「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

幕下の相撲が面白い ”サラブレッド”とベテランの活躍

2018-09-13 06:54:10 | 2012・1・1
大相撲九月場所は横綱、稀勢の里の8場所ぶりの復活なるか、前場所優勝の関脇、御嶽海の連続優勝なるかなど話題が豊富だが、関取前の幕下力士の相撲も面白い。まずは、相撲界のサラブレッドといえる近い親族に、かっての横綱、大関を持つ若手力士の活躍だ。その第一は東60枚目の納谷。納谷の祖父は、かっての大横綱、大鵬で、父親は関脇、貴闘力。2000年生まれの18歳。今年になって相撲界入りしてからまだ、三敗しただけだ。

納谷より少し先輩格の琴鎌谷も祖父に猛牛と言われた元大関、琴桜を持ち、父親は関脇、琴ノ若。今場所は幕下15枚目に昇進、関取まであと一歩の地位に昇進して今日た。納谷と出世争いしている、モンゴル出身の58枚目の豊昇竜も、横綱、朝青龍のオイっ子。昨日もおじさん譲りの激しい相撲で相手を圧倒。幕下に上がっても負けしらずだ。

これに対して幕下上位のかっての関取衆の活躍も味がある。東西上位15位までには半分近い14人もの元関取がいるが、元関脇、豊ノ島をはじめ、豊響、蒼国来もベテランらしい、取り口で勝っても負けても面白い。加齢とともに、年寄りには興味あるテレビ番組が少なくなってきたが、僕には場所中NHKが午後1時からBSで、生中継するこの番組の大ファンである。順調に行けば、琴鎌谷、納谷、豊昇竜とかっての関取衆との対戦も夢ではない。お茶の間(古い表現だが)テレビファンの夢でもある。