まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1541 和歌山の旅、2021年新春(2)・・・紀ノ川に沿って

2021-04-01 10:40:44 | 旅行記
よろしくお願いします。

















新春3日に和歌山へ走った記録をお送りしていきます、年末から寒くて風がきつい日が続いていたのですがこの日も風が冷たくて仕方なかった、そんな中を和歌山市へと向けて走っています、と言っても上の写真は奈良県との境界を越えて橋本市に入ったばかり、和歌山市までは約40キロ、まだまだ先は長いです。
JR隅田駅からスタートするサイクリングロード・・・多分その道が京奈和自転車道となるのだろう・・・へと入り紀ノ川を渡る、川を過ぎて最初に通り過ぎる町が恋野町、なかなかロマン漂う町名です。写真1枚目にある看板には「中将姫ゆかりの地」とある、継母に命を狙われた中将姫が身を隠していた所とのこと、しかしそんなロマンのかけらもないような筒香選手もこの地の出身と言うことで、写真2枚目にあるように垂れ幕が掲げられていた。進んでいる道は普通の県道と言った感じでサイクリングロードを主張するような表示は特に見当たらない、紀ノ川も民家に遮られてあまり見ることができない、まあその分風も遮られてここは快適に走ることができた。快適と言うとラジオのイヤホンから聞こえてくる箱根駅伝、復路スタートから創価大が快調に先頭を守っている、駒沢とは1分以上の差がついていると言ってもまだまだ分からないが、創価が勝つと新しい歴史が開かれるかも知れない。




















南海高野線の鉄橋の下をくぐって、その後は県道から分かれて紀ノ川沿いにある自転車道へと入る、さすがに遮るものがなくなると向かい風の洗礼を受けることとなってしまう。橋本市の中心部とつながる橋本橋の下をくぐると、以前真田幸村所縁の地を巡る目的で走ったことがある町並へ、その時は高野街道を行ったが今回は町並を外れて川沿いの自転車道を進んで行く。見通しのいい区間で空気が澄んでいることもあって対岸の様子もくっきりとうかがえる、国道24号線は相変わらず渋滞しているようだ。緩やかな蛇行を繰り返し自転車道はこの先で国道370号線へと合流して、その後南海学文路駅前へとたどり着く、ここからは国道を進んで真田所縁の地九度山町へと入る。町中を進んでいる時はさほど気にはならなかったが、紀ノ川沿いの道となると向かい風が容赦なく襲い掛かってきてペースも鈍ってくる。特に見どころもない区間、風が強い分先を急ぎたい気持ちもあってか、無理にもペースが上がってしまう。箱根駅伝はもう終盤、自分(一人称)の走りはまだまだ中盤戦、そろそろ次の目的である万葉歌碑が近づいてきている。















かつらぎ町へと入って再び紀ノ川を渡って国道24号線へと出る、次の万葉歌碑があるのが川沿いにある道の駅、前にも立ち寄ったことがあるので場所はすぐわかる、ただ目的の歌碑の場所は探すのにちょっと苦労するかも。この辺りにある歌碑は8つ、しかし探すことができたのは3つだけ、まあ無理もない、道の駅にある案内板を見ると他の歌碑は山の上や、紀ノ川の中州の島にあるとのことでさすがにそこまで時間を割くことはできない。むしろこれは見つけられないだろうな~、と思っていた国道24号線沿いにある歌碑を走っている途中で偶然に見つけることができた。まあ成果は得られなかったが、これは次回への宿題としておこう・・・と言っても次にここにくるのはいつのことになるのやら。和歌山市へまではまだまだ距離はあるし寄りたい所もあるし、風もきつくて前途多難な気もするが、さあ、気を取り直して進んで行くこととしよう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち