「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

シンビニューム満開

2019-02-07 19:11:04 | 2012・1・1

東京は今日、都心でも最高17℃、4月上旬、桜の咲く陽気であった。この季節に誘われて、室内に置いていた鉢植えのシンビニュームが満開だ。30年前、旧友の夫人から株分けして貰ったものだ。(練習用写真)


北方領土の返還 世論の盛り上がりがなければ

2019-02-07 05:01:27 | 2012・1・1

日本の最東端にある根室のノサップ岬に立ち、ロシアが戦後70余年も占拠続けている北方領土を望見した人はどのぐらいいるだろうか。岬から僅か3.7キロ海の先には領土の一つ、歯舞群島の貝殻島が文字通り指呼の先にある。海を渡れるのならば、1時間の距離である。

今日2月7日は「北方領土の日」である。「北方領土返還全国大会」が東京で開催されるほか各地で返還要求大会が催されるが、国民の関心は毎年のことながら今一つの感がする。が、安倍総理はすでにプーチン大統領と26回も会い、今年も6月のG20大阪サミットに向けて、”1956年の日ソ共同宣言を基礎にした平和条約締結への話し合いを前進させたい”と、繰り返し述べている。

2016年の「北方領土の日」の小ブログは”もっと騒がなくては”と、領土返還に対する全国的な世論の盛り上がりのなさを指摘している。僕は1980年代、約10年、北海道に在勤したことがり、ノサップ岬へも出かけたことがあるが、全国的には雪祭りや流氷観光で北海道へ出かけても貝殻島をみに根室へ行った人はあまりいない。

昨日、国会質疑をテレビで見ていたら、野党の質問者が安倍総理に対して、総理が”固有の領土”、不法占拠”という言葉を使用しないのは何故かと質問いていた。一部のマスメデイアも総理の頭なの中には四島返還ではなくて二島返還プラス@があると推測しているが、今年の「北方領土にあたって募集した最優秀作標語は◇ぼくたちが四島にかける平和な橋ーである。