五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2022・6・29

2022-06-30 05:17:30 | 日記
異常な暑さからか加齢によるものなのか、昨日今日と母の食欲が目に見えて落ちている。今朝も老老ブレックファースト(海苔+納豆ご飯、自家製玉子焼、ひじきの煮つけ、大根の糠漬け、豆腐の味噌汁)の内、口にいれたのはご飯の上に乗せておいた納豆とひじきのみ。それも一時間かけてそれだけ。俺が食欲がないんだったら残していいよと云ったら、しばらくして「お兄ちゃん(俺のこと)、食べていいよ」とお皿を差し出した。いつもならご飯一粒、味噌汁も一滴も残さず食べるのに明らかに変だ。老老ディナーはいつもは聞かない食べたいものは何か聞いてみた。でもその答はなにもなし。仕方無いので、喉に通りやすい冷たい蕎麦、いただき物のマンゴ、牛乳、それに万が一を期待してとうもろこし、豚肉のニンニクソティ、キムチなどを並べておいたけど、口に入れたのはマンゴと牛乳のみ。でも、排便はちゃんとある。医者に連れていくかどうか迷うところだ。入院ということになったら、年齢的にも時期的にも戻ってこれなくなるかもしれないし、戻れたとしても今以上に認知症が深まるにちがいない。だったらこのままベランダに並んだ母自慢の花畑を見ることの出来るベッドに寝かしておいてあげたいと思う。今だったらベッドに落ちそうになって眠っているのを発見したら、「ホラ、俺の首に手でつかまって」と言われて、母は幼児のようにバカ息子の首に手を回すと、抱かれたままベッドのまん中に移動させて貰うことが出来るのだ。100歳まで後半年。母よ、それまで頑張れ。★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」(作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦 出演・荒木真樹彦+桑原なお  2022年7月5日&6日(開演19時)、7日~10日(開演14時)、なお全公演ソールドアウトになりました。以後予約される方は補助席かキャンセル待ちになります。ご了承ください。開場はいづれも30分前、 料金3500円、会場はテアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3  O-KAビル3階  日比谷線広尾駅から徒歩10分、JR恵比寿駅東口より徒歩15分、都バス恵比寿三丁目下車徒歩3分)  予約お問い合わせ専用電話は090ー9964ー2231。
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2022・6・28

2022-06-29 08:14:34 | 日記
▲▲子さんがM子さんだと分かった訳やM子さんが一緒に来た女友達がとんでもなく面白い人たちだったことも書きたいのだけど、この猛暑日に2時半にベッドインして4時半にウェイクアップしたりしたら、頭がボーッとなってこれ以上書くことができない。夕方までには書き足す予定。とりあえず生存確認のメールです…と書いた三時間後の現在は29日(水)の午後0時過ぎ。特別に書き足さなくてもいいのだけど、××子ちゃんがM子ちゃんだと分かったのは、この携帯じゃなくてこのパソコンに名前入りでメールをくれていたのを見つけたからで、「今東京にいる」というコメントでてっきり地方都市から上京してきたものとばかり思い込んだけど、彼女の所在地はロスなんだから「今、日本に来ている」と書いてくれてたらすぐに分かったのだ。M子ちゃんは最初会った20代の頃からそんな女子だ。更に待受画面に電話番号が表示されなかった謎は、一緒にいた女友達H子さんの携帯を借りて電話してきたからなのだが、何故自分の携帯から電話してこなかったのかと云うと、去年ご主人が亡くなったことをきっかけに全ての電話番号を消去したので俺の電話番号が分からなかったというのだ。でも、よくもH子さんが俺の携帯番号を知っていたのか?という疑問には、二年前にH子さんは一度店にいらしたことがあり、そのときに俺から名刺を渡されて、それを登録しておいたとか。うーん、H子さんは偉い。そんなこんなの疑問が解決したところで、もう一人の友人のM子さんとその恋人も来店し、7時から始まった酒宴は1時ごろまで。 ご主人を無くした上に、三人の子供をかかえ、おまけにご主人がロスに残したラーメン屋とバーとを経営しなくてはいけなくなったM子さんの境遇を心配していたが、そんな時間までバカっ話に興じる彼女の姿をみてホッとする。