とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

地頭(じあたま)の語源? 

2014-05-04 19:41:45 | 文章・日本語・言葉
これが決定打ではないことだけ先にお断りさせていただくが、地頭の初出のようなものを見つけたのでメモ。

インテリジェンス人間論 佐藤優 P206

金日成は高等教育を受けていないが、「地(じ)アタマ」(私の造語)がよい。


同P212

いわゆる学校秀才とは異なる私の造語では「地アタマ」が国際政治では重要だが、


ちなみにこの文庫書籍のあとづけによれば、「この作品は平成十九年十二月新潮社より刊行された『インテリジェンス人間論』に加筆したものである。」とあるので、その辺りでの文章と思って頂ければ良い。

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楽観主義でありながら、実は楽観的ではなかったジェフ・ベゾス

2014-05-04 02:54:05 | 哲学・社会
起業家はどこで選択を誤るのか ノーム・ワッサーマン P98

 こうしてあらゆる観点からチャンスを評価し終えた熱心なファウンダーであっても、用心しなければならないのは、持ち前の自信過剰と楽観主義だ。それらは、自らの評価をゆがめる可能性がある。ファウンダーは自分の能力、アイデアのポテンシャル、スタートアップの将来性に大きな自信を抱く傾向がある。
 起業家を対象に自らのスタートアップと、ほぼ同等のスタートアップ他者との将来性の比較を求めた調査によれば、回答者の95%が自らのスタートアップが成功する可能性は50%を上回ると考えていたが、同等のスタートアップ他者も同じように成功する可能性があると答えたのは78%だけだった。実に3分の1の起業家は自分のスタートアップが成功する可能性を100%と考えていた。この調査を行った研究者は、起業家は自分の将来性に過剰な自信を抱く傾向があると結論づけている。


こうした上でベゾスが楽観主義ではあったけれども、成功する確率が30%しかないと正直に資金提供者へ話し、しかしそれでも大丈夫だと説明しまわっていたらしい。これをどう考えればいいのだろうか? 

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流行語は繰り返す

2014-05-04 02:30:34 | 文章・日本語・言葉
昭和初期、ドイツがヨーロッパを席巻するのが時間の問題だったとき、当時の流行語は「バスに乗り遅れるな」だったとのことである。
これはインテリジェンス人間論 P156にあるので興味ある方はそちらを参照のこと。

さて、これは昨今聞いた人も多いだろう。イラクの後始末の時の言葉だ。
興味深いのが当時は枢軸側にいた日本が使っていて、その後は、世界秩序を構築したアメリカ側にいてもこの言葉が出てくることである。
つまり戦前と戦後において、この部分の日本的体質は変わることが無い。

さて、興味深いのが、「迷える子羊」や「狭き門」という言葉が聖書以来の言葉であるのに対し、「バスに乗り遅れるな」というのは、使いまわされているにしても、比較的新しい言葉のように思えることだ。

人員を大量輸送できる身近な乗り物と言えばバスになるのだが、どうにも1662年フランスでの乗合馬車がバスの元になるらしい。

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ロシア 新帝国時代

2014-05-04 02:12:17 | 海外・国内政治情報等
ロシアがかつてのソ連時代の版図確保を目指し、領土拡張を目論んでいるという。
それは単なる領域拡大ではなく、ランドパワー国にある思想において、防衛上の他国との緩衝領域、バッファ地帯を設ける上での拡大だ。

インテリジェンス人間論 P152

プーチンは、「民族理念の探求」という名の下で、ロシアをユーラシアの大陸にする帝国主義イデオロギーを構築し、「国家中興の祖」として歴史に名を残すことを考えている。


さて、これにどう対向する。
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