まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.224 各駅巡り・三岐鉄道(1)

2015-08-18 09:44:47 | 鉄道
おはようございます。



今回から他と並行する形になりますが、各駅巡りの旅、三岐鉄道編をお送りしていくことにします。この路線は『聞き込み!ローカル線気まぐれ下車の旅』でも訪れたことがある路線、番組では西桑名から北勢線~三岐線で富田を1泊2日で回っていましたが、自分(一人称)の相棒との走りはその逆で富田から出発の日帰り行程、これが結構きつかった。例の如く何回かに渡ってのお送りとなりますが、お付き合いのほどよろしくお願いしたいと思います。







朝一番のJR奈良発の列車を乗り継いでJR富田駅で下車、構内は広くて奥の線には貨物列車が止まっている。写真1枚目、一番奥にあるホームは跨線橋の降り口が閉鎖されているが、ここは元は三岐鉄道三岐線が旅客扱いしていた時のホーム、正確には三岐線はJR富田駅が起点となり、乗客の起点となる近鉄富田駅は連絡線扱いとなっている。
駅前で相棒を立ち上げいざ出発!と思ったらいきなり駅前で小さな道標を見つけたのでここで1枚(写真3枚目)。駅前を出た所を通っている東海道を横切って近鉄富田駅へとたどり着く。先述したとおり、この駅に併設されている三岐鉄道富田駅がこれから走る三岐鉄道三岐線の起点となる駅、各駅巡りはこの駅から始まります。







富田の町を抜けて線路沿いに進み国道1号線の高架の下をくぐると道は狭くなり、旧街道の雰囲気を漂わせている町並が続く通りとなる。緩やかな坂を上ると写真2枚目にある、郵便局の前に古い石の道標が立つ交差点へとたどり着く。この道が八風街道に当たる道で、この先鈴鹿山脈を貫いて滋賀県の方へ伸びていると言うことだが、今回は街道についての予備知識は持って来ていないので、各駅巡りに専念して進むことにする。三岐線最初の駅大矢知駅はここからすぐの角を曲がった所にある(写真3枚目、4枚目)。






線路とは少し隔てた所で沿う道はここまで県道26号線だったが、その県道は右へと分かれて行く。真っ直ぐ続く道は多分八風街道だろう、旧街道の雰囲気を漂わせている町並がここも続いている。やがて次の平津駅、「へいづ」と読むこの駅は、さっきの駅と同じく有人駅、ここはマナー重視でホームは駅舎の横の外れた場所から撮影することにする。








旧街道の町並を抜けると東名阪の下をくぐって朝明川沿いの道を行く。次の暁学園駅は跨線橋を渡った所にある駅、結構立派な駅舎でここも有人駅。ここでも電車と出会ったので1枚、この区間は電車の本数が多く有人駅ばかりなのでローカル線の感じはしない、風景的にもローカル線の雰囲気はこれからなのかも。
線路と朝明川に挟まれた道を進んで次の山城駅、「やまじょう」と読む、さっきの平津と言い素直な読み方をさせてくれない駅名が続いている。駅舎の前にはなぜか同じ会社(三岐バス)のバス停が3本並んで立っている。行先ごとに分かれているみたいだが、何か無意味な感じがしてなりません、これがローカル線の情景ってやつでしょうか。さて、三岐線の旅はいよいよこの先ローカル線の雰囲気を漂わせる景色へと差し掛かって行きますが、その話はまた次回に続くと言うことで、今回はここまでとしておきます。      まちみち

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