あかまど(仮)

net初心者で自称ソフト技術者。Gamer属性。netは人の望み?それとも?

謎の円盤UMA。

2006-09-28 20:58:53 | ことば
FFXI公式の記事にUMAの話が出てた。
UMAは未確認動物のことで、一般に「ゆーま」と発音され……Unidentified...ナントカAnimal。
……解説君しようかと思ったら「M」が何だか思い出せない。
調査開始。


Wikipediaで調べたらとりあえずMysteriousだと書いてあった(WikipediaJ: UMA)。
Unienfified Mysterious Animal。
あれ?何か違和感があるのでもうちょっと探す。

Wikipedia英語版にはUMAに該当する項目がたくさんあって(WikipediaE: UMA)、近そうなのは
Unidentified Monstrous Animal。
聞いたことないぞ。英語版Wikipediaの書き方は結構ビミョウで、「ゲームのDance Dance Revolutionで聞かれるフレーズ」とか書かれている。印象としては、「少なくとも英語圏(というよりアメリカ?)で一般的な言葉ではなさそう。

日本語Googleで「UMA」でトップに出てきたページは「謎の巨大生物UMA」。ここはどうもMonstrous(巨大なというニュアンス)説っぽい。

さらにGoogleで見て行くと、あくまで印象だけど(調査方法自体が妥当かもかなり怪しいので)、Mysteriousが優勢っぽい気がする。「和製英語である(世界の謎: 未確認生物(UMA))」との記述もあった。

ぼくが最初にUMAということばを聞いたのは……。えー。世代が特定されるので詳細省くけどギムキョウイクのころ、自己紹介で知人が口にしてた時。ムーの読者な人だったので、多分そっち系由来。「少なくとも20年ぐらい前には既にあった言葉」であることは、ぼくが保障する。
(参考:ムー未確認動物~UMA~公式HP。ちなみにここはMysterious説)

件のFFXIの記事を読む限り、人間並の大きさの生物と思われるので「巨大生物」ではなさそうだけど、「Monstrous Animal」は文字通り「怪物のような動物」とも訳せそうなので、獣人という言い方が許されるならば、Monstrousでもおかしくはない。「人間並の大きさの蛙」を「巨大生物」と呼ぶというのも不可能ではないかも知れない。


フレーズの響きからすると、UFO(Unidentified Flying Object)からの連想で作られた言葉のような気がする。ならば、日本にUFOという言葉が入った後、恐らくはある程度普及した後で作られたとみるべきではないだろうか?「謎の円盤UFO」が放映されたのは1970年ぐらいだから、多分それより後なんじゃないだろうか?
流行らせようとした人がいると思うので、20年以上前ムーのバックナンバーを調べてくと、もうちょっと手がかりが見つかるかも知れない。

ネット上では、ここから先にはどうにも進めそうもない。
出自について何か説が発見できても、印刷物並の信頼性は持てそうもないし。

中途半端な調査終了。


余談。
Animalってことは、ワイアール星人みたいな植物系のはUMAにならないのかな。
ちなみにタイトルは、あさりよしとおの「宇宙家族カールビンソン」にあったエピソードのサブタイトル。
ところで、キーワードいちいちWikipediaにリンクする意味ってあるのかな。
もひとつところで、Vana'diel Tribune IIって廃刊したんだっけ?


参照記事:
FFXI公式: UMAについて (2006/09/27)

KimI

トリプルビュー液晶。

2006-09-28 08:43:39 | tech
Sharpがトリプルビュー液晶だそうです。

SlashdotJ: シャープが3つの角度に異なる画面を表示できる液晶を開発

以前デュアルビュー液晶のニュースがあったのですが、進化形らしいです。
基礎研究として有効っぽいので進んでるのだと思うのですが、記事を読む限り、使い道が未だに確定してない感が強烈な気もします。


