に雪が降る光景があまりに素敵だったので、思わず誰かに「桜と雪」とだけ書いてメールしたくなる。老老ブレックファースト(鰈のオリーブオイルソティ、ミニトマトとアボカドと納豆のサラダ、海苔、蕪の漬け物、じゃがいもの味噌汁)と老老ディナー(鶏レバーのすき焼き、イカの腸とオリーブオイルと唐がらしで炒めたイカゲソとエンペラ、アオトの味噌汁)の間、雪模様の中歩くことなく部屋で「原作」に没頭……だったらよかったのに、途中で出来た処までをプリントアウトしようとしたら、プリンターが機能しない。単なるコピーが出来るんだからとプリンターのコンセントは抜けていないことになる。接触が悪いのかと何度もトライしてみるがプリンターはうごかない。食後も試みるがダメ。パソコンに「印刷できない」と打ち込んで教えを乞う。するとコントロールパネルがどうの、デバイスがどうの、印刷ジョブがどうのと知らない単語が出てきたけど、そのままやってみるが、ダメ。疲れて大河ドラマ「麒麟が来る」を見た後、ふと印刷できていた昨日と今日の間に何かいつもと違うことをしなかったか思い出してみる。そういえば昨日四階でパソコンを打つ為にコードを外したことを思いだす。あれれ?ひょっとして?とパソコンに差し込んであるプリンターとのつなぎコードをチェックしてみると、違う処に差し込んでいる?疑いが発生!早速取り替えてやってみる?と、出来た!おいおい、そんな簡単なことだったのかい?安堵すると同時に疲れ果ててベッドに倒れ込む。俺の機械音痴ぶりも日一日とひどくなる★「お詫びとお願い]今般新型コロナウィルスの蔓延により去年より企画し、リハーサルに入っていたテアトロジャージャン第18回公演「雀色時に炎立ち~小野田家の人々Ⅰ~」の3月30日からの公演を延期せざるをえなくなりました。この後、ウイルスの終焉状況をみて公演時期を決めたいと思っております。既にご予約をいれて下さった方々には誠に申し訳なく存じますが、こちらの苦渋の決断を受け入れて下さいますようお願いする次第です。公演時期が決まりましたら、この日記で発表いたします。その折りは何卒よろしくお願いする申し上げます。シアターカンパニー代表・桃井章。。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020・3・28

2020-03-29 10:39:06 | 日記
夕べ恵比寿駅まで送って行ったYさんが出演する舞台を恵比寿テアトルエコー劇場まで見に行く。座シェイクスピアDramaShipの第十六回発表公演「仮名手本忠臣蔵」。もしもコロナ騒ぎがなかったら月曜日から自分たちの公演があるのだから、例えYさんやウチの公演き準レギュラーのMさんが出演しているからってとても見に行くことは出来なかったのだが、自分たちの公演が延期になったことで、且つ同じ恵比寿、歩いて15分ほどの場所にある劇場にいかない理由は見つからない。「敢えて」いえば、このコロナ騒ぎの中、97歳の母の世話をする、これまた立派な前期高齢者が劇場という象徴的な密室空間の中で感染する可能性は大いにあるから行かないと言う選択肢を取ってもYさんやMさんにもエックスキューズはたったと思われるのだが、「敢えて」行ってしまったのは、殆ど同じ時期に公演を予定していて、俺たちは公演を無期限に延期したのに、この劇団は延期せずに公演する理由を探りたかったのだ。でも、それは分からず仕舞いだった。休憩を挟んでの2時間余りの芝居が終わった後、YさんとMさんに挨拶して目黒へ。駅ビル地下のアトレでいつもの様にいつもの買物。このマーケットはウチの近くの店みたいに商品が品薄という訳でもなく、鶏肉やパプリカなど買って帰ってからグリーンカレーを作って食べる。鮭の中骨とレタスのサラダを添える。因みに老老ブレックファーストは鯵の干物、ミニトマトと蕪のみじん切りと納豆のサラダ、海苔、きゅうりのぬか漬け、じゃがいもの味噌汁と言うメニューだった。7時半からNHKで「プロフェッショナル 本木雅弘スペシャル!」を見る。この密着ドキュメンタリーの中で本木自身がどこまで真実っぽい姿を演じることが出来るかカメラに向かって疑問を呈していたけど、だとしても本木雅弘と言う俳優を通じて俳優がごく自然に持ってしまう業の深さを見ることが出来て、普段自分たちが接している俳優諸氏を見る眼が違ってきた。