まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

独りを慎む

2007年11月14日 | Weblog
終戦直後。

日本にやってきた外国人が、街で靴磨きをしてもらった。

その子が、おなかをすかせていたので、パンだったか、をあげた。

すると、その子は、大事に紙にくるんで、家に持って帰るという。

小さな妹がまっているから、と。

その外国人は、心うたれた。

自分がおなかをすいているのに、そこで、むさぼり食らう、ということをせず、妹に持って帰る、ということに。

産経新聞に、そんな記事がのっていたらしい。

産経新聞党の、ケーキ屋けんちゃんが、言っていた。

そういう良質な部分も、あるんだよね、とぼく。

編集方針は、そりゃ、いろいろあって、部数を伸ばすために、ご苦労されているんだろうけど。

社会の木鐸、つまり、人々を善導する、なんて、大それた事をいわなければ、いいんだけどね。

どうも、新聞って、その出自からして、腕まくりして、肩に力が入っている感じがするからね。

それはともかく、けんちゃんは、むさぼり食らう、ということが、当たり前になっちゃっている現代というものを、嘆いていた。

たしかに。

食べることも、話すことも、見ることも、むさぼる、という表現かな。

愼独、ということばがあるけど、独りをつつしむ、と。

そんな感じでもあるな。

最後に、ブログ、やめちゃ、だめですよ、と釘をさされたので、こうして、書いてます。
コメント
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