ロスに行ったら彼女の経営するバーに絶対行くと約束したが、箱根にだって泊まり掛けでいけない身としては、ロスは遙かかなた。因みに今日の老老ブレックファーストは白身魚の西京焼、みじん切りトマトとかいわれ大根のサラダ、きゅうりのつけ物、海苔、三つ葉のお吸い物。老老ディナーは火曜日で弟が来ているのでパス。一人でM子さんたちが来るまでに残り物の麻婆豆腐、リハの時に桑原なおさんから貰った故郷から送ってきたトウモロコシ、枝豆などで焼酎を飲む。★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」(作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦 出演・荒木真樹彦+桑原なお  2022年7月5日&6日(開演19時)、7日~10日(開演14時)、なお全公演ソールドアウトになりました。以後予約される方は補助席かキャンセル待ちになります。ご了承ください。開場はいづれも30分前、 料金3500円、会場はテアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3  O-KAビル3階  日比谷線広尾駅から徒歩10分、JR恵比寿駅東口より徒歩15分、都バス恵比寿三丁目下車徒歩3分)  予約お問い合わせ専用電話は090ー9964ー2231。
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2022・6・27

2022-06-28 05:08:41 | 日記
突然、電話で「××子です」と下の名前を言われてすぐ分かるのは、現在お付き合いのある女性しかいない。おまけに声にも聞き覚えがない。でも、××子さんはひどく親しげに「今東京にいるの。明日お店に行くわ」と云うもんだから、店は開店休業状態なんだけどと云う前に「じゃ明日」と切れてしまった電話の主は待受画面に表示されないもんだから誰だか分からない。でも待受画面に表示されないのに、この親しげさは誰なんだ?と迷探偵の推理が始まる。まず××子という名前で、すぐに思い出すのは女優志願だった××子だ。正直にいうと電話を受けた時に一瞬彼女のことが思い浮かんだのだけど、ある事情で彼女が電話して来ることはないだろうし、待受画面にもその名前は出る筈だ。そこでもう一人の「××子」を考える。でも、彼女は「今東京にいるの」じゃなくて「今も東京在住」だし、彼女も待受画面に名前が出る筈だ。ひょっとして「××子」じゃなくて「××」と「子」を省いているのか?姪の××だったらしかねない。でも、彼女も東京在住で待受画面に出ない筈はない。それに第一、地方在住でそんなに親しくしている女性はいない。ここで「××子」さんが携帯の番号を変えたのでないか?それを知らせてくれてなかったのではないか?と推理が働いたのだが…おいおい、かなりの暇人だね。明日の七時になれば分かることじゃないか?と迷探偵は推理をやめる。今日もとんでもない暑さだ。本当だったら老老ブレックファーストの後で母を散歩に連れ出そうとしたのだけど、その前にゴミを出そうと表に出た途端、この暑さじゃ無理だと中止。母を寝かしつけてから郵便局に転出届をだしにいくが、印鑑がないと出せないと断わられてしまって部屋にUターン。えーと、印鑑はどこだ?うん?いつも三文判を入れておくケースにハンコがない。仕方無いから実印でいいか?と今度は実印を保管してあるケースを探すが、こっちはケースごとない。三文判はともかく実印がないとなると洒落にならない。それにあのケースには保険証書やら会社の登記簿とか大切なものが入っているし、仕方無いではすまされない。それから夜の10時まで、殆ど半日以上自分の部屋は勿論、お店や芝居の稽古場まで探し回ったのだけど、実印の入ったケースは見つからない。暑さのせいで迷探偵の推理(なんてふざけている場合じゃなくて)も鈍ってしまったのか?…とここまで書いて眠ってしまったのだが、朝になってこの日記を書き終わろうとするたった今、パソコンの台代わりに使っていたケースを発見!やだやだ、目の前にあったなんて!惚けるって辛いね、哀しいね。後は「××子」さんだ★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」(作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦 出演・荒木真樹彦+桑原なお  2022年7月5日&6日(開演19時)、7日~10日(開演14時)、なお全公演ソールドアウトになりました。以後予約される方は補助席かキャンセル待ちになります。ご了承ください。開場はいづれも30分前、 料金3500円、会場はテアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3  O-KAビル3階  日比谷線広尾駅から徒歩10分、JR恵比寿駅東口より徒歩15分、都バス恵比寿三丁目下車徒歩3分)  予約お問い合わせ専用電話は090ー9964ー2231。
