みすず学苑

みすず学苑、と言うものをご存知だろうか。
これは英語を中心にした教育をウリにしている大学の進学塾で、その広告の内容、ＣＭは他に例を見ないほど突拍子もないものである。気になる方がいればYouTubeなどで見られると思うので見て欲しい。英語に何の関係があるのか、大学進学に何の関係があるのかと思わせしめる程の難解なＣＭであるが、よくよく考えてみれは、このＣＭに意味など無い。これが社会の何の役に立つと言うのだろうか。

しかし、その効用が意外なところにあることに気がついた。
何の作品に関しても、作り手は常に鑑賞者を意識し、その呪縛に縛られるものである。しかし、このＣＭにはそれが無い。あくまで作り手側の自由放埓な意識のみによって作られ、それは現代における膨大な作品群上のある種の極大点を演じ、そしてそこへ無節操に座しているのだ。
そしてこのＣＭはＣＭなどの作品には意味など無くても良いと言う勇気を教えてくれ、そして意味に囚われる必要など無いと言うことを教えてくれ、そして、作り手からその呪縛を解き放ってくれる形而上の指針を示してくれる作品なのである。

しかし、このＣＭにセンスは無い。
一片たりともそのかけらも無いことは明白であるが、センスは真似ることなく、その解放的思想を以って作品を作ることにその精神を模倣した方がいいだろう。その時こそ最高の作品ができるのだ。

ドア数当たりの

ドア数当たりの乗降人数調査を、各駅の各ドアごとに置いて実施しようとしているのか。それにしても大掛かりだ。学生らしき人が多い。

泥の中を歩いて

泥の中で前のめりに倒れむが良し
その醜悪の姿態こそが人としての美しきなり
だが我が進むべき泥ここにあらず。

ここは

納得行かない

私の斜め向かいの席にＳさんと言う人がいる。この人は他の人から就業時間の半分はパズドラをしていると言われる。正確にはどれくらいやっているのかは分からないけれども、私が話しかける時の半分は確かにパズドラをやっているような気がする。
まあそれはいい。であれば、こちらの仕事に文句つけるのは無しだ。

が先日、あることを問い合わせたところ、「もう忘れたんですか? いい加減にして下さいよ」と言われた。「○月の○日にやったじゃないですか」とも。確認してみる。コンピュータの記録上はやってない。それを伝える。一分くらいしてから「すみません」と小声で返ってきた。

あーすっきりした。なんとなくもやもやしてたんだよー。

と言うよりこの人は完全な悪人では無いので、まあ悪いことは言いたく無い。それと色々なこと知っているし、専門分野では頼りになるのだ。
それに私自身そんなに人生先長くないし、まあこのくらいスッキリしなければね。

体調諸元

高音域の音が右の耳から聞き取れない。
スズメの鳴き声が右の耳で聞こえず、左の耳で拾い取っている。