まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

罪と罰

2012年01月31日 | Weblog
朝から、いかめしい表題ですが。

「罪と罰」というのは、ロシアの文豪、ドストエフスキーの代表作ですね。

ラスコーリニコフだったかな。

主人公、モスクワの大学生が、社会的に無用だと思う、金貸しの老婆を殺し、金品を強奪し。

なんていう小説だったと思うけど。

本来、もっと深い、宗教もからめたコメントをしなけりゃいけないんだろうけど、できません。

ところで、罪と罰なんだけど。

何日か前のNHKの番組で。

脳は他人を罰することに喜びを感じてしまう。

というようなウタイのがあって。

女性が男性に平手打ちを食らわせる場面。

それをみて、多くの人は、なんてかわいそうな男、と。

ところが、実はその男性は浮気をしていてうんぬん、と解説をつけると。

そうだそうだ、もっとやれ、みたいな感情がおおくなるらしい。

同じ場面をみても、その裏側にあるリクツを付加すると、がらりと変わってしまう。

というようなね。

「正義」の名のもとに、古来、多くの悲惨な事件がおきているわけで。

戦争なんてのは、その最たるもので。

今で言えば、イスラム原理主義であったり、民主化のために、だとかね。

そうすると、暴力も肯定される、なんていう、昔からある禅問答みたいなものですが。

戦争なんていえば、大きな出来事になってしまうけど。

身近でもね。

妻と夫、だったり、親と子、だったり、上司と部下、だったり。

枚挙にいとまがないわけで。

他人を罰することに喜びを感じ、自分の正義を際立たせる、というんだけどね。

前にも書いたけど。

道という文字のおこり、というやつね。

敵の首をもって、異族の地にしんにゅうする。

ということからできた文字らしいね。

未知なことほど、こわいものはないわけで。

なにがでてくるか、と日々お化け屋敷状態なんだろうから。

未知なものを、敵と呼んだり、化物、妖怪などと、ね。

そうすることで、ほんの少しの慰安を手に入れ。

なんてことは、けっこう、あったんじゃないかな。

その名残が、自分と違う人を攻撃する、というね。

どこにでも見られる光景の、その根っこには、そんなこともあるのかな。

世の中がね、あの政治もこの官僚も、こっちの企業も、マスコミも、だめでだめで。

なんていう風潮は、一見、インテリみたいで、かっこいいのかもしれないけれど。

その根っこには、他人を罰する、というね、しかもそこに喜びが発生してしまう、という。

そんなものが、あるとしたら。

ま、自分を罰するという宗教なんてのは、うまく、作りこんだものだと思うけどね。

正義といえば、サンデルさんだっけ、ハーバードの教授の、「そうだ、正義の話をしよう」だったか。

アメリカでは、流行っているらしいけど、そもそも、その正義ってのは、白人のものなんじゃないの。

なんて、だれだったかが、ツッコミをいれていたけどね。

たしか、けんちゃんの好きな、もと産経新聞の記者さんだったな。

そんなわけで、朝もハヨから、「罪と罰」という、深遠なお話でした。
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誕生日

