福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

お大師様に自殺を助けられて一寺建立した話

2022-10-31 | 法話
二人の子どもと共に鉄道自殺や入水自殺を何度も企てた果てに肺病になったが突然御大師様に助けられてお寺まで建立できた尼僧の体験談がありました。善根山弘法寺初代住職 齋藤智照法尼の法話 . . . 本文を読む
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聖者と云ひ、凡夫と云ふ、遠く外に求むべからず

2022-10-30 | 法話
・聖者と云ひ、凡夫と云ふ、遠く外に求むべからず。浄土と云ひ、穢土と云ふ、遥かに境を隔つべからず。我法を空ずるを覚者と云ひ、我法に著するを愚夫と名く。所執の境を穢土と称し、如幻の境を浄土と名く。(聖者と凡夫は自分の心を離れてあるのではない。浄土と穢土も同じ心の中にある。自分という主体(我)も世界を構成する諸要素・法則(法)も本来「空」であるとさとれば覚者となりこれに迷えば愚夫となる。外界に執着する心 . . . 本文を読む
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Q, 真言宗には加持で人を救う方法があるが禅宗にはこういう手段はないのは如何?

2022-10-30 | Q&A
Q, 真言宗には加持で人を救う方法があるが禅宗にはこういう手段はないのは如何?A,真言宗の加持も愚人を悟りへ至らしむるための方便、禅宗は最初から悟りへ導く。悟りの境地では生死・災殃・貧富もなくなる。夢中問答集(無窓疎石)より・・・15問。真言宗には苦厄をやむる加持門あり。禅宗はかやうの利益欠けたりと難ずるひと有。そのいわれありや?答。密宗は十界の凡衆、本位をあらためず。全くこれ大日如来也とす。しか . . . 本文を読む
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今日は叡尊が西大寺を結界して弘律道場とした日。

2022-10-28 | 法話
嘉禎四年1238十月二十八日叡尊が西大寺を結界して弘律道場とする。(招提千歳伝記) . . . 本文を読む
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一念の眠りの中に、千萬の夢あり

2022-10-28 | お大師様のお言葉
「十喩を詠ずる詩」(大師) 「・・・一念の眠りの中に、千萬の夢あり 乍ちに娯み、乍ちに苦んで、籌ること能はず 人間と地獄と天閣と 一たびは哭し、一たびは歌つて、幾許の愁いぞ 睡りの裏には實眞にして、覺むれば見へず ・・・ 喜ぶこと莫れ、嗔ること莫れ、是れ法界なり 法界と心とは、異詳なし・・」   何度読んでもすごいお言葉です。 . . . 本文を読む
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円融天皇の即位に伴う一代一度仏舎利使が派遣された日

2022-10-28 | 法話
日本紀略・天禄二年971十月二十八日庚寅「五畿七道の名神五十五社に、僧一人を差しつかはし、社毎に舎利一粒を銀壺にいれて奉ず。宇佐八幡には法服を奉らる。」天皇は円融天皇。此の時も円融天皇即位後の一代一度仏舎利使です。 . . . 本文を読む
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今日は僧侶の山林修業が許された日

2022-10-28 | 法話
・宝亀元年770十月二十八日、僧侶の山林での修行を許す。(続日本紀に「丙辰,僧綱言:『奉去天平寶字八年敕,逆黨之徒,於山林寺院,私聚一僧已上,讀經悔過者,僧綱固加禁制.由是,山林樹下,長絕禪迹,伽藍院中,永息梵響,俗士巢許,猶尚嘉遁.況復出家釋眾,寧無閑居者乎.伏乞,長往之徒,聽其脩行.』詔許之」 . . . 本文を読む
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今日は藤沢白旗神社秋祭特殊神事(湯立神楽)等が行われます

2022-10-28 | おすすめ情報
今日28日は鹿児島照国神社例祭、藤沢白旗神社秋祭特殊神事(湯立神楽)、宇和津彦神社秋季大祭(神輿の先駆けに牛鬼登場)、等が行われます。 . . . 本文を読む
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今日は吉田松陰処刑の日です

