西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

島原遊廓

2017-02-13 | 浮世絵
これは西川祐信(にしかわ すけのぶ・寛文11〜寛延3・1671〜1750年)
の浮世絵だ。制作年は不詳。

島原の遊女屋で客待ちの遊女が二人。
一人は三味線を弾いている。
そこへ大きな皮つづらを運ぶ男衆が通りかかる、という場面だ。
このつづらの中には遊女へのプレゼントが入っているらしい。
「うらやましいねぇ」、といった体だ。

書き入れは
「暮れかかる 日影に運ぶ 皮つづら いかなる客の 契りそめなん」

       

コメント
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