ゲーマー属性なわたしとしては、

・鏡を使って大画面。端的に、ダライアス。

とか、あと、視野角の調整可能性次第ですが、

・テーブル筐体(インベーダー喫茶みたいな…って古すぎ)を周囲から覗きこむ形にして、不完全情報系対戦ゲーム(≒相手の手の内が見えないのに意味がある=麻雀とかカードゲームとかウォーゲームとか。ヘルツォークツヴァイとかでも可)や、多人数一人称系アクション(自動車レース系や、いわゆるFPSや、PSO系MORPG、あとMMORPG小グループ用端末。別にガントレットとかDiabloとかでも可)。

とかへの利用に興味があったりします。
やっぱり、「てれび」には「数メートル以内にいる人と別世界の共有」という意味を求めたい(=個人用に特化したデバイスでないという特性を活かしたい=人が集まる空間を提供するものであるべき)と思うので、ゲーム、あるいは「ゲームと呼ばれることがあるもの」はこのディスプレイになじむと思います。
PCWatch記事中にある
ワンボックスカーのような多人数で乗る自動車内に設置すれば、運転者はナビゲーション画面、助手席で観光スポットやグルメ情報の検索、後部座席でDVDの映像を楽しむことが可能。

というのは、ちょっと、あんまりだと思います。ともだちの家に集まってみんな別々のマンガやゲームに集中するとか、集まってお食事しながらケータイメールとかいうライフスタイルもあると思うので、需要はあるのだと思いますけど。


参照記事:
SlashdotJ: シャープが3つの角度に異なる画面を表示できる液晶を開発
PCwatch: シャープ、3つの角度に異なる画面を表示できる「トリプルビュー液晶」
関連記事:
FujiSankei Business i: 3方向で違う映像 シャープ、車載用液晶を開発
この記事は「車載用」と限定しているのが目を引きます。もしかして画面を大きくできない?あと、得意先からも「何に使うの」と聞かれるほど用途は未知数という書き方が絶妙です。
MYCOMジャーナル: シャープ、3方向に違う内容を表示するトリプルビュー液晶を開発
開発段階の技術で、量産がスタートするのはもう少し先になるとのことだそうです。
東京新聞: 見る位置で変わる3映像 シャープ液晶画面開発
デュアルビュー液晶は数社のメーカーがカーナビに採用しているのだそうです。
NIKKEI IT+: シャープ、3人に違う映像を見せられる液晶ディスプレーを開発
携帯電話やゲーム機の画面、広告などの用途にも利用することを想定しているとの記述が。ゲーム機も忘れてないようです。

Diska

狙われたBLOG。

2006-09-27 11:23:46 | web
キーワードでのBLOGの検索結果をRSSフィードにするようなサービスを使ってたりするのですが、最近、不思議なエントリがヒットするのを目にします。

具体的には、
・BLOGおよび記事タイトルが日本語で、原則として助詞を除いた名詞を半角スペースで分かち書き。

というあたりが目を引きます。
最初は「最近出た入門書に『検索エンジン対策としては分かち書きが有効!』とかか書かれてて、流行ってるのかなぁ」とか思ったのですが、もうちょっと観察してたら、

・複数のBLOGの記事が文面が全く同じ内容。Amazonやほかのレビュー記事などに同じ文面がある(文面次第ではGoogleなどで容易に確認できる)。
・30分程度を置いて別のBLOGに同じ記事が数回連続で投稿される傾向にある。
・とりあえずJugemとfc2が好きらしい。

とかいった特徴が見えてきました。

別に、引用元がどれだからどうだとか言えるような知識は持ってないですし、「よのなかおなじことをかんがえるひとがいるなー(某読み)」でもいいのですが、ソフト屋的には、「あー。そういうロボットがいるのかー」とか納得しました。

数年もしたら、本文も自動生成してくれるかも知れません。語尾の置き換えとか倒置とかで、独特な言い回しをして、個性(?)を持ったBLOG記事に変換したりするかも知れません(参考。既にあったり)。
テーマを単語で列挙しとくとあちこちから切り張りしてそれっぽいエントリを作成してくれて、もう、書く暇も考える労力も要らないという素敵システムです。ドラえもんにも「企画と作者を入力するとマンガを書いてくれるマシン」とかありましたが、そういうのです。

コメントやトラックバックが付くようなら、チューリングテスト的にもばっちり?
たぶん、Googleとか、その他BLOGサービス屋さんでは、既に研究されてるような気もします。


