庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

キッチンクレーム続きとユニットバス

2006年07月25日 | 日記・エッセイ・コラム

明日来るといったキッチンメーカーは来なかった。リホームを依頼したプロパンガス屋さんだけが来て、キッチンの据付状況を確認して問題なしとのこと。レンジはキッチンメーカーへ返品する。代わりに別のレンジ(もっと良いもの?)を取り寄せてつけるとのこと。キッチンメーカーでは交換に日数がかかるため待てないとのことであった。リホームをプロパンガス屋さんに頼んでよかったと思った。

キッチンメーカーとリホーム屋さんの間でどんなやりとりがあったかはわからないが、このたびのクレームを通して、キッチンメーカーの品質管理のいい加減さがよくわかった。リホーム屋さんはガス器具取り扱いではもっとも信頼できる。なぜならガスが本業だから。キッチンメーカーの器具ではなくなることに安堵した。できれば箱(流し台)も取り替えてもらいたいところだがそれは言うまい。しかしレンジの取付がうまくいかない原因がまだわからない。なぜならすでにガス管を接続したため、簡単に取付部を見ることができない。もしレンジを取付ける部分、すなわち流し台の天板に不具合があるならさらなるクレームをしなければ。もうK社のものは一切買いたくない。

ところでユニットバスのほうは快適である。今日はそのT社のお客様係の方から電話があった。ユニットバスの掃除の方法を聞いたらお掃除読本なるものを送ってくれることに。他に最近新聞に載って気になっていた紫外線吸収剤について聞いたら後日回答するとのこと。二回目の電話で購入したユニットバスの色の確認があった。もしかして紫外線吸収剤と関係があるのかな。夕方三回目の電話があったが不在中で、もういちど架けなおすとの事であった。対応が非常によろしく、製品もよいようだ。キッチンもここに頼めばよかったと後悔する。

そういえば風呂場の古い洗面の陶器もT社製。数十年を経てなお気持ちよく使わせてもらった。このたびのユニットバス化によりお役御免となった。解体屋が取り外そうとしたがネジが固くて外せなかった。沈没する船の船長がその船から離れずに船と運命をともにするような意思がこの陶器にあるかのように思えた。大きな悲鳴とともに消えた。

もうひとつ風呂場の鏡もT社製であることがわかった。かつての風呂の記念遺物として残そうと取り外して汚れを落とすとT社の文字が見えてきた。ここに来たときから30年あまり湯垢が石灰のように付着していてこの文字を見たことがなかった。この風呂場で40年以上家人を見守ってきたこの鏡は手入れ不足にも歪むこともなかった。若干は汚れが残ってしまったが今度は玄関で家人ばかりではなくこの家の訪問客をも見守ってもらうことにした。下駄箱の上のちょっと目立たないところではあるがこれからもよろしく頼むよ。

もうひとつもう少し新しいものであるが水洗トイレもT社製である。これもすこぶる具合がよろしく、快適な生活を送らせてもらっている。このたびはトイレのドアを新品に交換、昔は男女別々で半畳ずつで、その名残の仕切りの壁を取り払った。そこでこの水洗トイレは一畳となってさらに快適空間となった。物を作る工場の管理状態はその作業屑をみればよくわかると教えていただいたことがあった。同じように人間も体から排出するものを見れば健康状態、時に精神状態までわかるものである。これからも家人の健康状態を見守ってくれたまえ。

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システムキッチンのクレーム

2006年07月25日 | 日記・エッセイ・コラム

24日(月)キッチンメーカーの営業マンが来た。開き戸の傾きをを水平に直す。1.引き戸のパネルの傾きも直した。2.香辛料を入れる小さな引出の大きく傾いたパネルについては引き出しのレールに当たる部分に何かスペーサーを入れて調整するというので、余計なものをつけたのではあとで困ることが起きる可能性があるので断った。よくよく見るとネジ止めされていたので緩めて締めなおして我慢できる程度になった。これらは簡単な調整で直せるが、現場で直すのは手間のかかるものである。客からクレームが来なければそのままにすることで組み立て費を節減したつもりなら大間違いで、後々までも笑い話ならぬメーカー不審になる。工場で組立時に冶具を使用すれば素人でもちゃんと傾きなく組み立てられ、現場の手間を省ける。組み立ても手間が増えることなく均一の組み立てができ、検査も同じような冶具を使用すれば計測などが省略され簡単になり、さらにクレームも減る、信用がつくなど一石二鳥どころか一石七鳥以上にもなる。これは設計者が単に品物だけのコスト低減しか考えないで、真にトータルコスト削減に汗を流そうとしない怠慢であろう。

レンジの傾きに起因する不具合については当の営業マンはお手上げ。私は営業で扉の水平を調整に来たので出来ないという。キッチンの据付不良によるかもと言う。この据付は限度内ではというと、限度外だという。限度の基準はと聞くとわからない。据付の傾きは確かに若干あるが、レンジの傾きはそれ以上でも限度内とでもいうのか。とにかく夕方わかる者を連れてくるとのこと。

夕方二人できた。据付の水平度を盛んに見ている。しかしレンジの傾きは別の要因が見えたので、レンジ本体とレンジのパネルの取り付けが傾いているので、どんなにキッチンを水平に施工しても直らないだろう、天板にぶら下がっているレンジはキッチンの箱が少々歪んでもレンジの問題は解決しないだろうと言うと、そのことは二人目の技術者は私の範囲外なのでわからないと。そしてキッチンの施工も問題ありとのこと。明日施工業者もきて調べるとのこと。

明日きたら、その時になってからレンジの不具合だ、その担当に連絡すると言われても待たされるだけなので、今すぐレンジの不具合の様子をしかるべき担当部署に連絡してくれといったが、とにかく営業所に帰ってからガスレンジ担当に連絡すると。不具合の写真はあるからすぐ連絡を取って据付の検討と平行してガスレンジの不具合も検討すれば時間の短縮になるからといっても取り合わない。メール等でどこにでも即座に送れるのだからガスレンジの不具合の程度だけでもすぐ判定できるはずなのに。これでは今日一日が無駄になったように明日も無駄になろう。

早く解決してもらいたくて写真を何枚も準備したが聞く耳を持たず、リホームは遅れるのが当たり前のような対応に立腹する。リホームは使用を中断して不便なのだから、リホームほど時間の感覚に敏感でなければならないのでは。新築とて時間に追われるのはあるからそれも大切である。とにかくリホームは緊急度が高いのが当たり前。営業マンはこの辺を考え、どうしたら短縮できるか考えるべきで、これをしないで、私は傾きだけを治しに来たなどというのは失格である。

そういえばこのC社ショウルームの説明は要領を得なかった。営業マンも要領を得ない。問題の全貌をみてどうしたら適切な処置を最短時間でできて客の要望にこたえられるか考えるる者がいない。夕方は少なくともこういうことを少しは考えてくれる担当者かと思いきや期待外れであった。また明日も同じようなことにならなければよいが。

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