「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

          スーパー店員の客あしらいの稚拙さ

2012-11-27 06:54:59 | Weblog
年賀状の注文の季節である。僕も150枚ほどだが毎年近くの大手スーパー店で事前割引に引かれて注文しているが、係の女性から二回も自宅に問い合わせの電話がかかってきた。いずれも僕のEメールについてだ。昨年も誤って印刷されて困ったので、今年は特に注意して念を押したのが裏目に出てしまった。昨年も同じ店員だったが、どうも客あしらいが稚拙のようだ。つまり”店頭販売”に馴れていないためか、お客のいうことをよく聞いていない。

この店員に限らず、大手スーパー店の店員は一般的にデパートに比べて”店頭販売”が下手だ。”店頭販売”とは、もともと商店で販売員が消費者に対して直接販売する形態”(はてなキーワード)だが、スーパーは、その生い立ちからか、店員に基本的なお客に対す対応を教育してこなかったのだろう。

昨日老妻が次女夫妻に連れられて横浜の松原商店街に買い出しに出かけた。我が家からは20キロも離れていて高速道路を使っても車で30分以上かかる。しかし、高速料金を払っても生鮮食品は大手スーパーよりは安いとの評判だ。僕も一回出かけたが、独特の雰囲気を持っている。それは昔ながらの”店頭販売”が残っていて、店員とお客との会話がありその面白さがあるからだ。その結果、いらない物までついつい買ってしまう。老妻はその典型で、昨日も僕のために帽子を買って帰ってきた。

僕の家近くのスーパーは、つい最近ローカルの安売りスーパーが目と鼻の先に”殴り込み”をかけてきて客足が激減している。大手の名に胡坐をかいて殿様商売をしていればそうなるだろう。やはり、商売の原点は”店頭販売”である。来年からは僕は、このスーパーでは絶対に年賀状を注文しない。それよりも果たして正しく印刷されてくるかどうか心配である。