ブログ「堺からのアピール」より転載させていただきます。まさに大スクープです!
大スクープ:立川教育委員が「従うべき府教委組織決定」(松井)はそもそも存在しなかった
「中原教育長パワハラ発言」に関して、松井知事が「組織決定する前に自由に発言するのは結構だが、決定後は組織に従うのは当然」と記者団に語ったことにつき、大阪府教育委員会事務局に対し、「認定子ども園の教室定員規制の緩和について、府教育委員会が何らかの『組織決定』をおこなった事実はあるか」と問い合わせをかけていたところ、今日(11月6日)の夕方に府教委事務局から回答がありました。
松井知事、女性教育委員に〝辞職勧告〟 橋下市長の〝盟友〟教育長の高圧発言問題で
2014.10.30 12:07更新 産経WEST
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/41017523.html
府教委事務局いわく、「認定子ども園の3歳児教室の定員を25人から35人に改める条例改正について、教育委員会会議に諮られた事実はない。ただし、急を要する事案について、教育委員会会議の開催を待つことができないときは、教育長による代決が認められている。本件は、10月8日に知事より諮問を受け、その翌日には議会に条例改正案を提出する必要があるという事情から、同日教育長により諮問内容を了とする旨の代決をおこなったものである」とのこと。
松井知事側は、議会提出のギリギリになって、当初の条例改正案に「認定子ども園3歳児クラスの35人化」を追加し、これを教委に諮問した。
中原教育長は臨時に教育委員会会議を開くなどすることなく、代決規定を利用して知事の提案を認める旨の『組織決定』を、即日一人でやり、それをほかの教育委員にも従うようにごり押しした、ということのようですね。
松井知事の「組織決定する前に自由に発言するのは結構だが、決定後は組織に従うのは当然」という発言を聴くと、いかにも立川委員が教育委員会会議で唱えた異論を引っ込めず、多数決による決定に反する意見に固執したかのような印象ですが、何のことはない、そもそも立川委員には「組織決定する前に自由に発言する」機会などなかった、ということです。