とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

「最も安全な五輪だった」韓国警察が成果強調

2018-02-26 22:10:21 | 報道
多分言語での構成や言い回しの違いなんだろうけれども、日本人はこう言う自画自賛的な発現を快く思わないんですよ。
言わば,NHKが韓国のアピールをそのまま報道することによって、韓国の印象が逆にかなり悪くなっている。


「最も安全な五輪だった」韓国警察が成果強調
2月26日 5時21分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180226/k10011343291000.html

ピョンチャンオリンピックの警備について、韓国政府は大会期間中、会場を中心に1日当たり警察官や兵士など合わせて6万人以上を投入し、警備に当たりました。韓国の警察はこれまでで最も安全なオリンピックだったと成果を強調しました。

韓国政府は、ピョンチャンオリンピックの期間中、テロ対策や犯罪対策のため会場を中心に1日当たり警察官1万3000人、兵士5万人などを投入し、警備に当たりました。

人による警備に加えて、長時間にわたって上空からの監視が可能な飛行船や監視カメラの映像から、危険人物を発見し、直ちに警告する最新の警備システムなども導入されました。

韓国の警察は25日、大会期間中の警備について、競技関連施設に入ることができるIDカードの偽造の摘発や、競技会場周辺でカナダの選手ら3人が酒に酔った状態で車を盗み、選手村まで運転して帰ったとして、窃盗などの疑いで検挙するなどの事案があったものの、ピョンチャンオリンピックはこれまでで最も安全なオリンピックだったと警備の成果を強調しました。

一方で、大会の公式サイトや競技結果のデータシステムなどにシステム障害が発生したことについて、組織委員会は、サイバー攻撃を受けたことは認めたものの、「選手や観客の安全に影響を与えるものではなく、システムに問題はない」として詳細については、明らかにしていません。
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映像作品と観覧者における影響

2018-02-25 13:20:07 | 映像作品

ナオミ・マクドゥーガル・ジョーンズ: ハリウッドにおける女性の現状 | TED Talk
https://www.ted.com/talks/naomi_mcdougall_jones_what_it_s_like_to_be_a_woman_in_hollywood/transcript?language=ja

研究によると 観た映画は単に その人の趣味に影響するだけでなく 仕事の選び方や 感情 アイデンティティーの感覚 人間関係 精神状態 配偶者の有無にまで 影響を及ぼすのです

映画は皆さんや 社会全体に影響を与えます 実際 こんな状況が 蔓延しすぎているせいで 影響の程度は 想像すらできません 物語というのは— 映画は現代版の物語ですが— ただの娯楽ではなく 生き方を学ぶための メカニズムなのです 世の中や その中での 自分の立ち位置を 理解する場なのです 自分とは違う経験をした人と 共感する力を養う場なのです


そう! そうだ、その通り。
映像作品とは単なる娯楽の他にも、観ている人間を衝撃で打ちのめし、あわよくば生き方でさえも変更させなければいけないのだ。
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韓国のイバンカ氏厚遇、日本が手本か―韓国メディア

2018-02-24 19:47:28 | 海外・国内政治情報等
韓国にはある種の精神的なジレンマがある。
それは、自分が日本に色々と教えてやっているんだ、と言う立場を取りながら、その実は日本のやり方を真似ることだ。

まあこの言い方でさえも恐らく模倣するのでしょうけれども、それでは韓国と言う国は強くならない。

また、日本にしてみれば、韓国は気の毒なお隣さんというくらいの認識であったので色々と脇が甘かったせいもあり、技術の流出がかなり進んだ。
ただ、向こうは礼は言えども下を出し、いざという時にそっぽを向いて足を蹴る、と言うお国柄だったことが日本側に判明してから、日本側の態度は急速に冷たくなった。


韓国のイバンカ氏厚遇、日本が手本か―韓国メディア
配信日時:2018年2月24日(土) 12時50分
http://www.recordchina.co.jp/b572809-s0-c10.html

2018年2月24日、韓国・聯合ニュースは、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ米大統領の長女で平昌(ピョンチャン)冬季五輪閉会式に参加するため韓国入りしたイバンカ大統領補佐官の会談について、「日本の対応を参考にした可能性がある」と伝えた。