怖い仕事だ。その時ふと、昔彼が準主役で出演した三時間ドラマの脚本をかいたことがあったことを思い出し、チャラチャラした脚本家は記憶の中で怖じ気づく。★「お詫びとお願い]今般新型コロナウィルスの蔓延により去年より企画し、リハーサルに入っていたテアトロジャージャン第18回公演「雀色時に炎立ち~小野田家の人々Ⅰ~」の3月30日からの公演を延期せざるをえなくなりました。この後、ウイルスの終焉状況をみて公演時期を決めたいと思っております。既にご予約をいれて下さった方々には誠に申し訳なく存じますが、こちらの苦渋の決断を受け入れて下さいますようお願いする次第です。公演時期が決まりましたら、この日記で発表いたします。その折りは何卒よろしくお願いする申し上げます。シアターカンパニー代表・桃井章。。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020・3・27

2020-03-28 09:35:42 | 日記
夕べは「暴飲暴食」して3時近くにベッドイン。それなのに目覚ましをかけている5時45分前には目覚めてしまう。睡眠時間3時間弱。そりゃ眠いし、さすがに食欲は起きない。それでも老老ブレックファーストの時間はやって来る。でも、こういう時にはメニューが思いつかない。胃袋不調の俺は油ものはノーサンキューと云うことで、生卵、海苔、蕪の漬け物、油揚げの味噌汁と言った安い和風旅館風。母にはいつもの様にオリーブオイルたっぷりのミニトマトとオクラと納豆のサラダ、マヨネーズとバターを使ったスクランブルエッグ……と書いた処で、俺が納豆サラダを食べなかったのはオリーブオイルを敬遠したのではなく、買い占め騒ぎでスーパーから納豆が消えていて冷蔵庫に一つしか残ってなかったからだ。顔馴染になったスーパーの人に聞くと、小池都知事の記者会見直後から24時間営業のこの店には朝まで客足が途絶えることなく、商品が朝までに殆どなくなったとのこと。小池さん、ったく余計なこと言ってくれたもんだ。でも、あの位脅かさないと町に人々は溢れる。と言いつつ、この騒動に負けることなく近い内に上演できることを願って、今日も1時から週に一度の「雀色時に炎立ち」の稽古。初めて最初から最後まで止めつつ通してみる。考えてみれば予定通りだったら三日後の月曜日には上演していたのだ。一応最後までやってみたものの、細かいニュアンスまでは追うに至らず。それはこの状況では致し方ない。でも、このまま数回通し稽古を続けてみた後で、ごく内々で完成形を披露してみようと言うことになる。食欲がまだ回復しなかったので、老老ディナーはあおさキノコうどんなんてあっさりメニューに母も付き合わせてしまう。9時半過ぎに恵比寿エコー劇場での稽古を終えたYさんが来店。お腹が空いているとのことで、久しぶりにオムライスを作って食べてもらう。明日明後日と予定通り公演をやるとのこと。そうとなったら成功して貰いたい。今日一日歩いていなかったので帰り桜が満開の明治通りを恵比寿駅まで散歩がてら送っていく。★「お詫びとお願い]今般新型コロナウィルスの蔓延により去年より企画し、リハーサルに入っていたテアトロジャージャン第18回公演「雀色時に炎立ち~小野田家の人々Ⅰ~」の3月30日からの公演を延期せざるをえなくなりました。この後、ウイルスの終焉状況をみて公演時期を決めたいと思っております。既にご予約をいれて下さった方々には誠に申し訳なく存じますが、こちらの苦渋の決断を受け入れて下さいますようお願いする次第です。公演時期が決まりましたら、この日記で発表いたします。その折りは何卒よろしくお願いする申し上げます。シアターカンパニー代表・桃井章。。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020・3・26

2020-03-27 10:11:16 | 日記
