ご当地もの、四日市 「妖怪 大入道カラクリ人形貯金箱」 萬古焼(三重県)を収蔵しました。
上の写真、大入道カラクリ人形貯金箱、陶器製、高さ23センチ、四日市の大入道保存会了承品だそうです。
お金が貯まってくると、大入道の首が、ニョキニョキ伸びてきます。100円玉約100個位で首が伸びて来ます。
お金は、襟元から入れて、出す時は、首を抜いて逆さまにして振って出します。体内には、首の下から吊り下げられたザルの様なものが有り、そこにお金が溜まって、首を押し上げる様になっています。非常にシンプルなカラクリ、でも、その素朴さが良いのかも知れません。
四日市の名物大入道は、その昔、四日市の伊勢湾沿いに蔵が立ち並び、そこに狸が出ては町民を化かして大変悪さをしたそうです。困り果てた町民は、文化2年に狸のお化け入道に勝つ、凄みの利く巨大な大入道を作って平和な町にしたそうです。
実寸 身長6.265メートル、首を伸ばした高さは8.75メートル、山車の高さ3.1メートル、首の長さ2.7メートル、座った時は4.55メートル、太い眉毛と目玉を上下に、赤く長い舌をぺろりと出していたそうです。
現在、山車の一部として、大四日市祭の人気者だそうです。