Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

下里分校・癒しの空間(Ⅲ)

2008年04月14日 | 木のある風景
『郷愁の空間・・・そして再訪の誓い』
(1)


「下里分校」シリーズも三作目になりました。
似たような写真ばかりになってしまうかもしれませんが・・・(汗)
それだけ気に入ってしまったんですよ。

このカットは、敢えて桜の上部をカットして全体のボリューム感を表現したものです。
この距離で桜全体を入れると、多少間延びした構図になってしまう場合もあります。
あとは意図というか、どのように表現したいかで切り取り方は決まると思います。

撮影地:埼玉県比企郡小川町「下里分校」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/10.0) -0.3EV 35㎜(56㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年4月6日(日)



(2)


これは↑の写真に写っている桜を縦位置で捉え、さらに左半分だけフレームに入れています。
そのほうが印象が強く出ると思ったからで、まぁ、これはあくまでも個人的な嗜好の範疇でしょう。
とにかく「自分が表現したいように撮る」、これが一番でしょうか?

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/160秒 f/9.0) 0.0EV 35㎜(56㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


これは校庭の外れ近くで咲いている桜の木を前に配置して、奥行きを出そうと狙ったものです。
こんな場合は画面全部をシャープに見せたいところですので、広角を使ってある程度絞っています。
あまり絞りすぎると回折現象が現れるので、痛し痒しとなりますが・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S10~22mm F/3.5~4.5 USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/11.0) -0.3EV 18㎜(28㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


これは校舎を背にして、校庭の外れで咲いている桜を中心に構成してみたものです。
山が迫ってきており、そこに新緑や新芽が出た木が瑞々しく感じられました。
このカットだけ地面が入っていませんが、実は駐車場になっていて車が写るのを避けたからなんですよ。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/6.3) 0.0EV 90㎜(144㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


これは前作の「ゲートボールでエクササ~イズ!」の4枚目のカットとほぼ同じです。
それよりも、空を含めたやや広い空間を取り込むことで、ある種の窮屈間を取り除いてみました。
前作も悪くはないと思いますが、こちらのほうが伸びやかに思えてしまいました。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/7.1) 0.0EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


ラストは敷地外から撮影してみたものです。
何とも形がいい桜の木と校舎、そして、気持ちの良いほどの青空が全てです。
つくづく訪れて良かった!と思えた瞬間ですね。
「いつの日かまた訪れてみよう!」といった気持ちが心の中で芽生えました。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/160秒 f/9.0) -0.3EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)