まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.735 神戸~レトロなビルヂングたち

2017-05-09 11:29:21 | ふうけい
おはようございます。













阪急神戸線各駅巡りが終わって神戸市の中心地へ。JR三宮駅前は人がいっぱいで自転車だと横断歩道を渡らせてくれない、何とか人の波をかき分けて信号を渡り、JR東海道本線の高架に沿う道を進んで行くとJR元町駅へと差し掛かる。更に線路沿いを進むと神戸高速西元町駅、JR神戸駅へと至るがその辺りが神戸市の一番中心となる所、どこもかしこも人人人の波は大都市にありがちな風景だが、それでもこの町には大阪や京都とはまた一味違う雰囲気を感じてしまう。高層ビルが建ち並ぶ大阪、観光客で賑わう京都とまた違う雰囲気を感じてしまうのは、この町ではほぼどの場所でも切り取った風景の中にレトロ、モダンと言った言葉が枕になりそうなビルの姿が見えるから、今回はそんなビルを巡ってこの界隈を巡って行ってみようと思います。
と言うことでJR神戸駅の手前まで来たのですがここで折り返しです、今走って来た道から1本南の道はアーケードの商店街、そこは走れないのでもう1本南側の道を行く、交差点名には栄町通とあるからそれが通りの名前だろう。少し走った所に写真1枚目、2枚目にある赤煉瓦の建物が見えてくる、がよく見るとそれは外装だけで入口の奥にはエレベーターの入口が見えている。その看板にはここが神戸地下鉄のみなと元町駅だと言うことを示している、この外装は元は銀行の建物だったと言うことだがその姿を残して駅に再利用するとは、神戸もなかなか洒落たことをやるじゃないですか~、ちなみにこの駅は近畿の駅百選に選定されている。この通りを突き進んだ所の交差点で筋違いに道は続くが、左側の道の方には神戸大丸がありその界隈はもう人があふれかえるように歩いている、ここはその人並みを避けていきたいところだが、あえて正面突破を試みることにする。神戸の町の雰囲気を味わうには自転車で走るには不便でもそちらの方に入って行かなければそれらしい風景を見ることはできないだろうし、今回はいろいろとあちらこちらを回ってみようとも思っていたので、と言うことでその風景は写真にてお送りしています。









この辺りは相棒をゆっくりゆっくりと進めていろいろと見て回る、もう来飽きた感もあるJR三宮駅から神戸港へと続く道、神戸税関に日本一短い国道と、この辺りは以前にもここでお伝えしているので今回はスルー、この界隈を網の目のように縦に横にと通る道をジグザグと進んで行く。その道のどこにでもレトロなビルが建ち並んでいるが、この辺りは旧居留地と言うことであり、海外との貿易で賑わった神戸港が近く外国人も多く滞在していたのだから、和洋折衷の穏やかな時代がこの町を包み込んでいたとでも言ったところでしょう。海がもうすぐの所を通っている国道2号線付近には上の写真にあるように、それこそモダン、レトロと言った言葉が似合う建物が多くある、そのビルがどんな建物かどのような役割を担っていたのか、今はどのように利用されているのかとか、そんなことは自分(一人称)には興味がない、気まぐれに走り回ってあれやこれやと目についた建物を片っ端から写真に撮りまくって来ました。ここに貼ったのはその一部だけ、それだけではちょっと数が少なくて味気ない感じもするので、上に貼った写真も含めて残りはフォトチャンネルにまとめました、残りと言ってもそれでもまだ一部だけなんですけどね。


神戸、レトロビルヂング



最近はフォトチャンネルの作成も割と好調でエラーも少なくなったので、この調子でいろいろと作成していってみようと思っています、新着はブログのページの左側に表示されますので、また何かの機会にご覧いただけたらありがたいことです。

さて、今回の神戸来訪はもちろん朝ドラ『べっぴんさん』絡みでのことですが、ドラマでは神戸の町を丘の上から見るくらいで昭和30年~40年あたりの神戸の風景はほとんどセットのみと言う感じでした。レトロな町並が残っている場所だったのでもっとドラマで神戸をアピールしても良かったと思うのですが、そうなるといろいろとしなければならないこともあるのでしょう、終わってしまった後であれやこれや言っても仕方ありません、でも自分(一人称)にとってはそれでも十分神戸を感じることができるドラマでした。実際『べっぴんさん』に興味を持ったのは去年神戸で登録有形文化財巡りしている時に偶然見かけたレトロなビル、それが旧ファミリアのビルだったと言うのがきっかけでした。でもそのビルは以前にも紹介した通り、再開発されるとのことで今は跡形もなく冷たい工事の壁に覆われているだけだったんですよねえ(2月11日現在)。すみれがもしその光景を見たら「何か、何かな~」と言うよりも「淋しいね~、逢いたいね~」とでも言いそうですが、さっきもチョイとだけ触れました、建設当時はその目的で使われたビルも今は別の役割で使われているの言うのがほとんどです。だいたいが博物館やレストラン、店舗など集客を目的とするものですが、そこに来る人は残念ながらその建物自体にはあまり興味を持つことはないと思います、でも当時のままの姿を残して第2の人生、って言い方は可笑しいが、を送らせてもらうのもまたいいことでしょう。ビル、ビルディング、ビルヂング、いろいろな呼び名でその場所でたくさんの人を迎えてきた所、これまでの神戸の時代の流れを見てきたのと同じように、この先もその未来を見ていくかのように残していってあげてほしいところです。次回もお付き合いよろしくお願いします。         まちみち


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