韓国側はイバンカ氏を「外国元首級の最高級待遇」でもてなした。文大統領主催の夕食会を開いただけでなく、イバンカ氏が参加した韓国伝統文化の体験イベントには、文大統領夫人が付き添った。韓国国会議員の1人は「トランプ氏の政策決定の鍵は、イバンカ氏が握っている。韓国政府は米韓関係の今後を占うイバンカ氏訪韓のチャンスを、絶対に逃すべきではない」と話した。

一方、韓国によるイバンカ氏の厚遇は、昨年11月の日本政府の対応を参考にしたとの指摘も出ている。韓国メディアは、安倍晋三首相が来日したイバンカ氏に対し、同氏が主導する女性企業家基金へ巨額の寄付をしたことを例に挙げ、「韓国も日本の手法に学んだ」と報じた。米ホワイトハウス関係者は、イバンカ氏の外遊について「日本でもインドでも熱烈な歓迎を受けた。母親がスキー選手で、イバンカ氏もスキー愛好家だ。韓国訪問の人選としては最適だった」とみている。

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魔王の法話(3)

2018-02-24 15:31:43 | 文章・日本語・言葉
死生観というのは、一般的な世の中でかなり忌避される話題である。

理由としては、第一が死を考えたくないこと。第二に、死をどう捉えるべきかということをいつかは考えなくてはならないのに、死を考えることによって死を期待しているのではないかという自己内に発生するジレンマによってそれが止められること。第三に人は軽い話を通常求めるので、重い話題は触れたくないこと、あるいはその会話の場のマナーなどで遠慮して、そういうことを話題に出さないことなどがあげられる。

あるいは、「戦死すれば天国で良い思いができる」と言う究極の死生観を持ったが為に、現生社会を破壊たらしめてしまう社会的ロジックが発生し、本来であれば皆平和に暮らしていくことを求めてはいながら、社会を破壊してしまうと言う問題があって、宗教=危険と言う判断が働くためだ。これは日本人特有の傾向ではないかと思われる。現在の日本人は、イスラムのようにジハードを行わない。
イスラムはおおよそが穏健派だが、過激派の思想になると、自己の死生観の思想が、過度に社会の破壊行為へとつながってしまう。それを日本人は認識しているからだ。
イスラムと日本の違いと言えばゴール地点である。
イスラムは個の心情で、こう言う風に生きてこういう風に死ねば「個人が」幸せになります、と言うように社会が構築されているように見える。
対して日本は、こう言う風に生きてこういう風に死ねば「社会が」幸せになります、と言う風に構築されている。
日本のこれも困った側面があって、それが強調されて個人よりも社会が優先されるようになると、過労死を当然のように引き起こす社会となったりしているのだ。

これがために日本人は宗教の信仰心から一定の距離を置いている。信心深いものはいいけれども、あまりに信心深すぎたがために、生活共同体を破壊したり、あるいは正常な判断を失うものとして捉えているためだ。
(とは言え、今の日本で会社に過度な奉仕をする状態の思想がいいわけでもなく、日本人がそこにどっぷりと浸かっていることそのものに、日本人自身は気づいていないし、気づいたところで、そのぬるま湯から抜けることはある種の倫理違反のような気がして、中々湯船から抜けられない)

さて、そういう中、「死んだらどうなるか」と言うお題を真面目に議論すると、社会共同体を破壊してしまうのではないかという予兆を含んだ考察をするのではないかという忌避感と、少しオカルトに踏み込んだ話題を扱っていることへの危険察知をし、それは理知的な議論だと扱われずに、少し小馬鹿にされるグループに分類分けされる。

ただ、それも老齢になったり、あるいは宗教観が落ち着いた現代という時代の中であれば、ある程度まで理知的な議論として進められるようになった。

神様はいないと言うのは分かっている。死んだら精神が消滅することも分かっている。それでも自分は死に対する理解の拠り所が欲しい。他人や自分の死をどのような形で理解すべきなのだろうか? 

