喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

百年の手紙

2013-02-02 | 読後感



以前、続・百年の手紙で紹介した
梯久美子さんの「百年の手紙」が
最近、出版されて、

さっそく買った。

明治から平成まで、二十世紀の百年間に
日本人が書いた手紙を紹介した本。
その時々の心情がつづられ、
激動の時代を生きた人々の
熱い思いが伝わり、胸を打つ。

戦時中、看護婦の職にあった人たちは
女性でありながら召集され、
その中には、乳飲み子を残して
戦地に赴いた看護婦もいたそう。
異常な、非情な時代だったんだなと・・・・・・・
従軍看護婦の手紙や手記を、
後輩の看護婦たちが集めて出版した
『白の墓碑銘』(桐書房)という本が紹介されてた。
同じ看護婦(いまは婦が師)として、
是非、読みたいと思う。

手紙を最後に書いたのはいつだろうと、
思い出せないぐらい久しい。




『百年の手紙』
著  者:梯久美子
出版社:岩波新書

コメント
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