喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

西国番外 元慶寺

2017-04-17 | 西国三十三所巡礼

西国巡礼を復活させた花山法皇が
986年、19歳の時、藤原兼家、道兼父子の策略により
出家させられ、得度したゆかりの寺。
また、藤原高子の発願によって建立された勅願寺で、
本堂の扉には菊花紋がある。






竜宮造りの唐風の山門。門に花頭窓という窓があるのが珍しい。








御真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

名称   元慶寺(番外)
山号   華頂山
宗派   天台宗
本尊   薬師瑠璃光如来
創建   869年(貞観11年平安時代前期)
開山   
開基   遍照僧正(桓武天皇の孫)
所在地  京都市山科区
御詠歌  待てといわば いともかしこし
       花山に しばしと啼かん 鳥の音もがな
拝観日  H29(2017)4.15

開基の遍照僧正は六歌仙の一人で、
百人一首の『天津風雲の通い路吹きとじよ乙女の姿しばしとどめむ』が有名。

緑豊かで、緑に埋まったお寺といったたたずまい。
桜をはじめ花木が多く、特に、椿は種類が多いよう。
番外になっていなかったら、
深緑と春の花木をゆっくり楽しめる静かなお寺なんだろうなと。



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