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2022・6・26

2022-06-27 04:58:26 | 日記
参議院選挙が公示されているのに投票入場券が送られてこないことで、住民登録したままの五反田のマンションからの転送届が五月末で切れていたことに気付いた。毎年その時期になると更新していたのに今年は忘れていたのだ。この一か月弱の間に大切な郵便が送り主に戻ったことか?その中にひょっとしてラブレターが紛れ込んでいたりして?と思ったりする後4カ月で後期高齢者。とにかく週明けには郵便局に行って届けを出さなくては。同居するもう一人の後期高齢者は今日も快食快便で頗る元気。老老ブレックファースト(ジャーマンポテト、納豆、ひじきの煮つけ、きゅうりの漬け物、揚げの味噌汁)とご飯をペロリ。部屋に送り届けてから今日もまたパソコンに向って気になっているラストを変更して午後からのリハに臨む。悪い癖で毎回毎回リハが終わりに近づくとラストが何度も変わる。でも、これがいい癖という説もある。それを称えるのは俺一人だけど。リハ終了後、母には煮つけうどんを届けておいて今日は出演者二人と俺だけだったけど、四階で軽く飲む。稽古終わりの雑談は美味だ。食後は今日買い求めた池上彰と保阪正康の対談新書「歴史の予兆を読む」を読む。テーマは世界大戦は避けられるか?一緒に買ったフランスの歴史学者E・トッドの「第三次世界大戦はもう始まっている」をパラパラ読む。ウクライナ戦争について前者はプーチン犯人説、後者はアメリカ黒幕説。併せ読む必要がある気がする。この二冊の本が気になって、今日から始まった新しいドラマはタイトルまでで断念。この時代、セカンドキャリアがどうのこうのと言っているドラマをのんびりと見てはいられない。★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」(作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦 出演・荒木真樹彦+桑原なお  2022年7月5日&6日(開演19時)、7日~10日(開演14時)、なお全公演ソールドアウトになりました。以後予約される方は補助席かキャンセル待ちになります。ご了承ください。開場はいづれも30分前、 料金3500円、会場はテアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3  O-KAビル3階  日比谷線広尾駅から徒歩10分、JR恵比寿駅東口より徒歩15分、都バス恵比寿三丁目下車徒歩3分)  予約お問い合わせ専用電話は090ー9964ー2231。
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2022・6・25

2022-06-25 11:29:17 | 日記
メールを返信するのが怖い。いつからか分からないけど、メールを送信しても、しばらくすると「アドレス不明」で配信されないことが多々あるのだ。日本語でそう書かれてある場合はいい。でも殆どは「Delivery Status Notification(Failure)」と英語のみの表記だ。それも直後ならまだしも時間をおいて他のメールに紛れこんでいたりすると見落とすことがある。今回もある方から芝居の予約を受け付けたのにすぐに出した俺の返信が届いていなかったみたいでその方は仕方無くプロデューサーに確認のメールを出したようで、俺に対して不信感を抱かせてしまった。おまけにこの「アドレス不明」メールが厄介なのが、数日後(今回は四日後)に届いたりする。この間に「返信したよ」「いや届いてないぞ」とトラブルが発生しがちで、それが原因で親しかった関係が壊れる場合だってあると思う。