<今回も私の当て推量メモである>
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FIFA:五つ星チューリヒのホテル襲った早朝の逮捕劇 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/sports/news/20150529k0000m050133000c.html
国際サッカー連盟(FIFA)の本部があるスイス・チューリヒは、米司法当局の依頼を受けたスイス当局の捜査員が27日早朝、湖畔に建つ五つ星ホテルに踏み込み、現職のFIFA副会長ら7人を逮捕したことで騒然とした雰囲気となった。世界に衝撃をもたらした逮捕劇は、29日の会長選挙を控え、FIFA関係者がチューリヒに集まるタイミングを捜査当局が見計らったものだった。
ホテルに記者が張り込んでいた米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、27日午前6時(日本時間同午後1時)ごろ、清掃スタッフが床を磨いている横で、十数人の捜査員が正面の回転ドアから入館した。7人の逮捕は2時間もかからず、「非常に平和的に」執行されたという。
逮捕・起訴された一人、エドゥアルド・リー被告(コスタリカサッカー連盟会長)はホテルスタッフが広げた白いベッドシーツで姿を隠されながら車に乗せられた。
同紙記者は捜査員が踏み込む様子の写真を押さえ、自身のツイッターアカウントに投稿。この「実況中継」は2000回以上リツイート(引用)され話題を呼んだ。
世界を揺るがすFIFAの汚職事件はメディアの関心も高く、逮捕を知った報道陣が大挙してホテルに押しかけた。報道陣はホテルの外からビデオカメラを回しながらFIFA関係者が出入りしないか警戒し、アルプスを眺めることができる優雅な老舗ホテルは緊迫感に包まれることになった。【松井豊】
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さて、問題である。
現在うずを巻いているFIFA逮捕劇であるが、これの奥を探っていこう。
・まず、なぜ十数年間も問題にならなかった問題が、今になって逮捕されるに至ったのか?
・なぜアメリカなのか? 他の国でも、インターポールでも良かったのでは?
これを解く解説は青山繁晴さんがやった。
▶ 【青山繁晴】 ザ・ボイス そこまで言うか!『安保法制 「こう言う議論を国会でやれ!」と 激怒! 』 【2015.5.28】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-vaTjggn_Jk
20:42~より。
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【FIFAの汚職事件で元副会長を逮捕】
FIFA国際サッカー連盟の幹部ら14人がアメリカの司法省から汚職事件で起訴された問題です。FIFAの元副会長のジャックワーナー氏が27日、母国のトリニダードトバコで逮捕されました。
2010年の南アフリカ大会招致の際、12億円に上る賄賂を南アフリカ政府に要求したとのことです。
【青山繁晴】
これは、僕は久しぶりにびっくりしたニュース。これだけ情報に接しているとあんまり驚かなくなるんですけど、何でもありなんで。これは驚いたんですよ。そしたらですね、その話を、今朝8時から、あーその、CS放送の番組があって、スタジオに入る前に、打ち合わせは僕はしないんですけど、雑談してた時に、スタッフが「いやー187億円って凄いですね」、びっくりしたのはそれでしょってニュアンスだったから、いや、それ全然ビックリしない。なぜかというと、これ、もう国際社会に多少関わっている人なら常識で、このFIFAだけじゃなくて、ワールドカップサッカーの招致とかそういいうことだけじゃなくてオリンピックから何から、もう国際大会については賄賂が跳びまわってロビー活動と称して、もう公然と特に中国韓国、特に韓国が目立つけれども、徹底的にやっているって誰でも知っているけれど、これが事件として摘発されることはありえないと、なぜかというと、世界政府が無いから。
本当はアメリカの法律はなんと国外犯罪にも司法省が介入できると。という日本では考えられないような法体系を持っているんですけど、さすがのアメリカもそれをやらないと思ったら、バチイーッとやってですよ、しかもみんなが注目しているのは、今の会長のプラッターさんって、この人スイス人ですよ。ね?
