![050330_142803 050330_142803](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e6/496d9ee57287443252123534366da4b1.jpg)
ビデオテープくらいの大きさの無数の箱がアルファベットと数字の識別番号のラベルを貼られてびっしり並んでいる。10人くらいの作業着を着た人たちが、こげ茶色の頑丈な木箱(まるで銃弾の運搬用のような木箱)に、その無数の箱を詰め込んでいる。
小さいわりにずしりと重いその箱の中身は活字。
写研の組版機ですら社内で見ることはほとんどなくなったこのご時世に、まだこれだけの量の(と言ってもこの写真ではわからないと思いますが)鉛の活字がどこかにあったらしい。
木箱に詰め込まれた活字は、「ひみつ階段」から「ひみつ通路」を通り、工場地下の「ひみつ工場」に運ばれている、らしい。「らしい」というのは、実際に作業している人はもちろん、関係してそうな誰に聞いても「誰の指示で何をやっているのか」わからないのだ。今んところ。
ひみつ工場で思い出したけど、週末に買ったマンガの一冊。唐沢商会の蒸気王がなかなかおもしろかった。
![JOUKI JOUKI](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d7/24c92bb33fa7427207a07066ac77ae24.jpg)