2012年01月30日 | Weblog
昨日も書いたけど、ぼくの誕生日でして。

朝から、facebookにも、たくさんのお祝いメッセージが。

高崎や福島からも、届いて。

その都度、ありがとうございます、とお礼を述べ。

よくしたもので、だんだん、ありがたい、という思いになっていくんだね。

じゃあ、と。

ケーキ屋けんちゃんのところへ、ケーキを買いに行こう。

って、これ、いただいてきました。



自分のバースデーケーキを自分で買い求め。

なんて書かれることを予想して。

妻からは、夕方、誕生日プレゼントが。

チェック柄のなんていうのかな、ああいうシャツ。

それをいただきました、まる。

夜遅くには、昨日もアップした女史から、ハッピーバースデイのメールが届き。

その前には、国分寺の妹からも。

上掲の写メを、高橋通信にて、送ろうとしたんだけど。

iPhoneの写真って、2MBもあって、あえなく失敗。

設定かえればいいのかも。

そんなこんなで、まさにバースデーという一日でして。

その最後には、ドイツから香川の2ゴールのニュースが。

細貝の初アシストもあったね。

言う人に言わせれば、この世に誕生するのは、奇跡的なドラマで。

なんていう話もありで。

そんなことも、考えに浮かんできた一日。

夜、寝る前に、pushとpull、とメモして、眠りにつきました。

これについては、また、後日、ということで。

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同級生

2012年01月29日 | Weblog
夕べは、同級生で、新年会。

ということで、またまた、大量飲酒の朝です。

いかんね。

日本酒が好きなんで、どうしても。

なにせ、百薬の長ですから。

そんなこんなで、同級生が集まったのです。

ついこの間、忘年会をやったばかりなんだけど。

おーおー、元気、元気、ってな感じですね。

来月、恒例のバス旅行があるというので。

ぼくは、いけません、と返事しておいたんだけど。

どうしても行け、と言うんだね。

なので、白内障の手術をしますから、と。

病気だし、体が弱いので。

などと、言い訳をしたりね。

隣に、このブログを読んでくれている女史もいて。

おかげさま、というか、見えない世界の話なども、少しして。

彼女、なんだか、年が改まったら、俄然、明るくなっていて。

そんな姿を見るのは、いいものです。

左隣には、5月にブラジルに帰る、という大将で。

あのおいしいウイスキーをたのむよ、と念をおしておいた。

彼曰く、ワインでも、ドローとしたやつがあるらしく。

それもたのむよ、といったんだけど、それを手に入れるには、1000キロ、南下しなけりゃならない、と。

じゃ、それは、あきらめて。

唄の好きな女子に、「ラブバラード」を歌ってもらい。

ぼくは、なにも、歌わなかったんだけど。

7時から始めて、午前様なので、ずいぶん長い時間、なにを話していたんだか。

というわけで、今朝にいたるのです。

蛇足ながら、本日、59回目の誕生日。

そういえば、還暦ネタでも、盛り上がったな、夕べは。

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梅は咲いたか

2012年01月28日 | Weblog
表題のあとには。

桜はまだかいな、って続きますね。

ロウバイは、お正月にも咲いてましたが。

さすがに、まだ、梅は咲いてませんね。

掛川の、龍尾神社のしだれ梅も、来月半ば過ぎくらいかな。

ということで、来月のおじおば会は、観梅の宴といったところで。

青梅の吉野梅林へ行きましょう。

ということになっていて。

八王子に住むいとこと。

国分寺の妹にも声をかけて。

そういうわけだから、一緒に、お昼でも食べよう、とね。

なにせ、東京の土地勘、まるっきりないので。

東京方面なら近いからすぐ来れるだろう、という実にアバウトなお誘い。

というわけなんだけど、二人とも、至極当然。

といった風情で、あいよ、てなもんでね。

なので、来月は、東京へ上るのです。

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手術

2012年01月27日 | Weblog
来月、白内障の手術をすることになって。

手術、といっても、日帰りなんだね。

右目と左目と、二週間かけて。

一日かけて手術し、次から、三日間、通院。

というパターンですね。

白内障というのは、目が曇るんだよね。

なので、視力も落ちてきて。

ぎりぎり、免許証の更新が可能かどうか。

が、判断ラインみたいだった。

なので、早めにやっちまいましょう、ということになった。

片方、5万円くらいらしい。

あわせて、10万円也、というわけです。

濁りを吸い取って、レンズをいれて、また、きれいな液体を注入するのかな。

遠くはよく見えるようになりますよ、とお医者さんはおっしゃる。

ところで、わが家の次男坊。

視力、2.0らしく、そりゃ、アフリカ人みたいだな。

と笑ったものですが。

母方は視力はいいほうかな。

わが父親は、視力、弱かったな。

妹、おばさまですが、によると、よく勉強したからね、ということになるな。

なにせ、大学は東大しかない、なんて、無口なクチで、言っていたからね。

もちろん、本人、東大へは行ってないわけだけど。

わが妻も、視力、いいほうだったけど。

過去形で書くのは、良すぎて、加齢とともに、老眼のすすみが早いわけで。

今では、めがね、メガネ、です。

いずれにしても、この時代に生きていて、つくづく、よかったな、と思う。

これ、江戸時代だったら、ね。

目は悪いは、歯は悪いは、で。

お医者さんだって、そのへんの草の葉っぱを煎じたのを、飲ませるくらいだっただろうから。

今頃、歩き方もおぼつかない、老いぼれになっていただろうね。

食べるものはないし、景色はよく見えないし、だからね。

そんなわけで、時代に感謝する朝なのでした。
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iPhone4S