この人もう16年近くやっているんですよ。4期。で、これだけ大物がものすごい金を濡れ手で粟に手にしててですね、16年近くやっている会長だけが知らなかった、というのは考えにくいでしょ。
でもその母国のスイスがこれアメリカの要請に応じて、身柄を取ったんですよ。これは追及するだけじゃなくて。逮捕しているのですからね。もう(辞職? )されている人もいるけど。これってね、まだ背景僕はあのーお、全部聞いてないのですけれど、正直安保法制忙しくて。
ただ、少し、あのミニストリー・オブ・ジャスティス、司法省って日本語で訳しているけれど、本当は正義省と言っているんですよ。アメリカっぽいと言うか、カウボーイっぽいですけれど、このミニストリー・オブ・ジャスティスは、このロビー活動、いい加減にせえよ! おまえら! と、なった気配があって、これは韓国の反日のロビー活動も含めて、もういい加減に嫌気がさして、マイク・ホンダ議員みたいに、日本のメディアはまるで英雄みたいに扱うけれども、アメリカの議会では明らかに外国から金を受け取っている議員だとみなされていて、マイク・ホンダ議員の側は反論ならどうぞここに置いて下さい、英語で直接やりましょう、ね? そういう方について、もういい加減にしろ、っていう空気はワシントンで急激に強くなっているんですよ。それと全然関係ない、とは僕は思わない。
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アメリカの覇権主義の一端が見える。地政学的軍事要件の撤退が見られたが、警察権においては拡張の気配が見える。
即ち、アメリカ主導の世界覇権は軍事の縮小はあるが、システマティックな支配における他国干渉や国際機関の汚職統制まで青写真に描いていることになる。
16年近くも汚職が放置されてきたのは、どこにも逮捕権が無かったからであるようだが、しかし自国外に逮捕権を持つ米国がやった。
またポイントとして「ホテルに記者が張り込んでいた米紙ニューヨーク・タイムズ」とあるので、記者側には他に漏らさないことを条件にこの逮捕劇は事前に記者へリークしていたようだ。つまり世界へ発信したいメッセージだった、と。
確かに軍事的統制を縮退するポイントと引き換えに、警察統制を行おうとする気配は理に適っている。それと同時にアメリカの強権主義がここに復活し、新たな世界構築をしているように見受けられる。
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FIFA:五つ星チューリヒのホテル襲った早朝の逮捕劇 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/sports/news/20150529k0000m050133000c.html
国際サッカー連盟(FIFA)の本部があるスイス・チューリヒは、米司法当局の依頼を受けたスイス当局の捜査員が27日早朝、湖畔に建つ五つ星ホテルに踏み込み、現職のFIFA副会長ら7人を逮捕したことで騒然とした雰囲気となった。世界に衝撃をもたらした逮捕劇は、29日の会長選挙を控え、FIFA関係者がチューリヒに集まるタイミングを捜査当局が見計らったものだった。
ホテルに記者が張り込んでいた米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、27日午前6時(日本時間同午後1時)ごろ、清掃スタッフが床を磨いている横で、十数人の捜査員が正面の回転ドアから入館した。7人の逮捕は2時間もかからず、「非常に平和的に」執行されたという。
逮捕・起訴された一人、エドゥアルド・リー被告(コスタリカサッカー連盟会長)はホテルスタッフが広げた白いベッドシーツで姿を隠されながら車に乗せられた。
同紙記者は捜査員が踏み込む様子の写真を押さえ、自身のツイッターアカウントに投稿。この「実況中継」は2000回以上リツイート(引用)され話題を呼んだ。
世界を揺るがすFIFAの汚職事件はメディアの関心も高く、逮捕を知った報道陣が大挙してホテルに押しかけた。報道陣はホテルの外からビデオカメラを回しながらFIFA関係者が出入りしないか警戒し、アルプスを眺めることができる優雅な老舗ホテルは緊迫感に包まれることになった。【松井豊】
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さて、問題である。
現在うずを巻いているFIFA逮捕劇であるが、これの奥を探っていこう。
・まず、なぜ十数年間も問題にならなかった問題が、今になって逮捕されるに至ったのか?
・なぜアメリカなのか? 他の国でも、インターポールでも良かったのでは?