とか、Amazonエントリを引いてアフィリエイト狙いとかやってるうちは、まだ茶化す気にもなれるのですが、個人Blogとかのコピーをはじめたりとか、自動で微妙に改変したりとか、これのためにBLOG名とかURLの空間が消費されていくとすると、いろいろ危なそうです。
当然、ユーザーから認証やら同定手段やらの要求が出たりするでしょうし、システムも対策していくでしょうし、これだけ普及して代替物がないなら、無料BLOGの衰退とかSNS以外残らないとかいうシナリオも可能でしょう。ロボットも「進化」していくでしょう。BLOGも住みにくくなっていく気がします。
インターネットがあんまりしあわせだったで、メトロン星人が目をつけたのかも知れません。


参考:
goo ブログ: [ "sound horizon" ] 検索結果
使い方が実はよくわかってないのですが、RSSフィードは下に並んでるBlogエントリのすぐ上のRSSアイコンで取得できます。OperaだとアドレスバーにページのRSSフィードのアイコンが出るのですが、そっちはダメでした。

Diska

Opera for Wiiについてのプレスリリース。

2006-09-26 20:17:32 | Opera
2006/09/26付けで、Wii用ブラウザについて、Opera社のプレスリリースが出てました。

Opera Press Releases: Opera releases details on its browser for Nintendo’s Wii console
Oslo, Norway - September 26, 2006


興味があったのと、短めだったので訳してみました。内容については、どうもほうぼうで既に出てた情報なようで、格別に新しい話はないようでした。が、「デモでは言ってた」とか「○○なはず」というのが確度を増したっぽいのは意味があるかも知れません。

任天堂Wiiコンソール用ブラウザの詳細について
Oslo, Norway - 2006/09/26

Operaソフトウェア社は本日、任天堂が近日中に発売を予定しているゲームコンソール「Wii」に対応したブラウザーの詳細について発表した。Opera社のフルブラウザは、「Wii Shop Channel」からダウンロードする形で入手可能となる。任天堂は先日、2007年6月までの期間限定でOperaブラウザを無料提供する、と宣言している。

2007年7月以降は、ユーザーはWiiポイントを支払うことでOperaブラウザを購入できる。WiiポイントはWiiコンソール用の通貨であり、新たなゲームや、Operaブラウザを購入する際に使用される。Operaブラウザを購入するために必要なWiiポイント額については、明らかにされていない。

OperaブラウザはFlashや、Googleマップスで利用されるようなAJAXベースのコンテンツに対応しており、Wiiユーザーは、Wii用にカスタマイズされた、多機能なインターネット体験の恩恵を受けることになる。Opera for WiiのWeb標準対応状況は、デスクトップ用Opera9ブラウザ相当であり、さらに、ズームやブックマークの機能も持っている。また、Wiiリモート(コントローラ)にも対応しており、ユーザーは直感的操作でWebを利用できる。

任天堂は、Wiiの発売時期について、アメリカでは2006/11/19、日本では2006/12/02、欧州では2006/12/08、と発表している。また価格は、249.99米ドル、または25000円としている。


文中、Wii Shop Channelというのは、Wiiの標準機能の「チャンネル」のひとつで、たぶん、Wiiをネットに繋いだ時点で問答無用で利用可能になるものです。また、Wiiポイントはプリペイドカードのような形で、店頭で1000円から5000円分のものが販売されるらしいです(参考:Wii Preview 社長プレゼン全文)。

やっぱりURL入力とか検索語入力とかのキーボードを使うと便利そうな操作や、関連して、Opera9でよくやる「テキスト選択->検索/翻訳」とかができるか気になるのですが、触れられていないところをみると、これは楽観はできなさそうです。

