「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

        ガン再発から1週間で退院出来ました

2010-02-04 13:21:10 | Weblog
大変お騒がせしましたが、立春の日の今日、無事退院できました。沢山の方からお見舞
い頂戴し有難うございました。昔も今もやはり「ガン」を宣告されるとイヤなもので、それが
再発ともなると、おおげさな表現でいうならば、これで"この世も終り”かとさえ思うものです。

でも、今の日本の医学の進歩は大変なものです。2000年11月、僕が最初に膀胱にガンが
見つかり、切除手術をした時には、18日間も入院しましたが、今回はその半分にもみたな
い1週間で退院です。10年前の記録を見ますと、手術後挿入した膀胱からの尿管が取れる
のに1週間もかかっていましたのに、今回は5日でとれ、すぐに退院です。

医学的知識がない僕にはよく解かりませんが、内視鏡手術も格段に進歩していて、僕の3
㎝もあった患部を切除するのに1時間たらずで、取られる僕は,下半身麻酔でしたが、耳元
で時々バイブレーションの音がするだけでほとんど痛みも感じませんでした。

昔は盲腸の手術も大変だったそうですが今は白内障の手術を日帰りでできる、と"売り物”に
している病院もあります。たまたま僕の場合は比較的早期発見でラッキーだったのかもしれま
せんが、僅か1週間で患部を切除し退院です。つい3,40年前にはガンは不治の病といわれて
いたこともありました。といっても、ガンは日本人にとって今なお国民病です。治療には早期発
見が第一のようです。