何度かこの種のトラブルに出会っていて分かったことは、相手がスマホで俺のパソコンに送信してきて、俺がそのまま相手のスマホに送信するケースだ。どうやらパソコンからの送信を拒絶するような機能をつけているスマホがあるみたいで、そうなったらこっちとしてはお手上げだ。短い返信ならガラ携でやるけど、面倒な文章を送らなくてはならない場合、ガラ携じゃお手上げだ。これからはパソコンでメールを受けた場合、どう返信したらいいのか迷う。今日は朝からムッとする暑さ。朝7時時点で30度を超えるか超えないか?こんな日の老老ブレックファーストは昨日半額になっていたピザ(母は蜂蜜トースト)としばらくぶりに極太ソーセージWITHサラダ。それにトマトジュース(母は牛乳)、老老ディナーは暑さには辛さで対抗しようと極辛の麻婆豆腐(母には辛さを抑えて)と卵入り中華スープ。今日は去年まで勤めてくれたSN君がパーティをやるので店を貸してあげることにする。本当は若い女の子が一杯(だと思う)のカウンターの中にいたかったのだけど、大人しく自分の部屋へ。仮眠した後、NHKの平野啓一郎原作「空白を満たしなさい」(脚本・高田亮)を見る。柄本佑×鈴木杏×阿部サダヲの何処か演劇的な台詞芝居を満喫する。佑はどんどん実力派俳優になっていく。★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」(作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦 出演・荒木真樹彦+桑原なお  2022年7月5日&6日(開演19時)、7日~10日(開演14時)、なお全公演ソールドアウトになりました。以後予約される方は補助席かキャンセル待ちになります。ご了承ください。開場はいづれも30分前、 料金3500円、会場はテアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3  O-KAビル3階  日比谷線広尾駅から徒歩10分、JR恵比寿駅東口より徒歩15分、都バス恵比寿三丁目下車徒歩3分)  予約お問い合わせ専用電話は090ー9964ー2231。
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2022・6・24

2022-06-25 04:48:36 | 日記
親を怒鳴ってしまった。その時までも、食事の時は零れてしまうから殿様みたいに踏ん反り返って食べるなとか、転ぶと骨折して病院行きだから夜中に一人でトイレに行くなとか、食事の前はお菓子を食べすぎるなとか、どうでもいいような、けどどうでもよくないことを一々注意してきたのだけど、注意すれば一時は直すし、怒鳴るなんてことはなかった。でも、母には食卓に自分の髪の毛が落ちていると、食事を中断して拾っては胸ポケットにしまう癖があって、これまでにも何度となくをやめさせようとしてきた。自分の部屋に戻ってその髪の毛を屑籠に捨てるのではなく、そのままにしておくもんだから洗濯する時に一々俺がポケットを探らなくてはならないのだ。一日何十本かの髪の毛があったって一緒に洗濯してしまったって構わないじゃないかと云う勿れ。ただでさえウチの洗濯機はゴミが詰まりやすくて、すぐに動かなくなってしまう。だから執拗に神経質に俺は母のこの癖をなくさせようとする。でも、母は注意してもめげない。いや俺の声が聞こえてないのか、注意した直後からまた髪の毛を拾いだす。俺は少し大声になって注意を繰り返す。そんなことが五度連続したか?遂に俺の大声はマックスになって、それは即ち怒鳴っていることになっていたのだ。ごめんよ、母よ。人生の最後にあんなに苦労と心配を掛けられてきたバカ息子に怒鳴られる筋合いはないよね。でも、台本に行き詰まったり芝居の稽古がうまくいかなかったりすると、ついつい苛立ってしまったりするんだ、と言い訳にならない言い訳。だったらそんな芝居なんかやめてしまえばいいじゃないか?と云う天の声あり。でも、やめられないんだよ、やめたくないんだよ、と強く反駁する俺。そんな母との老老ブレックファーストは納豆オムレツWITHカイワレ、アボガトのハム巻き、かぶの漬け物、ひじき、大根の味噌汁。午後から「音楽劇ロバくんとポニーちゃん」のリハ。ラストのラストを改訂してやって貰う。照明その他こっちの方が無理がない。セクションごとにトメをして最後まで通す。4時前終了。老老ディナーはシソ明太子パスタと若布のコンソメ。食後はふと先日見てしまったWOWOWの連続ドラマ「パレートの誤算」(脚本・武井彩他)第一話第二話の続きをNETFLIXで見ることになってしまう。