あと、どうでもよさそうなことですが、コントローラについて、PressReleaseをみると「Wii Remote controler」と書いてあるようなのですが、微妙な表記な感じです。日本語の紹介ページ(Wiiリモコンとかコントローラとか)だと「Wiiリモコン/Wii Remote/ウィーリモコン」とか呼ばれてるようです。英語名は「Wii Remote」で決まりのようなので、PressReleaseにある書き方は正しい(controlerの頭文字は小文字)ようです。ちなみにこのページを見た範囲では、Wiiにおいて「コントローラ」というのは「Wiiリモコン」、「ヌンチャク」、「クラシックコントローラ」の総称のようです。
さらにどうでもいい話ですが、Wiiにおいて、「ヌンチャク」のスペルはNunchukとなってます。Wiz3にはNUNCHAKAという武器があった気がしますが、WikipediaJによると語源は、「両節棍」を福建語で読んだものらしいので、どれが正しいとかの議論は、福建語のカタカナ表記について議論をしないと語りにくいようです。


Opera Press Releases: Opera releases details on its browser for Nintendo’s Wii console
Oslo, Norway - September 26, 2006

任天堂: Wii[ウィー]

Diska

東京ゲームショウ行ってきました。

2006-09-24 21:30:33 | Sound Horizon
東京ゲームショウ行って来ました。
ゲームの話は、最近のことがよくわからない上に時間と体力がなかったのであんまり書けないのですが、とても断片的に。


  • メタルギアの小島さん」のトークショウが異常におもしろかったです。台本があって3日同じことをやってたらしいのですが、女性の司会の方(菊地 由美さん)がえぐるようなナイスツッコミでハイテンションな感じでした。小島さんも、普段からPodCastで番組に出演してるとかいうことらしいです。ちらっと「DS版ぼくらの太陽」の話が出たのですが、今回はカートリッジ形状のためか「受光機なし」というとんでもない仕様変更をされたそうです。ただ、GBAスロットに旧作のボクタイ(123どれでも)を差すと対応するそうです。ふとSCCカートリッジを思い出しました。コナミ伝統?
  • SCCと言えば、MSXマシンが出るそうです(1チップMSX)。個人的にはとても興味があるのですが、さて、売れるでしょうか。教材としてはすごくいいという気もするのですが、コンピュータ自体を学習するという需要がどれくらいあるか、個人で学習する場合必要となる資料が入手可能か(端的に、MSX2テクニカルハンドブックとかに相当する書籍が今買えるか)はちょっと不安があります。
  • Iremさんがマイペースで味な感じでした。バンピートロット2を作ってるとかで、実物大(?)トロットビークルの展示とか、ブースやコンパニオン(男女)さんがそっち系で統一されてたりで、ちょっと独特な空間でした(個人的にはIremと言えば四コマ小唄がオススメです。でも万人にオススメするのは度胸が要ります。ブースの様子は「424話:アイレムひみつ日記そ」こんなかんじ?)。
  • まともなTVに繋がったXBOX360を初めて見たのですが、さすがにきれいでした。
  • PS3は本体が触れないようにしてあるのが多くて、一回りしてソフトの説明とかを見て、ああ、あれはPS3の画面だったのかと思うのが多かった気がします。うーん。してみると、やっぱり性能は高そうでした。わりと無責任。
  • Wiiは実機を発見できませんでした(あったのかも知れませんがわたしは見てません)。ソフトを作ってるというところはいくつもあったようなのですが、何とも未知数感がいっぱいです。小島さんが「やりたいけどいまは手を出せない」、「やらせようとすると『いや、ちょっと』という反応が多い」というニュアンスのことをおっしゃってたのが印象的です。プレスや、お金が直結してる人達にしてみると、「Revolutionはスロースタートしそう」と思うのも無理はない気もしました。
  • 試遊コーナーがほうぼうにあったのですが、30分待ち60分待ち当たり前な感じで、ほとんど触れませんでした。歴史(?)のコーナーのPSO(しかもたぶんVer1)があいてたのでちょっと触ってみたのですが、3連撃がなかなか出せなくてショックでした。連打じゃダメだったんですねぇ。LANに繋いでないとは言え、キーボードが付いてなかったのは、「わかってない」感じがしました。
  • FFXI関連は、混んでたので敬遠。ファミ通ノリは、なんかちょっと違う気もしました。
  • 携帯ゲームがことのほかいっぱいでした。でも携帯持ってないので全然見ませんでした。
  • コスプレな方がそこここに見られました。クラウド(FF7AC仕様)のつんつん頭って再現可能なんだなぁとちょっと感心してみたり。わかんないキャラが多かったのは古い人だからです。とはいえ、プレイヤーな方も、見かけた全キャラ網羅して知ってるわけじゃないだろうなぁ。
  • 回ったブースとかの傾向も影響してるかもしれませんが、女性が多かったように思います。もう、半分ぐらい。
  • 「くわしくはWebで」というスタンスなのか、細かい質問とかをする雰囲気でなかった気もします。まぁ、一般公開日ですし。ガイコク勢のブースはビジネス仕様らしく、少なくとも今日は閑散としてました。
  • ゲームスクール関連が一角を占めてました。地味地味かと思ってたのですが、ぱっとするゲームのデモとか、声優体験コーナーとか、目を引くこともやってたようです。いま製作者需要ってどうなんだろうなぁ。
  • DS持ってったのですが、わたしがまわったブースで配信を見かけたのはPSPばかりだった気がします。ただ、ピクトチャットは機能してました。えらくおもしろそうだったのですが、開演したとこで中止。やっぱり長時間座ってて待ち時間になるとか限定状況かなぁ。あるいはブラインドタッチを訓練??



