ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

エコワットと省エネナビ

2007年08月29日 | 温暖化/環境問題
月曜と火曜日に審査で伺った福島県の会社では、事務所で省エネに取組んでいますが電力計は工場と一緒であるため、努力の結果を把握できなくて困っていました。ISO14001では、環境目的・目標を関連する各部門・各階層で設定することを求めているので、他の多くの会社でもこの悩みに遭遇しています。

そこで,NETで種々検索してみました。その結果、以下の2件が推奨できそうです。

その1:「エコワット」(製造元が不明。以前はエレコムで販売していたらしい)
特徴:家電製品ごとの使用電力や電気料金などがわかる
(参考URL:http://www.skynie.co.jp/html/GH016.htm)
家庭用コンセントに繋げるだけで電気の使用量や電気代或はCO2量が簡単に測定できる。
価格が3000円弱ほどの簡易測定なので誤差はそれなりに大きいが、結構参考になりそう。
徳島市など幾つかの自治体が市民に貸与して省エネ意識向上に役立てている。欠点は、1200W以上の機器での使用は危険。5W以下の機器では測定不可能と言った制限があるようだ。

手始めにNET通販に発注したので後日使用結果をレポートします。

その2:省エネナビ CK-4型(中国計器工業株式会社製)
特徴:家や事務所全体の使用電力が分かる。
http://www.chukeiko.co.jp/01product/energy/ene_navi.html
初代「CK-4型」は完売し、後継機が2007年8月に発売予定と記されている。

平成13~16年度 に省エネルギーセンターがこの機器を用いてモニター調査を行い、省エネ活動の効果を調査しました。
この機器の主な特徴は、①1年分のデータを記録する。(今日・今月・前日・前月・累積で、電気使用量・電気料金を数値とグラフで表示)、②CO2(二酸化炭素)排出量を表示する。(使用電力量を換算)。③目標が設定できるので、ライフスタイルに合った省エネ行動が実践できる。④省エネ達成状況を3色のランプで表示する。
導入電気容量が75A,150A,200Aの三種に対応したタイプがあるので、会社の事務所などでも利用できる。

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