傷ついたリンゴ

今日はスーパーで食材を買ったのだが、その内の一つに傷がついたリンゴが安く売っていたのでこれを買ってきた。

はじめは傷がついたリンゴか、と、若干躊躇はしたのだが、ええい中身は一緒よとそこで買ってきたのである。

今それを食べているが、賭けは当たり。
皮を剥けば傷は気にならない。実も大きく、口当たりもさっぱりしている。

何より、そとっつらが良くないだけで買わない、というのは、見栄えが元々悪い私自身が、私自身を否定するようなものだ。中身があればいい。

と言っても私に中身があるわけではない。ただそれ以上に外見がどうにもならないから、変えていくには中身を変えていくしかないのだ。