五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2019・5・1

2019-05-02 00:02:03 | 日記
老老ブレックファースト(焼き鮭WITHカイワレ、納豆、きゅうりの浅漬け、なめこの味噌汁)を食べてから散歩に出たら、近所の渋谷川(天源寺交差点から古川と云う名前になる)に大きな亀が泳いでいるのを発見。しばらくすると亀は石塊に上がって正に甲羅乾しを始めたもんだから目が離せなくなる。こんな発見は誰かに話したくなるけど、通りがかりの人を捕まえて話してみても変質者にしか見られない。そんな時、目の前に小さなカフェがオープンしたのに気づいて迷わず入ってみる。その店の窓からはガケ下の古川が臨まれて、絶好のタートルウォッチング。おまけにそのカフェの女主人の入れてくれたブラジル産の珈琲豆がとてもうまく、更に言えばその女主人との亀についてのお喋りが魅力的で、その瞬間、私はこの店の常連になることを決めた。私はきっと明日もそのカフェに開店早々出向いて古川で甲羅乾しをする亀を眺めながら女主人と束の間の逢瀬をしているに違いない。そう、束の間がいい。デレデレダラダラと居すわるのはダンディじゃない。そう思って15分ほどで店を出た私だけど、その後五之橋から北里通りに出て部屋に戻るまでの間に、私の芝居の登場人物たちは亀についての会話をすることになったのは当然の成り行きだ。私が部屋に帰ってしばらくしてから母が歯医者に出かける。何年かぶりかと云うので、付き添おうとしたのだけど、一人で大丈夫と断固として拒否するものだから放っておいたら、やはり案の定迷ったらしく、帰りは見かねた歯医者の息子さんに車で送って来て貰う始末。これからはやはり付き添わなくてはいけない。老老ディナーは牛肉のバター焼き紫蘇風味に川越屋の木綿で冷や奴、そして味噌汁は……うーん、思い出さない。いや、そんなことはどうだっていい。今の私の関心事は亀との会話だ。★テアトロジャージャン第16回公演「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章)/出演・桑原なお、荒木真樹彦・岸本敏伸・茂木英治/日時・7/10(水)~7/15(月祭)開演時間は10日11日は19時のみ。12日13日は14時&19時、14日15時は14時のみ。/料金3000円/お問い合わせは090ー9964ー2231まで
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