ダボ爺のゴム銃工房

趣味のゴム銃のことをメインに、日常気になったことなどをつれづれに書いていきます。

ストリングリリース方式の連発銃

2008年07月31日 | ゴム銃_ガンロッカー

話題になってから少し遅れましたが、気になっていたのでストリングリリース方式の連発ゴム銃を作りました。
このような方式はすでに発表されているのですが、この形にしたところが素晴らしいと思います。
方式は、銃身後部に紐を1回巻いたら1本ずつ輪ゴムを掛けて、発射する時は巻いた紐を引き戻すという単純なものです。
この試作品は20発の輪ゴムを掛けましたが30発は掛けれます。
試射してわかったことですが、ひもを銃身に1回巻つけると9㎝になります。ということは20連発にすると、1m80cmの紐を引き戻すことになりますので、1度に20発を発射することはチョット無理です。
この方式は皆さんがやっているように、電動式にするか釣り用のリールを使う方がいいと思います。



UGR-07
型式:ストリングリリース方式(20~30連発)
全長:360
銃身長:294
全高:85
使用材:チーク、凧紐


合板の作り方

2008年07月29日 | ゴム銃_工作

連発ゴム銃の回転翼やトリガー部は、合板を作り使っています。
その合板の私なりの作り方を紹介します。

回転翼は2+2=4㎜厚、または2+3=5㎜厚にしています。材料は大抵の場合ヒノキの工作材です。
トリガー部は銃身を9㎜厚の板を使うので、3+2+3=8㎜厚の合板を作ります。

板を張り合わせる時、木工ボンドは塗りすぎないように全面にきっちり塗り、板の木目は90度ずらせて張り合わせます。そして圧着器で確実に圧力を加え接着します。

この合板を回転翼の形状に切り取り、衝撃の加わるところには瞬間接着剤で硬化処理をします。

▼圧着器


工房の暑さ対策

2008年07月27日 | 工房

連日の猛暑で日中は工房の中にいるだけで汗が出てきます。
工房の仕様は、屋根はとたん、天井は2cmほどのグラスウールが入ったフラッシュ構造です。
そこで少しでも工房内の温度を下げる対策として、天井に発泡スチロールを貼り付けました。
15㎜厚の1820×910板を切断して両面テープで天井に張りつけただけです。
材料費は2点で2700円ほど。

扉や窓を開けていても、温度計を見るとAM2:00頃で39℃ほどありました。
これほど暑いと、この暑さ対策工事もあまり効果がないようです。

▼発泡スチロール張付け工事中


瞬間接着剤浸透加工

2008年07月25日 | ゴム銃_工作

瞬間接着剤浸透加工について質問がありましたので私がやっている方法を紹介します。
ゴム銃作りを始めてからこの方法を知りました。私なりに考えて衝撃のある部分、力のかかる所そして軸受け穴などを部分的に瞬間接着剤を浸透させています。
部品の形状によっては木目の方向で割れやすいので、瞬間接着剤の浸透だけではカバーできないと思い合板にして使っています。

▼2枚板回転式の回転翼とトリガー部品です。


瞬間接着剤について
最近、連発ゴム銃を量産したので容量大きいものを使ってみました(写真下)が、すぐにノズルが詰まったり、先端が固まったりしてイライラしました。
私はダ○ソーで購入できるロックタイト製をお勧めします。
瞬間接着剤を保管するときは、ノズルが上になるよう立てておくといいと思います。


ゴム銃UGR-06(allケヤキ)完成

2008年07月24日 | ゴム銃_ガンロッカー

久しぶりに四角翼回転式の連発ゴム銃を作りました。
工作仲間の方から頂いたケヤキがまだ沢山残っているので、連発式では初めて総ケヤキ製にしてみました。
銃身、トリガー、グリップ部は2枚合わせの合板にしてあります。
塗装は水性透明ニスを2度塗り、#600の紙ヤスリで仕上げてあります。
重さが少し軽く感じたので、4gほどの錘を先端部に1個、グリップに3個入れてあります。
射的精度はあまり望めませんが、連発が楽しめるので良しとしましょう。


▼内部機構


UGR-06(allケヤキ)
型式:4角翼回転式(6連発)
全長:236
銃身長:200
全高:120
使用材:欅、竹、引きバネ、鉛
塗装:水性透明ニス


ゴム銃の量産

2008年07月21日 | ゴム銃_工作

名古屋城宵まつり販売するゴム銃がやっと出来上がりました。
連日の猛暑続きだったので、作業が進みませんでした。せっかくの工房も室内は暑いので、電動工具を使わない作業は日影の庭ですることも度々ありました。
完成したのは単発の割りばしゴム銃30丁と、連発ゴム銃20丁です。
まだ袋詰めなどが残っていますが、今回が初めての販売です。はたして買ってくれる人がいるのでしょうか、心配です。

もしよかったら皆さんも名古屋城宵まつりに遊びに行ってください。
ゴム銃のいろいろなイベントもあるようですよ。


暑い!

