Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

紫木蓮咲く

2008年04月08日 | 
『紫・・・それは高貴な色』
(1)


和光樹林公園は桜ばかりではなく、木に咲く花も素晴らしいものがあります。
この紫木蓮は相当な古木で、花も大きくて見ごたえがありました。
そもそも紫という色は、古の時代より高貴な色とされています。

仏教では紫は高貴な色とされており、高位の僧侶しか紫色の衣装を身につけることは許されませんでした。
神道でも上位の神官しか紫色の袴は着けられませんし、その延長上として相撲もまた然りです。
角界でも紫が最も高貴な色として用いられているようです。

撮影地:埼玉県和光市「県営和光樹林公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM(共通)
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/3200秒) 0.0EV 125㎜(200㎜相当・中間リング使用)
撮影年月日:2008年4月5日(土)


(2)


やや開きすぎの感はありますが、最も形が良い花に迫ってみましょう。
前ボケには葉の黄緑色を使い、画面の色合いが単調にならないようにしてみました。
逆光に映える花弁がまた何とも言えない高貴な色に思えてしまいますね。

撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/4000秒) 0.0EV 115㎜(184㎜相当・中間リング使用)


(3)


うーむ、これはちょっとゴチャゴチャしすぎちゃいましたね。
ソメイヨシノの古木と紫木蓮を絡めてみましたが・・・
花見客さえいなければ、もっといいポジションで捉えることが出来たことでしょう。

撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/4000秒) 0.0EV 115㎜(184㎜相当)


(4)


これは公園の入り口に咲いていたものですが、概して若木のほうが開花も早く、終わるのも早いようです。
花も小ぶりですが、これだけ密生していると、結構見ごたえがあります。
来年は旬を逃さないようにしなくっちゃ・・・今年はいろいろな花の開花状況がばらばらでしたね。

撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/3200秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)