2022-10-27 | 法話
松陰は処刑の日も堂々としていたと伝わっています。その背後には深い仏教の理解がありました。 . . . 本文を読む
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今日は大師が「国家の奉為に修法せんと請ふ表」を書かれた日

2022-10-27 | お大師様のお言葉
「国家の奉為に修法せんと請ふ表」(性霊集第四)「沙門空海言す。空海幸に先帝の造雨に沐して遠く海西に遊ぶ。儻灌頂の道場に入て、一百余部の金剛乗の法門を授けらるること得たり。其経は佛の心肝、國の霊宝なり。是の故に大唐開元よりこの己来、一人三公、親り灌頂を授けられて、誦持観念す。近くは四海を安むじ、遠くは菩提を求む。宮中に長生殿を捨て内道場とす。復七日毎に解念誦の僧等をして持念修行せしむ。城中城外に鎮國 . . . 本文を読む
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今日は伝教大師が弘法大師にしばらくは天台の修行に勤しみたいとする書状を出された日

2022-10-26 | お大師様のお言葉
今日は伝教大師が弘法大師にしばらくは天台の修行に勤しみたいとする書状を出された日 「忽ち迎問(げいもん)を承けて、伏して下情を慰む。雨寒し。伏しておもんみれば、闍梨、持念安穏ならむ。最澄いたる所、未だ了らず。頂拝未だ由あらず。不信の衆生は己身にあり、おもうに、方便を設けて吸引せむのみ。窮子(法華経信解品に説く長者窮子の教えのように仏性を悟れていない衆生)の驚き未だ息まず。暫く一乗の門(諸法実相と . . . 本文を読む
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今日、天平九年十月二十六日は道慈律師が大極殿で鎮護国家のために最勝王経を講じられた日です

2022-10-26 | 法話
・今日、天平九年736、十月二十六日、道慈律師が大極殿で鎮護国家のために最勝王経を講じられました。續日本紀に「天平九年(七三七)十月丙寅廿六丙寅。講金光明最勝王経于大極殿。朝廷之儀、一同元日。請律師道慈為講師。堅蔵為読師。聴衆一百。沙弥一百。」とあります。道慈律師は奈良時代の僧。大安寺流の祖。大和の人。701年入唐、元康から三論を、善無畏ぜんむいから密教を学ぶ。求聞持法も招来したといわれる。718 . . . 本文を読む
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今日弘仁四年十月二十五日は大師が「藤中納言大使のための願文」を書かれた日です。

2022-10-25 | お大師様のお言葉
今日弘仁四年十月二十五日は大師が「藤中納言大使のための願文」を書かれた日です。この日、藤原葛野麻呂が無事渡唐の御礼に『金剛般若経』187巻の書写をしたので大師がその供養をされた際願文を執筆されています。「某聞く智慧の源極を強いて仏陀と名け、軌持の妙句を仮りて達磨(法のこと)といふ。智よく円なるゆえに、なさざるところなく、法よく明らかなる故に自他兼ね済う。五眼常に鑑みて溺子を津渉し、六通自在にして樊 . . . 本文を読む
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今日はレイテ沖海戦で日本海軍が事実上消滅した日

2022-10-25 | 法話
今日1944年10月25日はレイテ沖海戦で日本海軍が事実上消滅した日です。今朝何の気なくYouTubeを開くと名もなき兵士たちの軍歌というページが突然現れました。暫く聞いていましたが涙が出てきました。この名もなき兵士たちの供養は本当にできているのだろうかと思ったのです。そしてさらに戦後の様々な大災害(注1)はこうした名もなき戦争犠牲者の供養が出来てないからではないかとも思いました。調べてみるとやは . . . 本文を読む
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今日10月25日は金門島事件の起こった日です。

2022-10-25 | 法話
今日10月25日は金門島事件の起こった日です。1949年10月25日深夜、中共軍八個連隊は、対岸の厦門(アモイ)からの砲兵隊の援護を受け、200隻のジャンクで金門島を三方向から包囲するようにして迫って来た。中華民国の顧問であった旧日本軍中将根本博は塹壕戦の指揮をおこない上陸してきた中国人民解放軍を破り、同島を死守しています。この根本博という人は、「生長の家」の信者で、満州で不可侵条約を破り侵攻して . . . 本文を読む
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