2008年07月16日 | 日記

まだ梅雨も明けないのに連日猛暑です。

工房で、連発ゴム銃の量産をしているのですが、じっとしていても汗がにじみ出てきます。もちろんエヤコンは付いていないのですが、扉や窓を全開にしていても室内温度が37℃もありました。

午後からは少し日影ができたので、組立作業を庭にしました。少し風もあったので工房よりよっぽど環境がよく、作業能率も上がりました。


卓上糸ノコ盤2

2008年07月13日 | ゴム銃_工作

昨日の糸ノコ盤についての記事に、KEROKERO火器商会さん から 思い通りに切れるでしょうか? という質問がありましたので私の感想です。

他社の糸ノコ盤は、町民会館の備品(製造元はわかりませんが安ものです)を使ったことがあるくらいで比較はあまりできませんが、それに比べればずーと使い勝手はいいです。ノコ刃の張り具合もかなりきつく調整できます。

下の写真は、付属のノコ刃(荒目)で切断した連発ゴム銃のホールドグループ部とトリガーです。私はどちらかというと直進性を求めますのでまずまずの切断だと思います。

複雑な曲線を切断するときはノコ刃を細目に変えればいいと思います。

▼糸ノコ盤で切断した部品

卓上糸ノコ盤

2008年07月12日 | ゴム銃_道具・治具

工房ができたとき購入した電動工具の一つが卓上糸ノコ盤で、型式はマキタのMSJ401です。
まだあまり使っていませんが、使ってみた感想を報告します。

選んだ理由:ゴム銃作りではプロクソン製を使っている方が多いようですが、ホローポイントさんのHPを見てもう少し力のあるものとして日立、マキタ、リョウビが候補にあがりましたが、日立製は品切れで入荷が1ヵ月後ということではずれ、少し高価だがテーブルのデザイン、重量が重い、本社が愛知県ということでマキタにしました。(製造元はリョウビと同じのようです)
振動:盤の下部にゴム系の柔らかめの板を引きました。重量が14kgとかなり重いので動作中に動くことはありません。しかし、隣に置いてあるプロクソンの丸ノコ盤が作業台の振動で動いてしまいます。
ノコ刃の交換:上下とも6角棒レンチを使って替えます。下はテーブルを傾けなければ作業がしにくいのが欠点です。
刃の張り具合は簡単にできます。
付属品:平行や角度切りガイドがついてはいない。精度に期待しないがあったほうが便利だと思う。
ノコ刃は荒目だけだが細目もほしい。(細目を別途購入しました)
その他:電源スイッチと回転数の変更ダイヤルは一体で、電源スイッチはプッシュプル方式で非常に使いやすい。(方式は違うがプロクソンの丸ノコ盤と比較して)

ざっとこんなところでしょうか、また気がついたことがあったら報告します。

▼マキタMSJ401


隣地が新築工事始まる

2008年07月09日 | 日記
私が今の土地に家を建てたときから空き地だった隣地が、昨日地鎮祭が行われました。
新しく購入した、小学生低学年のお子さん2人がいる若いご夫婦の方が家を建てるようです。 家は年内中に完成の予定だそうです。

39年前引っ越しして来た時は、おむかえさんが建っていたでけなのが、これで四方全部家に囲まれることになりました。
今まで空き地だったので、駐車のためによく使わせてもらったのですが、これからはそんなわけにはいきません。近所の皆さんもきっと不自由するでしょう。

電動工具?手動工具?

2008年07月07日 | ゴム銃_工作

今、割りばしゴム銃を30丁ほど作っているのですが、ほとんど今までの作業方法で作っています。
せっかく買った卓上丸ノコ盤や糸ノコ盤はかえって使いにくいのです。
特に小さい部品を扱う時、電動工具は危険なのです。

電動工具の使いかともほぼわかってきたので、電動工具と手動工具をうまく使い分けていきたいと思います。


ダボ爺ゴム銃工房の感想

2008年07月05日 | 工房

工房が完成してから1ヵ月余りが過ぎました。まだ期間は短いですが使ってみての感想です。
まず一番いいのは専用の部屋なのでいくら切り粉が出ようが、埃が出ようが心配のないことです。ですが後が大変です。その都度掃除をしなけえばなりません。
そこで捨てようと思っていた古い掃除機(’84年製)を使っています。大型で音も大きいのですが、しばらくはこれで我慢しようと思っています。
欠点は、屋根の断熱材が貧弱なので、雨が降ると音がやかましいのと、今日のように天気がいいと部屋の中の温度が高くなり暑いことです。
それと、暑いので窓を開けていると、蚊が入ってきて知らない間に刺されることです。

でも、好きな時間に自由にゴム銃作りができるので造ってよかったと思っています。

▼古い掃除機


TV放送

2008年07月04日 | 日記
先日、中京TVから私のゴム銃に関する取材が、夕方ニュースの時間帯に放送されました。
放送する時間のとき工房の備品作りに夢中になっていて、カミサンから呼ばれて気がつきました。

ストーリーは、前に他局で放送されたものによく似ているところもありましたが、感想としては、結構うまくまとめてくれたな~という感じです。

もう何度もTVに出ているからTV慣れしたでしょうと言われますが、まだまだカメラが回っているマイクの前でのしゃべりは苦手です。

中村理事長が保管してあった競技会の写真がうまく使われていました。ありがとうございました。