2012年01月26日 | Weblog
話題としては、もう古いんだけどね。

iPhone4Sです。

早い話が、スマホを交換。

なにせ、通話中に、バチンっ、と言う感じでね、切れちゃうんです。

何回か、サポートセンターとも話をしたんだけど。

初期化したりね。

でも、だめなので、4Sに交換しました。

ところが、それでも、ちょっと、うまくないんだな、これが。

通話以外の機能には、十分満足していて。

スキャナーを携帯する、って感じでも使えるし。

ファイルは、クラウド化できるし。

言うことなしなんだけどね。

もうそんなに長電話はしないから。

ただし、長電話になるときは、なにか問題発生、という時なんだね。

だから、こりゃ、やばい、ということで。

今回の交換と相成った次第ではあるけれど。

facebookにも書いたんだけど。

対応してくれる若い担当の方がね、丁寧なんだな。

とても親切とまではいかないけど。

多分、全国への出荷台数からしても、相当量の対応なんだから。

個別の案件に、家族のような対応はしきれないんだろう。

けれど、その範囲で、はね。

話題変わって、たまに、アプリの評価欄なんかを見てみると。

口汚さ極まりないコメントが、あるんだけど。

それって、なんだろうな、と思えるくらいで。

以前、ゼネコンの、温厚な所長さんに聞いたんだけどね。

マンションのクレームが、すごくて。

人間として、そんなこと言うの、くらいのことを住人が言うそうで。

この制服、着てなければ、ぶん殴ってたけどね。

と。

自己主張するのは、大事なんだろうけど。

それも、自らの分、と書いて、自分だからね。

そのあたり、実のところ、大切なのかもしれないな。

ツイッターやfacebookって、すべての自分の発言をアーカイブで見れるんだけど。

人生もそんな感じですね。

強いものに弱く、弱いものに強い、なんて人生態度、ありますけど。

それもどうかね。

金太郎飴のごとく、どこで切っても同じ、というね。

そちらのほうが、すがすがしいけどね。



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ミトコンドリア

2012年01月25日 | Weblog
夕べは、ネット放送を、テレビにつないで。

寝ながら見る。

ビデオニュースドットコム、というサイトなんだけど。

月525円也、です。

今週は、「日本人になった祖先たち」を書いた篠田謙一さんがゲスト。

それに、神保哲生さんと宮台真司さんがからむ。

例の、ミトコンドリア・イブです。

今の人類、新人というらしいんだけど。

は、20万年前に、東アフリカあたりのイブとなづけられた女性からわかれてきた、と。

日本には、4万年前にやって来た、というんだね。

南回り、中近東、西アジア、中国南部、と経巡ったあと、日本列島へ。

細胞のなかにあるミトコンドリアは、女性から受け継がれるそうで。

しかも、DNAの鎖が小さいので、検査しやすい。

受け売り、というより、付け焼刃なんで、うまくかけませんが。

使用済み核燃料の処理に、10万年かかる。

ということから、10万年のスパンってのは、どのくらいのものか。

そこから、この番組をつくろう、と思いたったらしい。

ネアンデルタール人の埋めた危険物質は、今の人類にわかるの?

