あかまど(仮)

net初心者で自称ソフト技術者。Gamer属性。netは人の望み?それとも?

MHFβ開始。

2007-06-27 00:29:15 | games
MHFのオープンβ(オープンβ前の「テクニカルテスト」でした。オープンβは28日から。訂正。)が開始されました。
今日も混みあってるとか、移動時に切断されるとかいったアナウンスもあったようですが、個人的には、普通に認証できて、入ってしまえばとても安定していたようです。

以下雑多でこまごまとしたメモ。

・ランクが低いせいか、クエストはボス級のが全くなくて、ひたすらランポスとかでした。
・防具なし、アサシンカリンガとライトクロスボウを作るところまでやってみましたが、操作感はPS2のMH2にかなり忠実なようです。わたしの環境では必要に迫られてアナログスティックの軸が逆だったのを修正しただけですが、操作はかなりカスタマイズもできるようです。
・武器の進化はMH2やMHP2ndとだいたい同じ印象ですが、現時点でも、ところどころ新しい派生や生産ができるようになってるようです。

・グラフィックは、調整を試してないのですが、少なくともわたしの環境ではとてもきれいでした。
・PS2版は装備品を替えたときとかフリーズしたかと思うようなロード時間があったのですが、MHFは格段にロードが速くなってます。
・音の感じが、PS2版とかなり違う印象でした。音場というんでしょうか。
・PS2版は、接続時の画面遷移のユーザーストレスが結構大変なものだった気がするのですが、その辺は無難にこなれていて、よくなっています。比較の問題という説もあるのですが、PC用オンラインゲームとして普通なレベルだと思います(個人的にはIEコンポーネントを使ってるらしいのがイヤなのですが…)。

・それなりに動くところまできたら、またユーザー数が爆発してダウンするかも知れません。
・基本操作がキーボードになってるので、チャット周りが結構ストレスです。カスタマイズできると思うのですが、再接続できるかどうか不安だったので試せてません。
・いわゆるロビー周りや、チャット範囲の考え方がかなり変わってるようです。
・街の入場者数がかなり拡張されてて(30人?)、「入ったら挨拶」とか、MH2の常識は多分見直しを迫られることになって、別な作法が流通しそうです。そのへんは、たぶん、最低でもイャンクック挑戦権のある人が街に数人はいるようなとこまで進まないと、どうなるか見えません。クエスト同行者募集の作法というのは、いろんなゲームを見ても、まだ確定したのはないような気もします。

MHF、不安要素もありますが、現状では好印象です。


関連:
あかまど(仮): MHFβダウン。

Diska

MHFβダウン。

2007-06-21 20:31:58 | games
今日からオープンβテストが開始されたMHFなのですが、MHF公式サイトによると、いきなり

オープンβテスト再開の見込みについて

MHFでは2007年6月21日(木)16:00よりオープンβテストを開始いたしましたが、
ゲームサーバーへの接続とMHF公式サイトの閲覧に障害が発生したため、
同日17:00より緊急メンテナンスを実施いたしました。

現在の国内のオンラインゲームにおける最大規模のネットワーク環境を
ご用意したつもりでしたが、その予想をはるかに超える接続により
障害が発生し、これを改善するために現在作業を行っております。

再開の目処につきましては、6月22日(金)正午(昼12:00)に発表させていただきます。

正式サービスを間近に控えた本オープンβテストにてこのような事態になってしまい、
ご利用のお客様にはご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

だそうです。
リリース一週間切ってるのも事実ですが、まだβですし。おっけーです。トラブルなのは間違いないですが、まだたぶん想定の範囲内ですし、リトライ祭りを避けた対応速度は、個人的には許容範囲内です。

ターゲットのコアユーザー層が低年齢で、PC環境的に厳しい、とかいう見方もされてたようなので、現時点では、まだうれしい悲鳴を上げられてることと思います。
とはいえ、初期のUOやFFXIを見てきたような古参のがまんづよいネットユーザーばかりじゃないですし、いきなり正念場かも知れません。

