まるさんかくしかく〇△☐Ⅱ

雑感・雑記・日記

1127 黄昏れるな輝く秋色

2013-11-27 17:45:37 | ふと思ったこと

1Fのウッドデッキ、今日で下塗りというか「一応」塗りが終わった。水性で塗るという制約は、年がら年中塗ることを意味するかもしれないが、それでもいい。

午前中は役所のところにあるATMで入金や記帳を行って、市役所の展望台まで駆け上がって心臓をバクバクいわせながら多少鍛えた(刺激を与えた)つもり。

帰り道、我が家を施工した建築会社にも足を運んだ。そろそろながら外壁塗装も考えるから。

ところが、その会社が無くなっていた!え”~!!!だいぶ前になるらしいが、知らなかった。そこの夫婦で「一騒ぎ」あって、旦那の方が何処ぞへおん出てしまったというのだ。

あのご夫婦はもう、けっこういい齢のはずだ。何が夫婦をそう駆り立てたかは知る由もないが、男と女はお互いに「意味が分からない!」と反駁し合うものなのかもしれない。

娘も結婚して出産も控え、随分「おやじ」っぽくなってきた。そして人の弱点を突いてくるようになった気がする。これから10年から20年は、自信たっぷりに断定的にものを言うようになってくると思われる。そういう女性同士の関係もあるから、ますます強くなっていくことだろう。男を「歯牙にもかけない」態度だって醸成されるかもしれない・・・。

それはそうと、あの10年保証はどうなっちゃうんだろうか。そんなことを思いながら、ひとり夕方、「一応」塗り終えたウッドデッキを眺めつつ金麦を飲っていた。思えば今はリタイアして毎日を同じように繰り返し繰り返し・・、楽しみは夕方の金麦くらいなものか。ちょっと黄昏気分?

ブルーベリーの紅葉が綺麗だ。赤もあればオレンジもある。1枚の葉にだってグラデーションがある。いろいろなTV番組で「世界各国の紅葉が単一な色で構成されるのと異なり、日本では色とりどりに錦織り成す鮮やかな紅葉を見せてくれる」ように言っているが、ブルーベリーは日本の樹ではあるまい。

だけれども、日本の気候によって日本式の紅葉になるというのもあるのかもしれない。だとしたら、やはり日本の風土は特別なのかもしれない。

日本の文化だって、もともとは諸外国から入ってきたものだらけだと思う。漢字からしてそうだし、工業技術だって農業技術だって、入ってきたものだろう。ただ、どの分野でも「日本独自」の進化と熟成を重ねて磨き上げる様な土壌があるのかもしれない。

ブルーベリーの紅葉の向こうに、春楽しませてくれたクチナシが、その実を色づかせていた。

ピンポ~ンとドアホンが鳴った。出てみると富山の知人から宅配で「やさい」が送られてきた。開けば、サトイモや白菜のほか、一番上に色鮮やかな柿の実がギッシリ並んでいた。

私も、その艶やかな輝きを見て元気づけられたような気がした。私も黄昏て(たそがれて)ばかりはいられない。

黄昏色じゃなくて、とりあえず「金麦」色で、どうだ!夕陽を通して光るグラスの金麦。うふ