普通芝居の台本を書く時にはその人物の履歴書を作る……なんてことを書くと、これまでに出演してくれた俳優陣から、「嘘いうな。いい加減に人物をでっち上げている癖に」と文句が出るだろうから、「時々作る」とか「ちょっと作る」に訂正しておこう。確かにあまり作らない。人物が「そこ」にいることの方が大事で、最初に過去は作っておきたくない。作るとそのことに触れなくてはいけなかったり、とらわれてしまうことがあるからだ。例えば幼い頃に主人公が両親をしなくしたと決めると当然どうやって育ったのか?学歴はどうなんだ?学費はどうしたんだ?とか気になることが出てきて、純粋に「そこ」にいる人間じゃなくなってしまう。主人公は「そこ」から作られると云うのが俺のモットー。でも、今回公演が延期になってしまった「雀色時に炎立ち」の台本を書いている時は困った。100%事実と云う訳ではないのだけど、モデルは自分の祖母と母と孫娘なもんだから、あまりに事実とかけ離れた展開にはできない。50%の真実と50%の嘘で構成している。でも、そう云う意味では今書いている「原作」はもっと難しい。嘘は(つまりフィクション)は30%に留め、70%は真実を描写していく。でも、真実と言っても今や生き証人は97歳の母だけだから、その「真実の証言」があやふやになって来る。そこはやっぱり想像力を働かせなくてはならないのは致し方ないことだし、あやふやな部分を想像していくのは楽しい。昭和三年の八月、祖母と母が長崎から東京に戻ってきた日の空は快晴。「少女は霞町の交差点でアイスキャンディを舐めながらに塩辛トンボが番いになって飛んでいるのを見ていた」なんて描写になったりして。今日の老老ブレックファーストは鯵の干物、ながいもとミニトマトとオクラと納豆のサラダ、海苔、ぬか漬けしたキャベツの千切り、アオトと味噌汁。老老ディナーは餃子とシュウマイとナスのオイスターソース炒めのワンプレート。それに炒飯と卵スープ。9時半過ぎに20年前に多摩美の女子大生だった頃知り合ったHとその夫で日本の三大法律事務所に所属する弁護士のMさんと二人が通っていたバーのバーテンだったSさん。俺もいれて四人でベランダで飲んで、お喋りして一時過ぎまで。俺もご馳走になってかなり酔ってしまったこともあるけど、この時間まで起きていると空腹を覚えても仕方無く、三人が帰った後、一人カウンターで緑のたぬき。塩分摂取量オーバー、寝る直前の食事。バッター、アウト!★「お詫びとお願い]今般新型コロナウィルスの蔓延により去年より企画し、リハーサルに入っていたテアトロジャージャン第18回公演「雀色時に炎立ち~小野田家の人々Ⅰ~」の3月30日からの公演を延期せざるをえなくなりました。この後、ウイルスの終焉状況をみて公演時期を決めたいと思っております。既にご予約をいれて下さった方々には誠に申し訳なく存じますが、こちらの苦渋の決断を受け入れて下さいますようお願いする次第です。公演時期が決まりましたら、この日記で発表いたします。その折りは何卒よろしくお願いする申し上げます。シアターカンパニー代表・桃井章。。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020・3・25

2020-03-26 09:33:23 | 日記
「原作」はダンダン自分の意図する方向とは違う方に進んでいく。場所だけを見てみても西麻布→神戸→長崎→広島と飛んで行ってまた東京に戻ってきて、今度は下北沢。時代も令和の現在から平成、大正、昭和と広がるばかりだ。こんな大河小説を書くつもりはなかったのに、仕方無いことか?老老ブレックファースト(ぶりの照焼き、ミニトマトとかぶのみじん切りと納豆のサラダ、海苔、やまいものぬか漬け、舞茸の味噌汁)の後、ブラブラ散歩に出る。昨日の日記に書いた今の芝居を映画にしてしまうと云う夢、元はといえば出演者の服部妙子さんから出たアイデアなんだけど、それを聞いた時はとんでもないと思ったものの、時間が経つにつれ、ダンダンと自分の中で現実化してきて、今日も散歩している最中にカット割りまで頭の中で始めてしまって制止できなくなる。おい、ちょっと待てと頭を冷やす意味でお腹が空いてないのに白金のトンカツ屋Dに入る。今日もまたお客さんで一杯で、ぎゅーぎゅー詰めの相席。