この一週間の対応が勝負でしょうか…。

Diska

MHFの開発部長インタビュー。

2007-06-20 20:53:01 | games
MHF(モンスターハンターフロンティア)を作ってる人のインタビュー記事がありました。

Impress Game Watch: カプコンオンライン開発部長小野義徳氏インタビュー(前編)「MHF」が切り開く新たなオンラインゲーム市場の姿とは!?
Impress Game Watch: カプコンオンライン開発部長小野義徳氏インタビュー(後編)「MHF」の未来像と、オンライン開発部の今後の戦略について聞く

なんか熱いです。
ちょっと言葉尻的にアレな物言い(「なんちゃってカジュアル」とか、「彼にでもできるゲームだと」とか、「本当に(60万人が)来てしまったらごめんなさいと言うしかないな」とか)もあるような気もするのですが、ユーザープロモーション的な話ではなく、カブヌシ相手っぽい方面でとても具体的です。「開発部長」という立場が前面に出てるのだと思うのですが、こっち方面のインタビューとしてはちょっと異色かも?歯に衣着せぬ分、言葉に重みもあります。
(追記2007/06/21 20:00: 本当に??万人が来てしまってごめんなさいしたようです。)


冒険もあるようですが、「失敗したら反省してよりよく生きてやるぜ!」的な勢い(これで8人対戦を入れなかったから失敗したとなった場合は、なぜこれがダメだったのかが我々にはわかるわけです。「MHF」に8人無理矢理入れたとして、うまくいったらうまくいったで、なんでうまくいったのかわからないのです。)というか、それらしい言い方をすれば、リスクヘッジの取り方も明快、な気がします。
これが、ダイキギョウなりの冒険の仕方なのかも知れません。

MHFはもうじき(2007/06/21)オープンβ開始になります。
大ヒットするのか、大ヒットしたけど課金まで進まないのか、次回作への布石となるのかは、現状では何ともわかりません。
課金まで行くかは、「アサシンカリンガ+バトル装備一式でイャンクックを倒すのは楽しいけど、ちょっと喰い足りない。という微妙な層」がどれだけ育つかが、ブンスイレイなようです。クック装備の外見的魅力がもうひとつ(だと個人的には思うのですが…)なのは、MHF成功のカギだったのかも知れません。

わたしは、イャンクックを倒すとこまでは確定な予定です。
そこから先、MHP2(現状オフのみ)に戻るのかMHF中心になるか、月額課金を払って、HR3を目指すかHR2で楽しみを見つける努力をするか、は、コミュニティ次第かなぁ。

Diska

Webって何。

2007-06-18 20:39:56 | ことば
ニュースとかで、「Second LifeとかのVR系ネットサービスというかオンラインゲームとかそういうの」を指して「Web上の仮想空間」と呼び習わしているのに抵抗があったんだけど、これは用語的にはどうなんだろう?

正直なところ「Web」というのが何なのか、ぼくは知らないらしい。ぼくの知る限りでは、「Web」はわりとあいまいな言葉。

大昔は、Internet全体をサービスとして見た場合の通称だと思ってた。これはどうも広すぎるらしい。
その少し後は、World-wide Webの略で、World-wide Webってのは、「HTTPプロトコルで」、「HTML文書を読み込んで来て」、「表示して、リンクからジャンプとかする」ようなサービス全体の通称だと思ってた。これだとどうも狭すぎるらしい。

XMLが普及して来たりで、HTML以外のマークアップ言語ファイルが主体になるケースが出てきた時点では、まだWebな気がしていた。
XHTMLはもちろん、SVGとかが使われるのは、Webと思う。
VRMLが出てきて、「HTTPのクライアント」が「HTMLのレンダラを持ってない」ケースを目にしても、抵抗なくWeb上の仮想空間だと思った。
Webサービスとかいう言葉(WSDLとかいう文脈の)が出てきた時は、「グラフィカルなレンダラがなくても、パーサとかがあるからWeb」、という認識で特に抵抗なかった。
FlashアプリはWeb?ブラウザなしで動けたりするみたいではあるけど、Flash自体が使う通信手段は確かHTTPだし、XMLのパーサとかも持ってて、通信ではそれを使うのが主流な気がするので、まだWebな気がする。