連続テレビドラマって奴は後を引くからこまる。結局最終回(五話)まで見てしまった。10時に「人新生の『資本論』」(斎藤幸平)を再読しつつ眠る。★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」(作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦 出演・荒木真樹彦+桑原なお  2022年7月5日&6日(開演19時)、7日~10日(開演14時)、なお全公演ソールドアウトになりました。以後予約される方は補助席かキャンセル待ちになります。ご了承ください。開場はいづれも30分前、 料金3500円、会場はテアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3  O-KAビル3階  日比谷線広尾駅から徒歩10分、JR恵比寿駅東口より徒歩15分、都バス恵比寿三丁目下車徒歩3分)  予約お問い合わせ専用電話は090ー9964ー2231。
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2022・6・23

2022-06-24 05:09:07 | 日記
今日は母との散歩に1時間半もかけてしまった。まずずっと気になっていた俺のガラ携で撮った母の写真を紙焼きにするために広尾商店街のデジタルプリント店へ。出来上がるのが10分程度だと云うので、広尾橋にある銀行へ今月に入ってからの売上を入金へ。それからプリント店へ戻って出来上がった紙焼き写真を母に見せると一言「私って、お婆さんだわね」母よ、いい台詞だ。次に斜向かいにあるいつものお菓子屋で五種類ほど買物をしてから、いつもは最初に出向く花屋へ。今日はポーチェリカという花を買い求めたついでに、大奥さんにこの店で週一で買ってベランダに並べた「お花畑」が映った写真を見せる。「すごいわねぇ」と言われて母は「きれいでしょう」と得意気だ。帰宅後、父のことを知る為に「SDIと日本の戦略」という父の著書を読む。昨日の留学記と違って専門的なことはさっぱり分からない、というかつまらない。この父の専門性をどうやって小説の中に取り組むか?一考の余地あり。今日はリハが休みなので老老ディナーに手をかける、と言ってもホイコーローと揚げ餃子と中華スープだから、大した手間ではなかった。因に老老ブレックファーストは鰈の煮つけ、卵入り納豆、きゅうりの糠漬け、小松菜のお浸し、なめこの味噌汁。食後、最近お気に入りの映画監督の一人、城定秀夫の「女子高生に殺されたい」を見る。心理学的人物の作り方はちょっと辛かったけど、ラストのラストでオールセーフか?そのラストに学んで、俺の芝居もラストのラストを変えてみることに決める。うん、そっちの方が絶対いい。★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」(作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦 出演・荒木真樹彦+桑原なお  2022年7月5日&6日(開演19時)、7日~10日(開演14時)、なお全公演ソールドアウトになりました。以後予約される方は補助席かキャンセル待ちになります。ご了承ください。開場はいづれも30分前、 料金3500円、会場はテアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3  O-KAビル3階  日比谷線広尾駅から徒歩10分、JR恵比寿駅東口より徒歩15分、都バス恵比寿三丁目下車徒歩3分)  予約お問い合わせ専用電話は090ー9964ー2231。
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2022・6・22

2022-06-23 05:15:25 | 日記
