どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

押入れに眠っているオオシマ

2016年10月03日 | 楽しい後期高齢生活のために
京都に続いて大阪でも茂山襲名記念公演へ。ここもめでたく満員。

このたびは友人を招待する。後ろの席の女性軍もお誘いあわせらしい。興奮していて声がでかい。

能と違うというか、京都と違うからか会場のざわめきや拍手の起こるチャンスも微妙にちがう。

友人は着物すがたの人を見て「私も持っているけど」とうらやましそうに言う。

せっかくの大島を仕立てただけで着たことがないそうな。もったいないというか、無駄と言うか。

今日みたいな時に着て来ればいいのに。

着慣れない着物姿を人に見られたくないいう。

うん、わからんでもないが、だからといって、普段きものは着ない。

着慣れたりするのは特別な人たちだ。そういう人と比べていたら、まあチャンスはないよ。


いいから繁盛亭にでも着ていったら、昼間は入場料100円引きだったはず。

左前だろうが、すそがちぐはぐだろうが、とりあえず着ればなんとかなる。

若い人が気軽に、あるいはいい加減に着ているのはほほえましい。

おばさんも、おばあさんも、もう今時のひとなのだから、着物を着慣れているハズはない。

そうかっこよく着られるはずはなかろうが、着たいんなら、着ればいい。

着物にすると、おタカイブランドの洋服着ているよりも女前がグイト高いと思うが。