あとSound Horizon。
イベントコーナーでSound Horizonのミニコンサートがありました。30分ほどのステージでしたが、目的の70%ぐらいはこっちだったかも知れません。

さすがに会場が半ばオープンスペースなところで、ステージ収容人数とか時間とかの制限で、結界というか、音響というか、空間を定着させるのはつらそうな感じでしたが、「少年は剣を」収録の3曲を聞くことができました。観客席は椅子でおおむね300人分ぐらい?立ち見もたくさんいて、都合400人ぐらい(主催者側発表10000人)いたと思います。じまんぐトークの反応を見る限り、SHファンの人も多かったように思うのですが、イベントコーナーが僻地にあることも考えると、わざわざこれだけの人数が集まったのはちょっと驚異的な気もします。空席0です。
いまのボーカルの方は、まだ名前と顔が一致してないのですが、よかったです。

印象に残ったのは、
じ「さーーーーうんどぅほらいずん(繰り返し)」
と、
れ「さんきゅぅうううぅ」

Liveというとパレードの最初の最初のしか見てないのですが、最近はすっかりこの方向でキャラが固まってるでしょうか。この会場にあって、ちょっと不思議時空な感じもしました。

BelleIsleは、パンフレットを見たのですが、SNSすら恐くてしょうがない(以前に友だちが少ない)わたしとしては、やっぱりちょっと心理的に重たそうです。子作りゲーム。どんなコミュニティが生まれてるのか興味はあるのですがー。

歌詞が頭に入ってないのでことばが見つかりませんが、きっと、少年は剣を手にし、それがプロなのでしょう。ヒトゴロシソング界の貴公子が、いま、見つめるものは死ではなく、生なのかも知れません。

あと、11UPブースで仮面の男を見かけたのですが、一般客の方だったのかも知れません。


東京ゲームショウ


追記(2006/10/04: TGS2006/SH関連記事):
BelleIsle, eg, 電撃online.com

Diska

全軍突撃Revoに続け。

2006-09-24 08:43:31 | Sound Horizon
幻想楽団【Sound Horizon】及び、同楽団を主宰する音楽家【Revo】の公式webサイト>で、2006/09/23付けでRevoさんのコメントが出てました。
長いので部分的な引用だけにしますが、

「まず11月22日にニューアルバムが出ます。ど~ん!」
「それに伴いコンサートツアーを演ります。どど~ん!」
「SHの楽曲が漫画になります。どどど~ん!」
「ゲーム『ベルアイル』に出てきます。どどどど~ん!」
「あとは、マキシの発売日が10月4日に延期となりました……。」
「――そして、SHは幕張にも少し領土を広げます。
ゲームショー遠征行ってきます!」

