晩節を汚す

日産の会長　カルロス・ゴーン氏　（いまは容疑者と言うべきか？）　が逮捕された。
昨夕、テレビを点けて「ゴーン逮捕」の文字を見て、まさかと最初は信じられなかった。
夜の西川社長の記者会見を見ていても、
実は微罪での逮捕か？　会社内での権力闘争の具にされたのか？
と、にわかに信じられなかった。

しかし、微罪での社内調査のリークによる逮捕ならば、
日産のブランドイメージをこれ程まで壊しての公権力への告発はあり得ないだろう。

一夜明けて多くの情報が出てくるにつれて、
次第に「残念なことをされたものだ。」との思いが湧いてきた。

何れにしても、他人から追い落とされる可能性のあることをしていたとすれば、
脇が甘かったと言わざるを得ない。
世界第二位の販売台数を誇る自動車会社の経営トップに居るならば、
正々堂々と報酬を得れば良かったのに、、、。

優秀なるも苦労した生い立ちが、
最後に金の亡者になってしまった背景に有るとすれば、
お里が知れる、と昔の人が言っていた言葉が頭に過ぎる。