おいおい、濃密接触したりしてコロナウイルスは大丈夫かなんてことに神経が行っている内に映画化の妄想は薄まって行ったが、今日の八時に始まった小池都知事の緊急会見では東京が都市封鎖を含めた処置をとらざるをえない感染状態に陥る危険があるとのこと。そして夜の外出と週末の催し物、会合は控えて欲しいとの要望。元編集者で女優修行中のYさんが出演する舞台は正に今週の土日の筈。更にシルバー劇団であるが故に出演者にも観客にも高齢者が多いはず。このまま公演を強行するのか否や。老老ディナーは牡蛎と三つ葉のお蕎麦に新玉葱とカリカリベーコンの炒めもの。IHIが一つしかないキッチンで、蕎麦を茹でて、出汁つゆを温め、且つ炒めものをするなんて短時間でやるのは神業だ。それだから母には5時ちょうどに蕎麦を茹でておくからちょうどの時間に来てくれと、今日もまた電話が通じなかったのでわざわざ出向いて伝えておいたのに、やってきたのは15分をす来てから。蕎麦がすっかりのびてしまって「遅くなってごめんね」と言われても返事する能力は残っていない。★「お詫びとお願い]今般新型コロナウィルスの蔓延により去年より企画し、リハーサルに入っていたテアトロジャージャン第18回公演「雀色時に炎立ち~小野田家の人々Ⅰ~」の3月30日からの公演を延期せざるをえなくなりました。この後、ウイルスの終焉状況をみて公演時期を決めたいと思っております。既にご予約をいれて下さった方々には誠に申し訳なく存じますが、こちらの苦渋の決断を受け入れて下さいますようお願いする次第です。公演時期が決まりましたら、この日記で発表いたします。その折りは何卒よろしくお願いする申し上げます。シアターカンパニー代表・桃井章。。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020・3・24

2020-03-25 05:24:54 | 日記
朝、部屋に入って来るなり、母が昨日買ってきて貰ったオカシがメモと一つ違うとクレームをつけて来る。欲しいのは「イカやわらか君」なのに俺が買ってきたのは「ソフトいかいか君」だったとか。そんなに変わらないんだから我慢してよと云うと、私は「イカやわらか君」が欲しいのと母は強引だ。更に四種類のおかしが一袋ずつだったけど、それじゃ足りないから十袋ずつ買ってきてとのオーダー。おいおい、いくらなんでもそりゃ多すぎるんじゃありませんか?母上よ。でも、これじゃニ三日でなくなってしまうわと駄々をこねる母。やばい。そんなに一杯食べてないと気が済まないのか?そういや最近、ご飯をお代わりする。以前は小さな器に、それも半分以下の量だったのが、それじゃ足りないみたいなのだ。こっちもご飯の途中で厨房の奥に立つのも嫌なので、今日は老老ブレックファースト(ハムエッグ、長芋とミニトマトと納豆のサラダ、アオサの味噌汁、きゃべつのぬか漬け)の時、最初からお代わり分を足して器に半分以上のご飯をいれて出したのだが、それでもお代わりする。きっと食欲中枢がいかれてしまっているんだろ。だからと言って無理やり制止すると悲しそうな顔をするし、好きにさせておくしかないのかと思って、今日も散歩の時に広尾商店街の安売りおかしの店に出向くが、さすがに四種類のおかしを十袋ずつ買うなんて、何だか転売目的の業者みたいに思われるんじゃないかと四袋ずつにする。それだけでも重い。それなのに十袋なんて、いつもそんなに買っていたのか?重さもそうだけど、お金も15000円は超えていた筈だ。色々な意味でマズい。今日は一番下の弟が来ているので老老ディナーの心配をすることなく「原作」に午後の時間を費やす。今日でやっと四百字詰め原稿用紙30枚。もう少しで第二節が終わりそうだ。勿論セリフを書いている方が楽だなんて口が裂けてもいわないけど、言葉に神経を使う「原作」はとんでもなく難儀。午後かなり集中してやっていたので疲れたのと、今日は一人ご飯なので簡単に済まそうとしていたのに、スーパーでから揚げ用の佐賀の赤鶏が賞味期限が今日までということで半値で売っていたのでつい買ってしまってSN君の分を含めて20ピースのから揚げをあげる羽目になる。おバカ。そこでまた疲れて、食後は五階で椅子に座ったままウタタネが十時近くまで。そうなるともうウタタネとはいわない。でも、そこで見た夢。