だそうです。
なんかLive以来キャラクターが換わって来てる気がしなくもないですが、快進撃な感じです。

5thが発売されたり、ほうぼうで知名度が上がって来たら、1st-3rdもメジャーリリースの要求が強くなってくるかも知れません。
それに伴って「同人」とか「その他権利団体」とか、あと「歌い手たち」とか「過去」と、ひともんちゃくあったりするかも知れませんが、それもまたきっと前進なのでしょう。
歴史は改竄を許さなくても、ゲンジツは入れ換わるのです。バージョンが上がるのはSound Horizonだけではないのです。

Diska

Opera9.02リリース。

2006-09-23 03:51:24 | Opera
Opera9.02がリリースされています。セキュリティフィクスらしいです。
9.01に上書きインストール、使用時間は1時間ぐらいですが、普通に使えてるようです。
プレスリリースとか、まとまった記事は発見できませんでした(Desktop Teamの最近のログ(9.01から9.02の間にある記事)を追えばいいのですが)。

いま気が付いたのですが、M2(Opera付属のmail, rss readerとかの統合ソフト)上で「gで既読化して次へ」とか「/で検索開始(ブラウザ上でも可)」とかって操作、前からありましたっけ…?


ITmedia: 脆弱性を修正したOpera 9.02リリース
Opera Desktop Team: Opera 9.02 released

Diska

Roman。

2006-09-21 03:25:35 | Sound Horizon
2006/09/20付けで、「Sound Horizonの5th Story CDが2006/11にリリース」との情報がありました。
Sound Horizon offical Web Site: [information]
今回はベルウッドレコードさんでなく、キングレコードさんからだそうです。
タイトルは「Roman」とされていますが、何語のどういう意味かは、謎です。
英語だとローマっぽい意味が先行するから、日本語のニュアンスでの「ロマン(浪漫)」の逆輸出(?)かなぁ。Elysionの次のCDで、グラディエーターとかPlutoとかケルトとか法王とか出てきたらちょっとびっくりです。それはそれで楽しそうですけど。


「第二期」という言葉が示すさまざまなことから、いろいろ期待や不安もありますが、いまは静かに待ちます。
なお、これを書いた時点では、<幻想楽団【Sound Horizon】及び、同楽団を主宰する音楽家【Revo】の公式webサイト>では触れられていませんでした。

Diska

任天堂Wii Preview。

2006-09-19 07:56:53 | games
2006/09/14のに幕張で開かれた「Wii Preview」の社長公演ビデオを見ました。40分近いですが、全部見ちゃいました。

2006.9.14 Wii Preview

わたしはちょっとヒネてるので、社長さんがほんとに言葉どおりに考えてるか疑問をさしはさんじゃったりもするのですが、かなり熱いです。
ミもフタもない要約をするなら、
「ゲームを売りたいなら家族を巻き込まねば。だからゲームじゃないけど家族にアピールする部分を強化する。その上でそれをゲームにつなげる」
というストーリーで展開されるおはなしです。


家族にアピールする部分、ゲーム以外の、「チャンネル」の動作の映像もたくさんあったのですが、インターフェイスがすごくよく動いてます。「ゲームをしない人が電源を入れるきっかけ」として充分よくできてると思います。
ソフトウェアというか、マンマシンインターフェイスについて、これからは、「Wiiでやったらどうなるか」、「Wiiでできるのか」とかいう概念がでてきそうな気さえします。


根本的に「テレビ画面を占有する」という一点に置いて、「2006/09/19時点の日本のライフスタイル的には致命的」と思ったりもするのですが、「Wiiがあるからこうしよう」とか「Wiiで見られるような配信をしよう」とかいう方向が生まれたりするかも知れません。


これは「ファミリーコンピュータが目指した」夢です。
「冷蔵庫伝言版」のようなシステムが、プライバシーの観点から、いまの家庭、というより、端的に10代20代のユーザーに受け入れられるのかは、冒険な気もしますが、Wiiとは、そして「We」とは何か、「ii」が示すものは何か、という、強い意思が込められてます。
そう。
「いまのライフスタイルに合うのか」という疑問には、「恐らくは20年前のライフスタイルは合っていたかも知れず、10年後のライフスタイルにも合っているかも知れない。恐らくは、Wiiに拠って定義されるファミリーというものもある。それだけのポテンシャルがある」と応えてみたいです。

