Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

活字はどこへ

2005年03月30日 | book
050330_142803

ビデオテープくらいの大きさの無数の箱がアルファベットと数字の識別番号のラベルを貼られてびっしり並んでいる。10人くらいの作業着を着た人たちが、こげ茶色の頑丈な木箱(まるで銃弾の運搬用のような木箱)に、その無数の箱を詰め込んでいる。

小さいわりにずしりと重いその箱の中身は活字。
写研の組版機ですら社内で見ることはほとんどなくなったこのご時世に、まだこれだけの量の(と言ってもこの写真ではわからないと思いますが)鉛の活字がどこかにあったらしい。

木箱に詰め込まれた活字は、「ひみつ階段」から「ひみつ通路」を通り、工場地下の「ひみつ工場」に運ばれている、らしい。「らしい」というのは、実際に作業している人はもちろん、関係してそうな誰に聞いても「誰の指示で何をやっているのか」わからないのだ。今んところ。

ひみつ工場で思い出したけど、週末に買ったマンガの一冊。唐沢商会の蒸気王がなかなかおもしろかった。
JOUKI


4 コメント

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いいなぁ活字。 ()
2005-03-30 17:47:47
いいなぁ活字。

むかし、神田の辺りの小さな待ちの印刷屋の前でじーーっと(ぼーーーっとかもしれない)組版しているところを見ていたら、印刷屋のおじさんに声をかけられて中を見せてもらったことがあります。(大学生だったか、仕事を始めてからだったかの話なんですけどね)
罫線活字の実物を見ていたく感動した覚えがあります。裏罫、表罫も実物を見ると、より一層の実感が湧いたのでした。

いいなぁ、
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そんなに「いいなあ」なの。 ()
2005-03-30 18:15:47
そんなに「いいなあ」なの。

じゃあ、少しギって来るわ。
箱の中見れないから、
何が出てくるかわかんないけど。
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鉛ね。 (座主)
2005-03-30 18:41:55
鉛ね。

長岡派オーディオマニアは喉から手が出る程欲しがる物ね。但し量は半端じゃない。幾らあっても使い道に困ることはないの。僕のアンプには20kg以上の鉛のインゴットが乗っている。
ま、ぎっくり腰にご用心。
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一箱ギってきた。(早いな!) ()
2005-03-30 18:43:01
一箱ギってきた。(早いな!)

開けてみたら欧文の「broadway」の40級くらいのわりかしでかい数字の0-9のセットでした。どんな書体かは検索してね。今日はもう帰るから。

ああ、活字を拾ってきて級数で書くのはおかしいか。でもポイントなんて単位使ったことないんだよなあ。
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