こうした形而上的な精神的世界の議論は大真面目になされており、それは別にオカルトチックな扱いや、怪しい新興宗教の話題でもなく、一般的な関心事として、文藝春秋で特集が組まれたりする。


前々回と前回で記載した、私の父の死の時の「死者の魂への供養、供養としての我々の振る舞い」と、叔父の死の時の「天命の全う」と言う2つに加え、私が紹介できるストーリーの中でいくつかの説話があるので、ここに記載しておきたい。


1.
「雪のひとひらが海に落ち、溶けゆく時に、雪自身はもともと海であったことを知る」と言う説話がある。つまり人間の個としての精神がなくなるときに、全体の世界に融和するイメージであるが、このイメージは欧米にも存在する。欧米の臨死体験での談話では、仮死状態から復活した人の話として、トンネルを抜けた後の花畑で、個が全に融和すると説いた話と符号する。

2.
似たような話で、麻雀漫画の「アカギ」では、人間の生とは淀から生まれて淀に帰っていく、と言うような形容をしている。

3.
私が個人的に考えるに、人間の一生、これは通常の生まれてから死ぬまで、と言う意味ではなく、生まれる前から死んだ後まで、と言う始まりと終わりの見えない線分を考えた時、次のようになる。

人が生きていると言うのは、海の上を跳ねているシャチのようなものだ。
跳ねている瞬間だけ水面上に見えて、ジャンプが終われば水面下に潜っていく。
その水面上で見えている一瞬の出来事が人生である。

ただし、ジャンプをするにしても、事前に水中の中である程度の助走がなければいけない。
また、着水してからも実態が消えたわけではなく、続けて水面下を泳いでいるはずだろう。

実態が結実して、水面上にその人なりの形質が形成された後は、水面下に潜るに当って、水面上で認識されたものが消失する。
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魔王の法話(2)

2018-02-24 14:49:13 | 文章・日本語・言葉
叔父が他界した後、その家庭を訪問した。
叔母が出迎えてくれ、家に上がらせてもらい、線香をあげた。

その時、かなり話し込んだのだが、叔母が「○○さん(叔父)も描きたい絵もまだ残っていたし、本人はまだ何かやりたいことがあったと思うのよね・・・」と上品に話した。
それが悔いになって、心にダメージを負っている部分があるようにも見えた。

私はこの場で何を言うべきなんだろうか。「でも大丈夫! 」と励ましたり、あるいは「今天国でその続きをやってるよ」と、その場その場で言えることを言うべきなんだろうか。


おそらくそれは他の人がやってくれる。私は私にしかできないことをやるべきだ。
それが叔母に合った答えだろうか? 分からない。
女性は共感をすることが第一だとも聞いた。対して男性は具体的な解決策を差し出すことが第一だ。

そんな中、私が言おうとしているのは男性的回答だ。死の悲しみに対する共感ではなく、死をどうやって捉えればいいのかの解決策なのである。
これでいいのか? 叔母さんのダメージを減らすにはどうすればいいのか? 
でもやるしかないように私は思った。



通夜振る舞いの挨拶の時と同じように、死生観について私の理解を言った。
ただし普通の会話の中なので、軽いトーンで言った感じである。



魔「自分は菩提寺が仏教の真言宗ですけど、自分的には無宗教だと思ってるんですよ。」
叔母がうんうんとうなずきながら聞く。


魔「でもそんな中でも、世の中ってこうかなーって思っていることがあって、ほら、世の中色んな人がいるじゃないですか。足が速い人だとか、頭のいい人だとか、弁舌が立つ人だとか、おしとやかな人とかいっぱいいるけれども、なんで同じ人間なのにそういう違いが生まれているかって言うと、生まれてくる時に神様とか仏様あたりが『よし、お前はきっちりした性格を持たせるからそんな感じで現世に生まれなさい』って言って送り出していると思うんですよね。それで『そういう天命とか運命みたいなのを持たせたから、現世でしっかりやるべきことをやりなさいよ』って。それで足の速い人とか頭のいい人、しゃべりの上手い人が生まれる。」


魔「そうすると、おじさんは、全体的には神様から貰った天命みたいなものを持って生まれて、そうしたものは長い人生の中で全部使ったと思うんですよね。きっちりとした性格で、家を立てて子供を育てて、妻子を幸せにして・・・」


魔「今、叔父さんが天に召されていて、神様か仏様に『うむ、お前は、お前自身に与えた天命を、生きている間に全て使ったか? 全うしたか? 』とか言われている最中だとは思うんですよ。
  そしたら、そう言われれば、おじさん的には、『はい、自分の能力は全て使って生きました! 妻子を幸せにして・・・』って応えるんじゃないかなって。最後は体の方が続かないと言うこともあって、絵が描けないと言うところも残してしまったと思うけれども、全体としては、自分がやるべきこと、やりたかったことはできたんじゃないかなって」


この話をして良かったのかどうかは分からない。
叔母はこの話を好意的に受け止めてくれたようだ。
心の奥底でのダメージは軽減できただろうか? 
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