昭和時代のものという見栄えのする狛犬の貯金箱を収蔵しました。
上の写真、狛犬の貯金箱、陶器製、高さ18センチです。
見れば見るほど見事な顔つき、座っている姿も様になっています。
濃い緑色系の色も厳粛な狛犬の姿に良くマッチしています。
何処でどんな経緯で作られたものか分かりませんが、これが貯金箱であるとは、貯金箱も奥が深いなーと感じます。
狛犬(こまいぬ)とは、獅子や犬に似た日本の獣で、想像上の生物とされます。像として神社や寺院の入口の両脇、あるいは本殿・本堂の正面左右などに一対で向き合う形、または守るべき寺社に背を向け、参拝者と正対する形で置かれる事が多く、またその際には無角の獅子と有角の狛犬とが一対とされます。狛犬は神社や寺院の魔除けと考えられています。狛犬の起源はインドや中央アジアに棲息していたライオンであるといわれ、それが朝鮮の高麗(こま)を経て日本に伝えられたことから、「狛犬(こまいぬ/高麗犬)」と呼ばれるようになったといわれています。