さて、SecondLifeはHTTPでマークアップ言語をやり取りしてるんだろうか。Second LifeのFAQによると、
Second Life は、ポート 443/TCP および 12043/TCP, 12035/UDP, 12036/UDP, 13000-13050/UDP に接続する必要があります。

ということらしい。まぁ、80番を使わなければならないわけでもない。443のところはHTTP(S)準拠でマークアップ言語でやり取りしてそうな雰囲気。
だけど、これをWebと呼ぶとなると、「じゃあ逆に、WebじゃないTCP/IP上のプログラムって何?」という気もする。

そもそも定義があいまいな言葉、という前提に立つなら、個個人のWebという言葉に関する心象風景とか、Webという言葉にヒトビトは何を期待してるか、とかから考える方が適切なのかも知れない。

KimI

リアリティ。

2007-06-12 02:13:44 | ことば
たぶん、最初の問いは「シミュレーションゲームのテーマで、『0079年頃の戦争』と『1941年頃の戦争』だったらどっちがリアリティ(実感)があるか」とかだったと思う。

この問いは、多分、今も続いてて、似た問いは、ぼくのなかだけじゃなく、世の中で増え続けてたり、あるいは、自明の事となってるんだと思う。

当時の答えは「0079年」。
今の答えも、「1941年」じゃないのは確かだけど。
いや、C.E.70とかいう話じゃなくて。

KimI

CB2。

2007-06-02 16:38:45 | tech
不気味の谷の研究室が新作らしいです。
asahi.com: 赤ちゃんロボ、柔らかい動き 阪大教授ら開発
NHKニュース: 幼児型のロボットを開発 公開


記事によると、
・名前は「CB2(スクエア)」
・身長約130センチ
・体重33キロ
・1~2歳の幼児くらいの機能
・4年後には3歳児相当を目指す
だそうです。NHKのニュースで動くところを見たのですが、なんと言うか、生き物っぽいです。不気味との意見もありそうに思いますが、肌のライトグレーと間接部の切れ目が、うまい具合にブキミ感を別なところに誘導して、いわゆる不気味の谷(参考:WikipediaJ: 不気味の谷)を回避してる感じです。PSUのキャスト(参考:GoogleJP: PSU キャストオマケ。)のデザインが影響してたりするかも知れません。
動画を見た限りでは、背中にへその緒みたいなケーブルが伸びてて、頭は外にあるようでした。


いま、人間と付き合うロボットに必要なのは、人間との付き合いによる学習期間だと思います。人間が付き合う気になるインターフェイスは、とても重要な気がします。

「生まれたばかりの赤ん坊が何の役に立つのか?」って誰のことばでしたっけ(Googleで見た感じでは物理学者ファラデーが電磁誘導についてパトロンに「何の役に立つか?」と聞かれた時の答えらしいのですが、それっぽい裏づけが取れませんでした)?少なくとも、研究の前進の役に立つのは間違いなさそうです。


参考:
石黒研究室
CB2を開発した研究室のページです。これまで開発したロボットの画像が見られます。肌色で、もうちょっと「リアル」なのもあるのですが、そのあたりから、今回のデザインが「あえて」なことが読み取れたりもします。肌色着色料の予算をケチったわけじゃないと思います。たぶん。
追記(2007/06/04 02:50):
SlashdotJ: 柔らかな皮膚を持つヒューマノイドロボット、登場。背景とか、ニュースでさらっと流された部分が説明される記事等へのリンクがあります。石黒研単独じゃなく、共同研究だったようです。CB2はChild-robot with Biomimetic Bodyの略とか。

Diska