これは「ファミリーコンピュータ」なのです。
『パーソナル』コンピュータじゃなく。
マイクロコンピュータでもネットワークコンピュータでもなく。

昔あったかもしれなく、いまなくて、将来あるかも知れない、ライフスタイルの提案なのです。


ちょっと熱くなりました。
ゲーム機や、パソコンや、インターネットを初めて知ったときと同じくらい。


わたしの好きなOperaの話が出てくるのですが、Wiiのインターフェイスにインパクトがありすぎるために、ちょっと霞んでます。
わたしがビデオを見た範囲では、「バーチャルコンソールのゲームと同じような形で販売することになる」、「でも、半年間ほどは、無料で配布する」、「当然のようにWiiリモコンで操作できる」、「フラッシュ対応」ということのようです。
現物を見ないと確証にはならないですが、Web、AJAX、あと、Flashのスタンダードプラットフォームのひとつになったりするかも?ぐらいのインパクトを感じました。
ただ、キー入力の方法が不明な点は、かなり不安です。本体標準ソフトにも書く操作がありそうなので、何か考えてあるとは思うのですが、現時点では不安です。
Opera内蔵しないのかなー。とかも思ったのですが、考えてみればWiiの想定する寿命はわたしの認識では、「かなり長そう」ですし、自然にバージョンアップを繰り返せる形としては、「自分でインストールした感」がある方が、正しい気もしてきました。


nintendo: 2006.9.14 Wii Preview

Diska

これってホメことば?

2006-09-11 14:37:35 | ことば
昨日NHKみんなのうたで「これってホメことば?」という歌をやってました。

NHK:みんなのうたプロジェクトVol.8「これってホメことば?」の歌詞を公開!

歌詞は、リンク切れてたらどこかで拾ってもらうとして、この歌詞、象徴的なのは、
聞いたら、「なにげに」は「けっこう」の意味
なにげに勉強になりました
あたりだと思います。

1)わたしなんかの世代(?)だと、「それは違う。なにげにには『けっこう』じゃなく、爪を隠してる鷹とか、意外性のニュアンスが含まれて…」とまず反応してみたり、「なにげに」は「何気なく」の誤用だとか、そういうコメントをまずしたくなったりします。
2)「なにげに歌うまいっすね!」と言われて、あるいは聞いて、むっ。としたり、むっ。とする人に共感したりする人もいるでしょう。
3)「勉強になりました」ってことばは相手を立てる時に使えるなぁ、勉強になりました。とか、なるほど「けっこうの意味」なのか、と、皮肉なしに思う人もいるでしょう。

このへんの幅が、この歌のトラップです。
歌い手はアナウンサー。「世代間のことばのギャップを埋めるべく、日々、勉強を続け」ている人であって、1,2,3を見据えた上で、自分が使うべきことばを考えるような人です。単純に1,2,3から選ぶことはしません。

「なにげに勉強になりました」で、また、
1)「アナウンサーがそんな言葉使っちゃダメだ」、と反応してみたり
2)「がんばって俺の言葉を理解して使おうとしてるじゃん」と思ってみたり
3)言った方が同じことばで返されて、一抹の不自然さとか不快感を感じてみたり。

もう一度トラップを仕掛けてくれます。
歌い手である「ことばおじさん」は、用法を否定するでなく、不快感を示すでなく、考えさせてくれます。命題を定義して議論可能にしてくれます。うまいです。


文献に当たって「正しい言葉を定義する」ことがあんまり意味がなかったり、言葉は変化してるし、これまでも変化してきたものだったり、現行される用法を見つつ、その上で、どう使うべきか、自分の主張を入れる、ということを日々、番組でやっている「ことばおじさん」のあり方を、世に広める歌なのです。

アオリにある「近頃の若者ことばに戸惑うおじさんたちに元気をくれる作品。」というのもまたトラップです。
むしろ、安易に「若者ことばはけしからん」と言ってるひとたちをたしなめる歌でもあったりするのだと思います。


NHK:みんなのうたプロジェクト
NHK:みんなのうたプロジェクトVol.8「これってホメことば?」の歌詞を公開!
amazon: これってホメことば? [Maxi]

Diska