ってことだね。

ヒトゲノム計画ってやつで、人間のDNAを読み解くぞ、というようなプロジェクトが。

はじめは、一人の全遺伝子を解析するのに、数百億円かかったそうで。

現在、世界のなかで、10人くらい、全部のゲノムを解析できた人がいるんだ、と。

そのうち、数十万、数万円で、解析ができる時代が来るだろう

とすると、病気治療なんかも、個々人におうじたものができる、とかね。

そんなことも、言ってましたね。

そうはいっても、何十%だったかな、まったく意味不明の部分もあるようで。

まだまだ、精神世界系の活躍する場もありそうです。



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生り木責め

2012年01月24日 | Weblog
この間、静岡新聞にでていたんだけど。

生り木責め、とあった。

柿の木に秋の豊作を約束させる、という神事。

というのか、行事なんだね。

 なるか ならぬか ならにゃあ 

 なたで 

叩ききるぞ、というわけだ。

それで、柿が実れば、それが、秋の豊作につながる。

というんだね。

静岡の、川根、笠間地区というところに今でも残っているんだ、と。

昔は、各地で、そういうことをしていたようなんだけど。

そりゃ、生きるためには、利用できるものはなんでも、利用する。

たくましいといえば、たくましいよね。

前にもご紹介したけど。

中国の話だったか。

神様の祭壇へ、お供え物をする。

で、これだけ、食わせたんだから、願い事をかなえないと、ひどいめにあわすぞ。

って、言う神事があるらしい。

あまりといえあまりな、と言えなくもないけど。

しかし、ある意味、ポジティブだよね。

私には、こんな原罪があるから、みんな、私が悪いんです。

なんていう、自分を責める姿勢は、ありませんね。

自分勝手、といえば、自分勝手ではあるんだけど。

このたくましさが、日本を救う。

かもしれず、ね。

何かといえば、こんな状況になってしまったのは、みんな私のせい。

みたいな原罪原理主義がね、蔓延しているからさ。

この発想、おもしろそうかもね。

いずれ、人間は、自然の子なんで。

自然を、敵とし友とし、生きていく、ってのは、啄木のうたにもあったかな。




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Always

2012年01月23日 | Weblog
この表題とくれば。

3丁目の夕日、ですね。

公開初日に、しかも、初めての3Dです。

「Always 3丁目の夕日 '64」。

1964年は、東京オリンピックの年かな。

このAlwaysには、永久に、なんて意味もあるようだけど。

3丁目の夕日は、永遠に不滅です。

by 長嶋茂雄、ってなもんで。

清水の「ドックオブザベイ」、ドリプラで観たのです。

わざわざ、ドック云々と書いたのは。

たまたま真夜中に、オーティスレディングの番組、やっていたんで。

ただ、それだけなんだけど。

それはさておき、映画です。

鼻水まで出てきちゃって。

隣りの妻に、涙拭くハンカチ、ならぬ、タオル借りて。

鼻すする音が、うるさかったようで。

内容は、ネタばれさせちゃ、申し訳ないので、やめときますが。

昭和39年というオリンピックのころには。

当たり前だけど、昭和一桁世代が、現役バリバリの時代なんで。

そう、僕の車にゆられて、お花を眺めたり、お宮さんに手を合わせたり。

あのおじおば達の、ね。

だから、明治でもあり、さらには、江戸でもあったわけだ。

彼らの親が、明治生まれ、祖父母が、江戸生まれ、と。

'64とは、そんな時代だったわけだね。

ということが、とてもよくわかる映画でした、まる。

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かっぽれ

2012年01月22日 | Weblog
富知浅間神社。

富士の三日市場、という地名だったと思うけど。

そこにあるお宮さんで。

大きな、というか、生命力みなぎる樟がありまして。

以前、アップしたこともあるかも、ですが。

妻の友人、きみくんが、すすめてくれてもいたんだけどね。

そこの隣りに、樟泉閣という会館がありまして。

中小企業家同友会の富士支部30周年パーティー。

赤石さんという、もと会長さんの記念講演。

「原点回帰」人間らしく生きるをより確かにする未来のために、と題したお話をお聞きし。

懇親会。

たまたま、隣りの方が、伊東から来られていて。

この間、徳造丸で金目鯛、食べたんだけど、と。

地元の方、お奨めは?

とお聞きしたら、表題の「かっぽれ」との答えで。

伊東駅の近くらしいんだけどね。

これで、またひとつ、アイテムがふえたわけです。

こういう会話、楽しくてね。

しかも、奥様のご実家が、お店とおつきあいのあった魚屋さんだそうで、

これこれこうで、とおっしゃってくだされば、ひょっとしたら一品、ふえるかも、と。

などの会話がね。

ほかにも、例の喫煙コーナーミーティングですね。

ま、富士は東京に近いせいか、タバコは会場のそとで、なぞの案内で。

雪にもなりそうな雨に震えながら、でしたが。

そこは現代の井戸端会議、人類の原点、とも言える場なわけで。

かっこ良くいえば、サンクチュアリ、アジールとも言えてね。

伊東の、温泉施設のパイプのメンテナンスをやってらっしゃる方などの話やらなにやらで。

これまた盛り上がり。

そんなこんなで、夜も更けたのでした。

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