これは喜多川歌麿(宝暦3〜文化3・1753〜1806年)の浮世絵だ。
制作年は文化元(1804)年、タイトルは「青楼絵本年中行事」とある。
門松が見えるから正月の仲の町を描いたものだろう。
遊女屋は正月2日に遊女、禿(かむろ)に揃いの仕着せの小袖を与え、仲の町を道中したという。
右から2番目の遊女はオイラン(花魁)で、その隣にバンシンとあるのは
番頭新造という花魁のマネージャー役の古株をいう。
禿は羽子板を抱えている。
制作年は文化元(1804)年、タイトルは「青楼絵本年中行事」とある。
門松が見えるから正月の仲の町を描いたものだろう。
遊女屋は正月2日に遊女、禿(かむろ)に揃いの仕着せの小袖を与え、仲の町を道中したという。
右から2番目の遊女はオイラン(花魁)で、その隣にバンシンとあるのは
番頭新造という花魁のマネージャー役の古株をいう。
禿は羽子板を抱えている。