母は普段あまり「感嘆詞」を使わない。でも、朝オムツを取って湯船に入った時に「いい気持ちィ」、頭を洗ってあげて乾いたタオルで髪の毛から顔を拭いてあげた時に「わわっ」、その後体全部を洗い終わって差し出したコップ一杯の温泉水を飲み干した時に「美味しいっ」と「感嘆詞」めいた言葉が吐息と一緒に口から出る。介護人の俺としてはその「感嘆詞」を聞くのが幸せだ。でも「感嘆詞」は一日の内にそれだけ。老老ブレックファースト(シシャモのバター焼きししとう添え、きゅうりの糠漬け、納豆、海苔、豆腐の味噌汁)の時も老老ディナー(ハヤシライス)の時も、あまり口に合わないのか、作った俺が「おいしいっ」と言っているのに、口から何も出ない。淋しいけど食べているだけでいいとするか?今日は午後からのリハが始まる前に昨日送られてきた父の著書「ケネディに続く若者たち」を一気に読む、というか一気に読めてしまうほど軽い読み物だったし、自分の父親のことを誉めるのは気が引けるけど、文章が上手なのに驚く。死後18年で父親の復権だ。リハは順調に進んでいるような気がする。今日でダンドリがほぼ終了。ここから本番まで二週間弱、台詞の精度を高めていく。予約の方も順調で、今日段階で6日以外はソールドアウト。これから直前になって増えていく予約にどう対処していけばいいのか?リハ終了後、桑原なおさんが残って軽く飲酒。10時前に母のベッドを直しに行く。リクライニングを平らにして、ベッドの下の方に蹲るように寝ていた母を抱きかかえて上の方に移す。この時、「感嘆詞」じゃないけど「ありがとう」と云う言葉が発せられる。俺は「おやすみ」と応える。「お兄ちゃん(俺のこと)がいないと、何もできないから元気でいてね」といつか母に言われた言葉を思い返してふと涙ぐむ★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」(作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦 出演・荒木真樹彦+桑原なお  2022年7月5日&6日(開演19時)、7日~10日(開演14時)、なお6日公演以外はソールドアウト、6日公演も空席は残りわずかになりました。開場はいづれも30分前、 料金3500円、会場はテアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3  O-KAビル3階  日比谷線広尾駅から徒歩10分、JR恵比寿駅東口より徒歩15分、都バス恵比寿三丁目下車徒歩3分)  予約お問い合わせ専用電話は090ー9964ー2231。
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2022・6・21

2022-06-22 08:26:38 | 日記
今日は月に一度の歯科の定期検診。その帰り道。日比谷線の斜向いの席にベビーバギーに赤ん坊を乗せた母親が坐った。何気なくその母親を見ると、時折フードを被せたバギーの中に笑顔を向けている。その度にバギーから出た赤ん坊の足がパタパタと動く。俺はその何ともいえない可愛らしさに満ちた赤ん坊の足に釘付けになった。俺の席からは赤ん坊の顔は見えない。足だけしか見えないけど、愛らしくてたまらない。傍に行って赤ん坊の足を触りたいという欲望に必至に耐える。これって変態的か?いや、普段は変態的であることを認めることの多い俺だけど、この欲望は決して変態的ではない。だったらどんな欲望なのか?自分では分からない。しばらくして母子の真向かいの席が空いた。俺は自分を制御する力を失って母子の真向かいの席に移動。すると俺の目に飛び込んできたベギーバギーのフードの間から愛らしくて、可愛くて、いとしさに溢れた赤ん坊の顔。俺は母親が俺を変態扱いして苦情を言って来るかも知れないと思うことなく、マスクとメガネ越しに赤ん坊をあやし続ける。そのまま終点まで行きたかった。でも、広尾駅では降りなくてはならない。俺は名残惜しげに赤ちゃんに別れを告げて出口に向おうとした。するとその母親が一言「ありがとうございました」「ええっ」変態扱いされても仕方無いと思っていたのに感謝されるなんて。マスクとメガネ越しでも俺の目は母親に感謝されるだけの愛しさが溢れていたのか?何とも不思議な地下鉄内のワンシーン。そんなことのあった今日、老老ブレックファーストはトースト、目玉焼きとポテトサラダとソーセージのワンプレート。トマトジュース(俺)と牛乳(母)。午後から「音楽劇ロバくんとポニーちゃん」のリハ。今日は火曜日で弟がご飯を持ってきているので老老ディナーはパス。プロデューサーのChさんとデザイナーのSさんに晩飯をつきあって貰う。アマゾンで注文した父親の著書「ケネディに続く若者たち」が米子市の書店から届く。定価240円の父親の著書を60年後に送料込みで4057円で買い求めるバカ息子、ここにあり。★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」(作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦 出演・荒木真樹彦+桑原なお  2022年7月5日&6日(開演19時)、7日~10日(開演14時)、なお昼間の公演はソールドアウト、夜の公演も空席は残りわずか。開場はいづれも30分前、 料金3500円、会場はテアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3  O-KAビル3階  日比谷線広尾駅から徒歩10分、JR恵比寿駅東口より徒歩15分、都バス恵比寿三丁目下車徒歩3分)  予約お問い合わせ専用電話は090ー9964ー2231。
