不都合な真実 《 中国 驚愕の性奴隷――鳴霞 》

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習近平政権になってからも、中共は「女性知識青年８０万人を解放軍の慰安婦にしていた」ことを謝罪もする気がない。国家犯罪だという意識もない。数百万人の女性知識青年に残虐非道の迫害をしたことも認めない。ただ、「日本が悪い」と責めることしかしない。だが、中共が日本に向かって叫んでいる話は、全て自分自身にむけた怨嗟と自虐の裏返しなのである。


◆中国 驚愕の性奴隷

『中国 驚愕の性奴隷』
（ 鳴霞、青林堂 (2015/8/25)、p56 ）

２００８年８月２５日の「中国報道週刊」、２０１０年１２月８日の「四川新聞網」、２０１４年６月１７日「阿波羅新聞網」の報道によれば、中共が極秘としている「女性知識青年」８万人(ママ)を中共幹部や解放軍の慰安婦にしていた事実が暴露されている。

( 中略 )

知識青年とは、毛沢東時代に思想改造教育として地方農村などに「下放(かほう)」された者たちを指す。現在の中共最高指導者７人も、全員知識青年である。

中国では１９４９～１９５９年までに都市や鎮(ちん)で生まれた者は、１９６７年～１９８０年頃まで農村に「下放」（上山下郷(じょうざんかきょう)という）された。


【 同、p77 】

下放された２０００万人の中には、８００万人の女性知識青年たちが中共幹部たちによって「慰安婦」「性奴隷」として虐げられてきた。この歴史的犯罪は「人民日報」も「新華社」も告発しない。

新疆生産建設兵団に下放されていた上海出身の美人の知識青年がいた。彼女は部隊長のセクハラを拒絶したために、２０kgの重量がある水門の開け閉めをさせられ、４０度の猛暑の中で半月で倒れてしまい、とうとう部隊長の毒牙にかかることを選んだ。翌日から彼女は、部隊の食堂で勤務していた。部隊長は暴力を使わなくても、権力を使うことで女性知識青年を慰安婦にできるという方法を見つけたのである。こんな卑劣な行為が当たり前のように行われていたのであるから、被害者は中共政府に賠償請求するべきである。

２０１０年１２月８日付の「四川新聞網」、２００８年８月２５日付の「中国報道週刊」に同じ内容の記事が出ている。「驚愕の事実、強姦された女性知識青年の数は南京大虐殺の被害者より多かった」。これらの記事はよく転載されるが、その都度、中共によって消されている。確かなことは、強姦された女性は「人民の娘」だという事実である。


【 同、p88 】

習近平政権になってからも、中共は「女性知識青年８０万人を解放軍の慰安婦にしていた」ことを謝罪もする気がない。国家犯罪だという意識もない。数百万人の女性知識青年に残虐非道の迫害をしたことも認めない。ただ、「日本が悪い」と責めることしかしない。

だが、中共が日本に向かって叫んでいる話は、全て自分自身にむけた怨嗟と自虐の裏返しなのである。