福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

還暦求聞持成満の記 その20

2009-11-01 | 還暦求聞持成満の記
「「明星来影す」とはむろん金星のような物質的な星が来影するのではなく、明るく輝く星の如く見える、ある当体のことである。  ・・・
それでは明星(金星)を礼拝するのは何故であろうか、人体は小宇宙である。日月をはじめとして多くの星光が人体に関与している。金星の光は人体の松果腺に影響している。この松果腺のの中に脳砂という小さな粒(摩尼)があり燐とオスミアムでできている。その燐が光を放ち、オスミアムは精神知能の電力をおこし宇宙意識を開発し、記憶力抜群となると伝えられる。ここで金星と記憶力の言葉が結びつく。むろん、これは瑜伽の科学の説明である。卓越した説明である。ただ、真言行人が戒めることとして、そういった理論にこだわらず、金星を仏様として拝むことにある。事実、その尊は存在するからである。 」
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