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2022・6・20

2022-06-20 20:04:46 | 日記
昨日の日記で、以前買い求めた「性と宗教」(島田裕巳・著)という本を読みながら寝たと書いたけど、この本と同じように途中まで読んではやめ、しばらくするとまた読み始めると云った本が、本棚ではなくて、俺のベッドと仕事机の間に何冊も重ねて置かれてあって、次に読まれる時を待っている。目につくままにあげてみると、「マンガでわかる地政学」(茂木誠)「散歩のとき何か食べたくなって」(池波正太郎)「かもめ・ワーニャ伯父さん」(チェーホフ)「憂鬱なる党派」(高橋和己)「在宅ひとり死のススメ」(上野千鶴子)「小説の読み方、書き方、訳し方」(柴田元幸+高橋源一郎)「しっかり学ぶポルトガル語」(カレイラ松崎順子)「仁義なき戦い 菅原文太伝」(松田美智子)「ユリイカ アントニオ・タブッキ特集」「鎌倉幕府と北条義時 見るだけノート」(小和田哲男監修)「沖縄スパイ戦史」(三上智恵)、「戦国武将 虚像と実像」(呉座勇一)他に「文藝春秋七月号」や「映画芸術2022年春号」など数冊の雑誌など。今になってみると、一度パラッとめくっただけでどうして読もうとしたのかわからない本もあれば、何度となくチャレンジしては眠気にまけてしまった本もある。でも、今日の昼下がり、リハが早めに終わって老老ディナーの用意をするまでの小一時間にそれらの本を拾い読みする贅沢な時間よ。俺には決して蔵書趣味はない。でもこうしてみると曲がりなりにも知的好奇心だけはあることが分かって嬉しくなった。母とは老老ブレックファースト(塩鮭+カイワレ、きゅうりのもずく和え、卵入り納豆、海苔、油揚げの味噌汁)の後、花屋とお菓子屋に立ち寄る広尾商店街方面ではなく、スーパーでの買物を兼ねてプラチナ通り方面へ。途中シュークリームを買って二人で食べたりしたけど、花屋とお菓子屋に立ち寄らなかったコースに母は不満で、家に帰ってきた時「今日は短かったわね」と愚痴る。老老ディナーは久し振りに安売りしていたオーストラリア産のビーフステーキを焼いて、母には切れっぱなしをあげて済まそうとしたのだけど、母には固くてかみ切れず、俺にはパサパサして不味く、慌ててオードブル用に買っておいたオイルサーディンとカマンベールチーズのオイル漬けなど出して二人の舌と胃袋を取り繕う。他に自家製ポテトサラダとかぶの糠漬けとオニオンスープ。食後は気持ちが映画には向かず、昼間読んだ本へ。ウィスキー入り紅茶を飲みながら今日読んだ本は昨日に引き続いて「性と宗教」(島田裕巳)。親鸞の弟子で浄土真宗の僧侶の蓮如は五回の結婚で13人と男子と14人の女子を儲けたとか。最後の子供は蓮如が83歳だったとか。ここで、蓮如に負けたと思う俺は、彼がどんなものを食べていたか知りたくなったが、それは叶う術がない★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」(作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦 出演・荒木真樹彦+桑原なお  2022年7月5日&6日(開演19時)、7日~10日(開演14時)、なお昼間の公演はソールドアウト、夜の公演も空席は残りわずか。開場はいづれも30分前、 料金3500円、会場はテアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3  O-KAビル3階  日比谷線広尾駅から徒歩10分、JR恵比寿駅東口より徒歩15分、都バス恵比寿三丁目下車徒歩3分)  予約お問い合わせ専用電話は090ー9964ー2231。
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