都市徘徊blog
徒然まちあるき日記
 



飯田橋の木造家屋
所在地:千代田区飯田橋1-12-15
構造・階数:木2
建設年:不明
解体年:1994~99の間。2000年の住宅地図で既になし。
Photo 1994.7.16

 JR飯田橋駅東口から九段下交差点に至る目白通りの一つ西側の裏通りに建っていた二棟の木造家屋。後方に見えている高層建物はホテルグランドパレス。

 1m弱の石垣基礎の上に建ち、総二階建て。奥の建物は、南京下見板張りで、上げ下げ窓、屋根は急傾斜のトタン張り。オーダー柱などの西洋建築のディテールはないが、洋風家屋である。小屋部分の壁面に会社名が書かれていたとおぼしき鉄板が掲げられていたが、錆び付いていて全く読めなくなっていた。手前の建物も通り側は南京下見板張りで、1階には大きな出窓があり、やや洋風。だが側面は押縁下見板張りで和風の佇まいだった。

 モルタル塗りなどにならず、昔のままの下見板張りの外観だったため、2棟の建物はかなり黒ずんで、周辺の街並みの中で目立っていた。このため、派手なデザインではなかったが、かなり印象に残るものだった。

 当時、裏通りを歩いていて、こういう建物に出会ったのでハッとして写真を撮った。しかしこの北方向からの1カットのみで、南側から見た時にどのような姿だったかは記録し損ねてしまった。その後、2度ほど通りかかったのだが、いつのまにか2棟とも解体され、ビルに建て替わってしまったのだった。

Tokyo Lost Architecture   #失われた建物 千代田区 


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