これは奥村政信(貞享3〜宝暦14・1686〜1764年)の浮世絵だ。
制作年代は1705〜6年とある。
タイトルは「十月えびす講宴会の体」だ。
遊女がいるから廓だろうと思うが、しつらえからすると上方のようだ。
左上の客が鯛を抱えた恵比寿のつもり、隣の遊女は大黒のつもりで鎮座している。
輪の真ん中に鯛を飾り、座頭の三味線で若衆が踊っている。
恐らくかぶき役者だろう。
この頃はまだ専門の太鼓持ちがいないので、
自前で芸人を調達したのだ。
制作年代は1705〜6年とある。
タイトルは「十月えびす講宴会の体」だ。
遊女がいるから廓だろうと思うが、しつらえからすると上方のようだ。
左上の客が鯛を抱えた恵比寿のつもり、隣の遊女は大黒のつもりで鎮座している。
輪の真ん中に鯛を飾り、座頭の三味線で若衆が踊っている。
恐らくかぶき役者だろう。
この頃はまだ専門の太鼓持ちがいないので、
自前で芸人を調達したのだ。