この世の全てには意味がない

私が今まで生きてきた中で得られた冷たい極寒のルールと、その中で胎動する温度のあるルールがある。

第一ルール：
この世の全てには意味がない

この世の全てには意味がない。なので、人は最終的に誰もが心情として冷たく、最終的に誰も救われないし、救わない。正義と愛とは、嘘でありかつ虚構なのだ。
貧困と虚脱のさなかでは、誰もがこの原点へと回帰していく。
このルールは絶対であり揺らぐことはない。

であるが、更に第一ルールがあるからこそそこから認識される新しいルールがある。

第二ルール：
第一ルール「この世の全てには意味がない」と言う絶対零度の世界があるからこそ、この世の全てに人間の手で意味を持たせることが有意である。


「この世の全てには意味がない」「だからこそ意味を持たせることには意味がある」。