原作も含めて「雀色時に炎立ち」にすっかり嵌まった俺は、これを映画に出来ないかと模索している★「お詫びとお願い]今般新型コロナウィルスの蔓延により去年より企画し、リハーサルに入っていたテアトロジャージャン第18回公演「雀色時に炎立ち~小野田家の人々Ⅰ~」の3月30日からの公演を延期せざるをえなくなりました。この後、ウイルスの終焉状況をみて公演時期を決めたいと思っております。既にご予約をいれて下さった方々には誠に申し訳なく存じますが、こちらの苦渋の決断を受け入れて下さいますようお願いする次第です。公演時期が決まりましたら、この日記で発表いたします。その折りは何卒よろしくお願いする申し上げます。シアターカンパニー代表・桃井章。。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020・3・23

2020-03-24 09:37:34 | 日記
昨日、お菓子を買ってきてと頼まれたが7時過ぎだったので明日行くよと答えたのを母は覚えていて、老老ブレックファースト(サンマの開き、長芋とオクラと納豆のサラダ、海苔、かぶの漬け物)の後、お茶を飲んでいたら「おかし、今日行ってくれるのよね」と念を押され、××と○○と▲▲と□□を欲しいんだけどとメモを渡されてしまったので行かざるをえず、散歩がてらに広尾商店街のおかしの安売り店へ。母にオーダーされたおかしと自分が欲しいハッカ飴を買い求めて一緒に領収書にしてしまう小狡さよ。そのお金で同じ商店街にあるスタバで珈琲を飲みながら「江戸の音」(田中優子)を中に集録されている彼女と武満徹の対談を読む。日常の中にある音への関心と考察。自堕落に72歳まで生きてきてしまって二人の慧眼に恐れ入っている俺は、もう取り返すことの出来ない時間を愁うしかないのか?そして今日もその後フランス大使館の前を通って行こうとしたら、途中にある小さな花屋にロケのスタッフが集まっている。雑誌か何かの撮影かと思いきや、数カ月前酒席を一緒にしたことのある映画監督のSさんと女優のTさんの姿。今年キネマ旬報の日本映画監督と最優秀女優に選ばれた二人が新作に取り組むその光景は眩しくて羨ましく、妬ましく。何事もなかったかの様にロケ現場を後にして帰宅。午後は「原作」の執筆に集中する。5時に老老ディナー。トマト缶を開け、数日前に残った合い挽きを使って昨日から食べたかった使ってパスタを茹でて食べる。他にカリカリベーコンとせりのサラダとコンソメ。お店には久しぶりに元法律事務所勤務のNさんが来店。何故「三島由紀夫と東大全共闘」(監督・豊島圭介)を見たいと云う気持ちと見るのを躊躇う気持ちとの間で揺れ動いているかを話してみるが、果たして分かって貰えたか?九時半すぎにNさんが引き上げた後、テレビで東京オリンピックがどうやら延期になる可能性が大きくなったとの報道。そりゃ俺の芝居だって延期したんだからオリンピックも延期して貰わないと気持ちが治まらない。★「お詫びとお願い]今般新型コロナウィルスの蔓延により去年より企画し、リハーサルに入っていたテアトロジャージャン第18回公演「雀色時に炎立ち~小野田家の人々Ⅰ~」の3月30日からの公演を延期せざるをえなくなりました。この後、ウイルスの終焉状況をみて公演時期を決めたいと思っております。既にご予約をいれて下さった方々には誠に申し訳なく存じますが、こちらの苦渋の決断を受け入れて下さいますようお願いする次第です。公演時期が決まりましたら、この日記で発表いたします。その折りは何卒よろしくお願いする申し上げます。シアターカンパニー代表・桃井章。。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020・3・22

2020-03-23 09:54:16 | 日記
当時東大生どころか高卒の演劇青年だった俺が現在公開中の映画「三島由紀夫VS東大全共闘」(監督・豊島圭介)に興味を持ってしまうのは、その出来事を同時代人として知っていたことと、映画の中で三島由紀夫と激しくディベイトする芥正彦氏にこの数十年懇意にして貰っているからだ。だからと言って今更50年前のことを検証、いや見学してみてどうなるもんではないと思うものの、自分の中のミーハー意識と学歴コンプレックスが入り交じって何とか理由をつけてこの映画を見に行こうとする卑しさよ。今日もお昼の回に一旦行きかけて、ギリギリの処で思い止まった。俺には今書きたいことがある。50年前の出来事に構ってなんかいられるもんか?と印刷された原稿に朱をいれる作業に熱中する。朱の方が膨らんでしまって予想以上の分量になる。5時に老老ディナー。残り物のイカ焼きとかいわれのポン酢和え、肉じゃが、ナスの漬け物、かぶの味噌汁。因みに老老ブレックファーストは厚揚げ焼き、オクラとミニトマトと納豆のサラダ、海苔、マイタケの味噌汁と云ったメニュー。食後、再びあの映画を見に行こうとする気持ちが増長、新宿TOHOシネマズ10時上映なら充分間に合うと行く準備をするが、母から電話で「お菓子がないから買ってきて」といわれ、今日はもう7時過ぎだからと断ったのだけど、97歳の母親のお使いをすることを義務として引き受けている俺が東大全共闘でもあるまいと履きかけた靴を脱いでしまう。何だかピエロ。代わりに大河ドラマ「麒麟がくる」(脚本・池端俊策)を見る。門脇麦がひどくいい。そして今日も「江戸の音」(田中優子)を読みつつ眠りについて。★「お詫びとお願い]今般新型コロナウィルスの蔓延により去年より企画し、リハーサルに入っていたテアトロジャージャン第18回公演「雀色時に炎立ち~小野田家の人々Ⅰ~」の3月30日からの公演を延期せざるをえなくなりました。この後、ウイルスの終焉状況をみて公演時期を決めたいと思っております。既にご予約をいれて下さった方々には誠に申し訳なく存じますが、こちらの苦渋の決断を受け入れて下さいますようお願いする次第です。公演時期が決まりましたら、この日記で発表いたします。その折りは何卒よろしくお願いする申し上げます。シアターカンパニー代表・桃井章。。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020・3・21

2020-03-22 10:45:40 | 日記
老老ブレックファースト、今日はご飯じゃなくてトースト。母はハチミツとチーズ、俺は海苔とチーズ。他に目玉焼きWITHサラダ、それにキャンベルのミネストローネ……と書いてみて、これは昨日のメニューだったと気付く。今日は焼いたイカの細輪切りとカイワレのポン酢和え、ミニトマトとオニオンスライスと納豆のサラダ、かぶとキュウリの漬け物、しめじの味噌汁だった。食後、母の代わりにリハビリを受けているK研究所病院に薬を貰いにいく。夕べの下北沢は混んでいたけど、今日の病院はガラガラ。理由は土曜の午前中ということだけか?その後、近くの川越屋で木綿と厚揚げを買って帰宅。午後は「原作」に向かう。先週の段階で第一節原稿用紙15枚ができたのに第二節に入ってからは今日までに20枚あたりを行ったり来たり。話が過去のことになってどうしても説明調に陥るのが嫌なのか?固い文章が俺は昔から苦手で下手だ。明日からタッチを変えてみよう。今日は暑かったので老老ディナーのメインは今年最初の冷や奴。生姜とネギとカツオ節をたっぷり乗せていただく……と書いてみてこれまたメインが違うことに気付く。そうだよ、今日のメインは今年最後になるかもしれないカキフライだ。つまり今年最初と最後のコンビネーション。味噌汁は今日もまたオマケに貰っちゃったアゲ。食後は五階で紅茶にウイスキーを垂らして飲みながら「江戸の音」(田中優子)の世界へ。★「お詫びとお願い]今般新型コロナウィルスの蔓延により去年より企画し、リハーサルに入っていたテアトロジャージャン第18回公演「雀色時に炎立ち~小野田家の人々Ⅰ~」の3月30日からの公演を延期せざるをえなくなりました。この後、ウイルスの終焉状況をみて公演時期を決めたいと思っております。既にご予約をいれて下さった方々には誠に申し訳なく存じますが、こちらの苦渋の決断を受け入れて下さいますようお願いする次第です。公演時期が決まりましたら、この日記で発表いたします。その折りは何卒よろしくお願いする申し上げます。シアターカンパニー代表・桃井章。。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする