まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.780 球音、橿原の杜に響く

2017-07-19 09:00:22 | 日記
おはようございます。









一昨日(17日)、サトスタへと行ってきました。夏の甲子園を目指しての県大会予選も中盤に入りシード校も順調に勝ち上がりました、この日見た試合はそのシード校のひとつ、高田商と生駒の対戦です。試合開始は午前9時でしたが球場に着いたのは9時20分頃、駐車場は満杯で入れないこと、でも自転車は駐輪場が余裕あったのでその辺りに置いて球場へと急ぐ、もちろん試合は始まっていてブラスバンドの鳴り響く音と歓声が聞こえてくる、入場料を払って早速中へと入る。
入口に屯していた女子高生の人垣をかき分けてスタンドの座席が空いている所を探して廻る、外野席は解放されてなく内野席はもう人いっぱい、1塁側の一番端っこの最上段の席が空いていたのでそこに陣取ることに、ちょうど真横にカメラの櫓が立っていてライト側が見にくいが特に不自由はない。場所的には周囲はほとんどが高田商の応援の人たち、お揃いのTシャツを着て応援している、そして自分(一人称)の横の座席には次の試合に出場する王寺工の選手たちも、この後の対戦だと言うのに緊張している様子もなく試合を観戦している、補欠の選手かなと思ったが背番号2の選手もいる。さあ、試合の方だが3回まで進んで2-2の同点、1回に生駒が2点を先制、高田商が1回、2回に1点ずつ取って同点に追いついている。











高田商は去年智辯学園と対戦した試合をサトスタで見たのだがその時は先制したものの逆転されて結局コールド負け、その後秋の大会で準優勝、近畿大会では1勝したものの次の履正社に敗戦、しかしその履正社が神宮大会で優勝して神宮枠が近畿に与えられたことによって今年のセンバツに23年ぶりに出場。そのセンバツでは初戦の相手が秀岳館、これはどう考えても勝ち目はない、せめて笑い者にならないような試合を・・・と思ったが案の定相手にならないと言った感じ、11-1で負けました。でも上の写真にも写っている古川投手が4回までは強力打線を1点に抑えたのと1点を取ったのはまあ良しの材料としておきましょう、勝っても喜ばない、ホームランを打っても笑わない、他人を重んじることをモットーとして17点も取られた桜井よりはまあいい印象は残してくれたと思います。
さて、試合の方は6回まで8-2と高田商がリード、全国では通用しないチームもここでは順当にリードしています、生駒はあと一歩のところでコールド負けを逃れて7回表、まずホームランで反撃の狼煙を上げるとその後も連打でこの回3点を返して8-5、欲を言えばもう1点返してほしかったが試合は分からなくなってきた。生駒は昨秋の大会で古川投手にノーヒットノーランをされているとのことで意地もあるのだろうがここまでホームランも2本記録している、まだ分からない、周りはほとんどが高田商の応援の人たちばかりだが自分(一人称)は生駒を応援していた。しかし自力では勝る高田商、全国では通用しなくても奈良では4番目のチーム・・・この辺りが書いてて虚しい、智辯学園も県内一でも全国では25番目くらいだし・・・7回、8回に追加点を挙げ、最後はワイルドピッチで3塁ランナーが生還、この時点で12-5で試合終了、生駒は雪辱を果たすことができなかった。でも秋にはノーヒットノーランをやられた投手から2本塁打で5点、ここは素直に健闘を称えてあげたい、一方の高田商、シード校としてまずは順当に勝ち上がり、多分準決勝までは行くでしょう、もし順当なら相手は・・・いや、ここはそんなこと軽々しく言うことはやめときましょう、野球は何が起こるか分かりませんので。







奈良テレビで予選期間中に放送される『ドラマチックナイン』、放送時間が遅くなってオンタイムで見られるようになった。ここでMCをしているのが高校野球大大大好き芸人のかみじょうたけし、『アメトーーク』でもディープな話で盛り上げてくれた人です、板東英二の物真似はあんまり似てないけど。番組では『アメトーーク』で話していた昨年の奈良県大会決勝の天理の涙雨の話もしていました、ネタの使いまわしかよ・・・↓↓↓




先にも書きましたがここまではシード校も順当な勝ち上がり、多分ベスト4に残るのはこの4校で濃厚じゃないかと思います。ここ近年甲子園に出場した4校、しかし善行レベルとなると高田商は先述通り、天理は暗黒の時代、智辯学園は昨春優勝もその後は相変わらずの2回戦ボーイテイストと寂しい限りです。奈良大附は2年前のセンバツにやっとのことで初出場、その時は敦賀気比相手にたった1安打、3-0で負けました、でも同じ相手に大阪桐蔭は11点も取られたんやで、同じ選手に満塁本塁打2本も打たれとんねんで、と言うことはこの大会に限っては奈良大附>大阪桐蔭・・・まあそれは良しとしてそろそろ夏にも実を結んでほしいところです。今年の春の大会決勝では智辯学園にまさかの逆転サヨナラ負け、夏の大会も4度の準優勝、そろそろいい思いをさせてあげたいところです、まあ善行ではまだまだ厳しいと言った感じになりそうですが、これも強くなっていく一歩ですから。
天理はもう昔の名前で出ています状態、ここいらでそろそろ何とかしないと本当にやばいところです。元プロ野球選手を監督、コーチに向かえてチームがどう変わるかと思ったが、予選では初戦の香芝戦で大苦戦、なめてかかったわけではないのでしょうがこの先も前途多難かなと言った感じ、もし仮に順当に4強に残っても相手は多分智辯学園、勝てるでしょうかねえ。一方の智辯学園もセンバツ優勝の後は鳴門、盛岡大附に不覚をとられてしまう体たらくぶり、箔もそろそろはがれてきた感じです、その辺りが未だに智辯和歌山よりも低く見られる要因なのでしょうねえ。でもシード4校の中で一番の本命はやはりここ、甲子園ではポカも多いけど全国に通用する力はPL、仙台育英、横浜、平安(天理が勝てない相手ばかり)を倒してきたことで実証済み、いつも大阪桐蔭で止まってしまう旗をそろそろ生駒の峯を通り越して大和平野に持って来てくれることを期待したいところです。そうは言ってもまだまだ予選は中盤戦、この先はどうなるか分かりません、ここは楽しみに行く末を見守っていくこととしましょう。高校野球の話になると熱くなってしまうのは僕の悪い癖、これに懲りずにまたお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。          まちみち

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