これを解く解説は青山繁晴さんがやった。
▶ 【青山繁晴】 ザ・ボイス そこまで言うか!『安保法制 「こう言う議論を国会でやれ!」と 激怒! 』 【2015.5.28】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-vaTjggn_Jk
20:42~より。
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【FIFAの汚職事件で元副会長を逮捕】
FIFA国際サッカー連盟の幹部ら14人がアメリカの司法省から汚職事件で起訴された問題です。FIFAの元副会長のジャックワーナー氏が27日、母国のトリニダードトバコで逮捕されました。
2010年の南アフリカ大会招致の際、12億円に上る賄賂を南アフリカ政府に要求したとのことです。
【青山繁晴】
これは、僕は久しぶりにびっくりしたニュース。これだけ情報に接しているとあんまり驚かなくなるんですけど、何でもありなんで。これは驚いたんですよ。そしたらですね、その話を、今朝8時から、あーその、CS放送の番組があって、スタジオに入る前に、打ち合わせは僕はしないんですけど、雑談してた時に、スタッフが「いやー187億円って凄いですね」、びっくりしたのはそれでしょってニュアンスだったから、いや、それ全然ビックリしない。なぜかというと、これ、もう国際社会に多少関わっている人なら常識で、このFIFAだけじゃなくて、ワールドカップサッカーの招致とかそういいうことだけじゃなくてオリンピックから何から、もう国際大会については賄賂が跳びまわってロビー活動と称して、もう公然と特に中国韓国、特に韓国が目立つけれども、徹底的にやっているって誰でも知っているけれど、これが事件として摘発されることはありえないと、なぜかというと、世界政府が無いから。
本当はアメリカの法律はなんと国外犯罪にも司法省が介入できると。という日本では考えられないような法体系を持っているんですけど、さすがのアメリカもそれをやらないと思ったら、バチイーッとやってですよ、しかもみんなが注目しているのは、今の会長のプラッターさんって、この人スイス人ですよ。ね?
この人もう16年近くやっているんですよ。4期。で、これだけ大物がものすごい金を濡れ手で粟に手にしててですね、16年近くやっている会長だけが知らなかった、というのは考えにくいでしょ。
でもその母国のスイスがこれアメリカの要請に応じて、身柄を取ったんですよ。これは追及するだけじゃなくて。逮捕しているのですからね。もう(辞職? )されている人もいるけど。これってね、まだ背景僕はあのーお、全部聞いてないのですけれど、正直安保法制忙しくて。
ただ、少し、あのミニストリー・オブ・ジャスティス、司法省って日本語で訳しているけれど、本当は正義省と言っているんですよ。アメリカっぽいと言うか、カウボーイっぽいですけれど、このミニストリー・オブ・ジャスティスは、このロビー活動、いい加減にせえよ! おまえら! と、なった気配があって、これは韓国の反日のロビー活動も含めて、もういい加減に嫌気がさして、マイク・ホンダ議員みたいに、日本のメディアはまるで英雄みたいに扱うけれども、アメリカの議会では明らかに外国から金を受け取っている議員だとみなされていて、マイク・ホンダ議員の側は反論ならどうぞここに置いて下さい、英語で直接やりましょう、ね? そういう方について、もういい加減にしろ、っていう空気はワシントンで急激に強くなっているんですよ。それと全然関係ない、とは僕は思わない。
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アメリカの覇権主義の一端が見える。地政学的軍事要件の撤退が見られたが、警察権においては拡張の気配が見える。
即ち、アメリカ主導の世界覇権は軍事の縮小はあるが、システマティックな支配における他国干渉や国際機関の汚職統制まで青写真に描いていることになる。
16年近くも汚職が放置されてきたのは、どこにも逮捕権が無かったからであるようだが、しかし自国外に逮捕権を持つ米国がやった。
またポイントとして「ホテルに記者が張り込んでいた米紙ニューヨーク・タイムズ」とあるので、記者側には他に漏らさないことを条件にこの逮捕劇は事前に記者へリークしていたようだ。つまり世界へ発信したいメッセージだった、と。
確かに軍事的統制を縮退するポイントと引き換えに、警察統制を行おうとする気配は理に適っている。それと同時にアメリカの強権主義がここに復活し、新たな世界構築をしているように見受けられる。